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JBO0017159

Atq Navajo『ON BOOK』T-bird Applique Ingot Silver Cuff c.1920~

Atq Navajo『ON BOOK』T-bird Applique Ingot Silver Cuff c.1920~
78,100 円(税込)
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Atq Navajo『ON BOOK』T-bird Applique Ingot Silver Cuff c.1920~
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/CtB6lsTvynS/
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、サンダーバードのアップリケがメインに構成された初期のツーリスト向け作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形された硬く滑らかなバンド(地金)を初め、質の高いオールハンドメイドのシルバーワークが特徴的なアンティーク/ビンテージバングルです。

また本作は、故Dennis June氏の著書『Fred Harvey Jewelry』の65ページで紹介されているピースそのもの(ON BOOK)です。
当店ではDennis June氏との長きにわたるリレーションシップを持ち、大変懇意にして頂きました。多くの事を学ぶ機会を頂き、今後も沢山のご協力を仰ぎたいと考えておりましたが、大変残念ながら2020年に永眠されております。
その後、同氏が1965年から経営したギャラリーを受け継いだご家族より、前述の著書に掲載されている作品の一部を譲り受けました。こちらもそれらの中の一つとなっております。


1910年代末頃~1930年代頃の作品と思われ、キャッチーなサンダーバードモチーフ等から【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃に観光客向け/ツーリストアイテムとして作られた初期の作品と推測されます。
また、後に作られる多くのツーリストアイテムのデザインソースになったオリジナル作品の一つです。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金はとても滑らかで硬い質感に仕上げられており、その中央にどこか愛らしいサンダーバードのアップリケが施されています。
さらに、サンダーバードのセンターにはアーシーなグリーンターコイズがマウントされており、翼や足等の細部を描き出しているスタンプツール(刻印・鏨)もアンティーク独特の素晴らしいクオリティを誇ります。

『スタンプワーク』という技術は、スタンプ/刻印・鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのスタンプツールはシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。
そして、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツール/鏨を制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスは優れたスタンプメーカーと同義です。

また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持ち、アンティーク作品独特の特徴ともなっています。

本作では素朴ながらクオリティの高いスタンプ(鏨・刻印)が力強く刻まれており、全てのディテールがナバホの伝統的なシルバーワークで構成された作品ですが、作者の高い技術力とクリエイティビティも感じられるブレスレットとなっています。


バンドの内側(フロント部)には過去のリペア跡が確認できます。補強を含めしっかりとロウ付けで補修されており、強度・着用感ともに問題の無い状態となっていますが、サンダーバードとそのサイドのスタンプ部分に少し銀ロウが流れています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
本作の内側に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。

1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーから成形された作品特有の硬く滑らかな質感が特徴的で、奥行きのあるスタンプワーク等を含め丁寧で質の高いシルバーワークが特徴的なブレスレットです。
さらに、ツーリストジュエリーにカテゴライズするには、特別な質とオリジナリティを有する作品であり、そのデザインセンスにおいても突出したクオリティーを持つハイエンドな作品となっています。

アイコニックなサンダーバードモチーフによるキャッチーな印象と共に、伝統的な技法を受け継ぐアンティークジュエリーのヘリテイジ感を持っており、シルバーワークの高い技術力を反映する完成度は、量産されたピースにはない迫力とハンドメイド独特の温もりを感じさせます。

インディアンジュエリーらしい質感や武骨さも備え、ON BOOKというスペシャリティも含め大変コレクタブルな作品ですが、リペア跡が確認できることにより、トレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションは、前述の通りフロント内側に補強を含むリペアの跡が確認できます。ただし、非常に巧くリペアされており、強度や着用感には問題の無い状態です。また、ハンドメイド特有の制作上のムラなどは見られますが、特にダメージの無いコンディションです。
内側の一部には、インゴット製法による独特の亀裂がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご使用にあたって破損につながる亀裂ではありません。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、サンダーバードのアップリケがメインに構成された初期のツーリスト向け作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形された硬く滑らかなバンド(地金)を初め、質の高いオールハンドメイドのシルバーワークが特徴的なアンティーク/ビンテージバングルです。

また本作は、故Dennis June氏の著書『Fred Harvey Jewelry』の65ページで紹介されているピースそのもの(ON BOOK)です。
当店ではDennis June氏との長きにわたるリレーションシップを持ち、大変懇意にして頂きました。多くの事を学ぶ機会を頂き、今後も沢山のご協力を仰ぎたいと考えておりましたが、大変残念ながら2020年に永眠されております。
その後、同氏が1965年から経営したギャラリーを受け継いだご家族より、前述の著書に掲載されている作品の一部を譲り受けました。こちらもそれらの中の一つとなっております。


1910年代末頃~1930年代頃の作品と思われ、キャッチーなサンダーバードモチーフ等から【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃に観光客向け/ツーリストアイテムとして作られた初期の作品と推測されます。
また、後に作られる多くのツーリストアイテムのデザインソースになったオリジナル作品の一つです。

インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金はとても滑らかで硬い質感に仕上げられており、その中央にどこか愛らしいサンダーバードのアップリケが施されています。
さらに、サンダーバードのセンターにはアーシーなグリーンターコイズがマウントされており、翼や足等の細部を描き出しているスタンプツール(刻印・鏨)もアンティーク独特の素晴らしいクオリティを誇ります。

『スタンプワーク』という技術は、スタンプ/刻印・鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのスタンプツールはシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。
そして、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツール/鏨を制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスは優れたスタンプメーカーと同義です。

また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持ち、アンティーク作品独特の特徴ともなっています。

本作では素朴ながらクオリティの高いスタンプ(鏨・刻印)が力強く刻まれており、全てのディテールがナバホの伝統的なシルバーワークで構成された作品ですが、作者の高い技術力とクリエイティビティも感じられるブレスレットとなっています。


バンドの内側(フロント部)には過去のリペア跡が確認できます。補強を含めしっかりとロウ付けで補修されており、強度・着用感ともに問題の無い状態となっていますが、サンダーバードとそのサイドのスタンプ部分に少し銀ロウが流れています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、『限界の無い幸福』を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
本作の内側に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。

1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーから成形された作品特有の硬く滑らかな質感が特徴的で、奥行きのあるスタンプワーク等を含め丁寧で質の高いシルバーワークが特徴的なブレスレットです。
さらに、ツーリストジュエリーにカテゴライズするには、特別な質とオリジナリティを有する作品であり、そのデザインセンスにおいても突出したクオリティーを持つハイエンドな作品となっています。

アイコニックなサンダーバードモチーフによるキャッチーな印象と共に、伝統的な技法を受け継ぐアンティークジュエリーのヘリテイジ感を持っており、シルバーワークの高い技術力を反映する完成度は、量産されたピースにはない迫力とハンドメイド独特の温もりを感じさせます。

インディアンジュエリーらしい質感や武骨さも備え、ON BOOKというスペシャリティも含め大変コレクタブルな作品ですが、リペア跡が確認できることにより、トレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆


コンディションは、前述の通りフロント内側に補強を含むリペアの跡が確認できます。ただし、非常に巧くリペアされており、強度や着用感には問題の無い状態です。また、ハンドメイド特有の制作上のムラなどは見られますが、特にダメージの無いコンディションです。
内側の一部には、インゴット製法による独特の亀裂がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご使用にあたって破損につながる亀裂ではありません。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度

内径最大幅 約61.3㎜    正面幅(高さ) 約22.9㎜
内周 約142㎜    開口部 約28㎜
Inside Measurement 5 5/8inch   opening 1 1/8 inch 

※バングルはサイズ調整可能です。ML~XXLサイズの男性であればほとんどの方にフィットすると思われます。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver, Green Turquoise    約19.0g