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JBO007071

【Jack Adakai】Navajo Vtg Extra Heavy TriangleWire Cuff c.1960

【Jack Adakai】Navajo Vtg Extra Heavy TriangleWire Cuff c.1960
286,000 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/Cwh3vE_PySO/?img_index=1
【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品で、非常に厚く太いトライアングル ワイヤー(竜骨型)をベースとした、同作者特有の造形が素晴らしいアンティーク/ビンテージバングルです。

ある程度サンドキャストによって成形したワイドなトライアングルワイヤーをベースに、複雑で力強いスタンプワークが施されたピース。
とてもクラシックでオーセンティックな技術・技法によって造形されていますが、本作の様に太いトライアングルワイヤーをベンドに構成した作品は、Jack Adakaiの作品以外では殆ど発見されていない、同作者の技術力とオリジナリティを有する貴重な作品となっています。


1960年代前後に作られた作品と思われ、ホールマークなどのディテールからJack Adakaiのキャリアの中では中期以前の作品と推測されます。

サンドキャスト(砂型鋳物)である程度成形された後、パウンティングやファイルワークによって、他に類を見ない程に重厚なトライアングルワイヤーに造形されたブレスレットです。

その様なバンドの上下対称に荒々しくも秀逸なクオリティのスタンプワークが刻まれています。
伝統的な技術で構成されたトラディショナルなバングルですが、間近で見ると細部までこだわりを感じる細かい細工が施された美しいスタンプツール/鏨のクオリティと、太いトライアングルシェイプにより、一見してジャック・アダカイの作品である事が判断可能な作品となっています。

また、内側にはホールマーク『J.A.』の刻印が見られます。



【Jack Adakai】ジャック・アダカイは、ナバホのシルバースミスの中でも高い技術を持つ名工として有名で、伝統的なスタイルからモダンで独創的な作品まで幅広く素晴らしい作品を残しています。

書籍などでは1953年生まれと紹介されていることがありますが、同名の別人と間違われているようです。実際には、娘である【Mattie Adakai】マティー・アダカイ氏が、1920年代に生まれて第二次世界大戦に従軍し、帰国後にトラックドライバーなどをしながらシルバースミスとしての腕を磨いたと証言しています。
また、息子は日本でも有名な作家【Ray Adakai】レイ・アダカイ氏であり、白人作家【John Hornbeck】ジョン・ホーンベックの義父、そして甥には【McKee Platero】マッキー・プラテロがいます。

1950年代には【NAVAJO GUILD】ナバホギルドのメンバーとして後進の育成やインディアンジュエリーの普及にも尽力し、やはり残されている作品群は、ナバホのトラディショナルな技術やスタイルを守りながら独自性を追求したピースが多く見られ、ナバホギルドから受け継いだ考え方や志が感じ取れます。
それらの価値観や技術は現在、Ray Adakai氏と現代ナバホのトップアーティストであるMcKee Platero氏に受け継がれているようです。
そして、上記の様に偉大な後進を育て、1980年代の半ば頃に亡くなっておられます。

こちらの作品もそんな【Jack Adakai】ジャック・アダカイによるナバホの古典スタイルを踏襲しながらも、その造形・デザインに独特の表情とオリジナリティが与えられた作品です。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミスAmbrose Roanhorseが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか1943年以前には『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に【Horned Moon/ホーンドムーン】と呼ばれる空を司る精霊をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。1950年代以降になってからは『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。
サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



こちらの作品は、幅広いバリエーションを持つナバホの巨匠【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品の中でも、最も人気が高く貴重な造形スタイルのバングルです。
ゴツく重厚なシルバーをベースに力強くエスニシティなスタンプワークが特徴的で、ビンテージインディアンジュエリー特有の武骨な印象を持った作品に仕上げられています。

さらに、腕に馴染みの良いシェイプと質感は、他のブレスレットとの重ね付けにも向いた造形ですが、本作の特別な厚みとボリューム感は単独でも特別な存在感を放ちます。

アートピース・ウェアラブルアートとしても高く評価されるハイエンドな作品の一つ。伝統的なスタイルを守りながらも一見して作者を認識させるアイデンティティーを有する作品であり、Jack Adakaiのシルバースミスとしての技巧と、アーティストとしての胆力を感じさせる作品です。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーのクスミや僅かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等はありますが、殆ど使用感を感じさせない素晴らしい状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品で、非常に厚く太いトライアングル ワイヤー(竜骨型)をベースとした、同作者特有の造形が素晴らしいアンティーク/ビンテージバングルです。

ある程度サンドキャストによって成形したワイドなトライアングルワイヤーをベースに、複雑で力強いスタンプワークが施されたピース。
とてもクラシックでオーセンティックな技術・技法によって造形されていますが、本作の様に太いトライアングルワイヤーをベンドに構成した作品は、Jack Adakaiの作品以外では殆ど発見されていない、同作者の技術力とオリジナリティを有する貴重な作品となっています。


1960年代前後に作られた作品と思われ、ホールマークなどのディテールからJack Adakaiのキャリアの中では中期以前の作品と推測されます。

サンドキャスト(砂型鋳物)である程度成形された後、パウンティングやファイルワークによって、他に類を見ない程に重厚なトライアングルワイヤーに造形されたブレスレットです。

その様なバンドの上下対称に荒々しくも秀逸なクオリティのスタンプワークが刻まれています。
伝統的な技術で構成されたトラディショナルなバングルですが、間近で見ると細部までこだわりを感じる細かい細工が施された美しいスタンプツール/鏨のクオリティと、太いトライアングルシェイプにより、一見してジャック・アダカイの作品である事が判断可能な作品となっています。

また、内側にはホールマーク『J.A.』の刻印が見られます。



【Jack Adakai】ジャック・アダカイは、ナバホのシルバースミスの中でも高い技術を持つ名工として有名で、伝統的なスタイルからモダンで独創的な作品まで幅広く素晴らしい作品を残しています。

書籍などでは1953年生まれと紹介されていることがありますが、同名の別人と間違われているようです。実際には、娘である【Mattie Adakai】マティー・アダカイ氏が、1920年代に生まれて第二次世界大戦に従軍し、帰国後にトラックドライバーなどをしながらシルバースミスとしての腕を磨いたと証言しています。
また、息子は日本でも有名な作家【Ray Adakai】レイ・アダカイ氏であり、白人作家【John Hornbeck】ジョン・ホーンベックの義父、そして甥には【McKee Platero】マッキー・プラテロがいます。

1950年代には【NAVAJO GUILD】ナバホギルドのメンバーとして後進の育成やインディアンジュエリーの普及にも尽力し、やはり残されている作品群は、ナバホのトラディショナルな技術やスタイルを守りながら独自性を追求したピースが多く見られ、ナバホギルドから受け継いだ考え方や志が感じ取れます。
それらの価値観や技術は現在、Ray Adakai氏と現代ナバホのトップアーティストであるMcKee Platero氏に受け継がれているようです。
そして、上記の様に偉大な後進を育て、1980年代の半ば頃に亡くなっておられます。

こちらの作品もそんな【Jack Adakai】ジャック・アダカイによるナバホの古典スタイルを踏襲しながらも、その造形・デザインに独特の表情とオリジナリティが与えられた作品です。



【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドはインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等、【The United Indian Trader’s Association】(UITA)とも近しい目的の為に、ナバホのシルバースミス達の手によって組織されました。

中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミスAmbrose Roanhorseが代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。

ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。

さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか1943年以前には『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。
その後、1943年に【Horned Moon/ホーンドムーン】と呼ばれる空を司る精霊をモチーフとしたシンボルがナバホギルドの象徴として商標登録されており、諸説ありますが1940年代後半頃からホールマークとして作品に刻印されるようになったようです。1950年代以降になってからは『NAVAJO』の文字や、銀含有率92.5%の地金であることを示す『STERLING』の刻印が追加されていきます。
また、1940年代後半以降でもホールマークの刻印が刻まれていない個体も多く発見されています。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金技術のクラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。
サードジェネレーションと呼ばれる第3世代の作家ですが、さらに古い年代の伝統を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。



こちらの作品は、幅広いバリエーションを持つナバホの巨匠【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品の中でも、最も人気が高く貴重な造形スタイルのバングルです。
ゴツく重厚なシルバーをベースに力強くエスニシティなスタンプワークが特徴的で、ビンテージインディアンジュエリー特有の武骨な印象を持った作品に仕上げられています。

さらに、腕に馴染みの良いシェイプと質感は、他のブレスレットとの重ね付けにも向いた造形ですが、本作の特別な厚みとボリューム感は単独でも特別な存在感を放ちます。

アートピース・ウェアラブルアートとしても高く評価されるハイエンドな作品の一つ。伝統的なスタイルを守りながらも一見して作者を認識させるアイデンティティーを有する作品であり、Jack Adakaiのシルバースミスとしての技巧と、アーティストとしての胆力を感じさせる作品です。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーのクスミや僅かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等はありますが、殆ど使用感を感じさせない素晴らしい状態を保っています。
Size

メンズサイズ S - ML 程度
レディースサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約60.4㎜    正面幅(高さ) 約14.5㎜
内周 約135㎜    開口部 約29㎜
Inside Measurement 5 5/16inch   opening 1 1/8inch

※バングルはサイズ調整可能です。S~MLサイズの男性、ML~XLサイズの女性であれば多くの方にフィットすると思われます。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けください。

Material

Silver
        約78.4g