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JBO006831

Antique Navajo Indian Chief Profile Ingot Silver Cuff c.1910

Antique Navajo Indian Chief Profile Ingot Silver Cuff c.1910
253,000 円(税込)
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Antique Navajo Indian Chief Profile Ingot Silver Cuff c.1910
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【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのシルバースミスによるアンティークジュエリー、ターミナル(両端)にインディアンヘッド/チーフヘッドのデザインがあしらわれた『チーフプロファイル』とも呼ばれる造形スタイルのアンティーク/ビンテージバングル。初期ツーリストジュエリーの中でも非常に高い希少性を有し、現在では市場に出る事が殆どない作品の一つとなっています。
また、使用した形跡の見られないコンディションにもスペシャリティを持ったブレスレットです。

1910年代~1920年代初頭頃に作られたと思われる作品で、本作も【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つですが、それらの中でも最初期に作られた作品であり、ミュージアムクオリティを誇る一点物の作品です。もちろん全ての工程を一人の職人が担当し、全てハンドメイドで丁寧に仕上げられており、分業化や量産化されたものとは一線を画すクオリティーとなっています。

インゴットシルバー(銀塊)から、ハンマーワークによって成形されたバンド/地金をベースとしており、硬い質感やフロントとターミナルで厚みの異なったバンドも本作の特徴となっています。
そのフロント部分には、プリミティブでどこか有機的な雰囲気を持つスタンプワークが刻まれ、その左右には大きくアローのスタンプが配される事で、ビンテージインディアンジュエリーらしくオーセンティックな表情となっています。そして、ターミナル(両端)には本作の最大の特徴となっているインディアンチーフヘッズが造形されています。左右で上下が非対称となった構成で、フェザーをモチーフとしたスタンプ(鏨)を駆使することで、ウォーボンネット/ヘッドドレスが表現されています。さらに、インディアンチーフの細部が描き出され、それらが描き出す紋様に呼応するように、ターミナルの厚みと上下のエッジにもファイルワーク(ヤスリで削る技術)が施されています。そのさりげなくも手間の掛かったディテールにより、奥行きと立体感のある作品に仕上がっており、アンティークジュエリー独特の表情を演出しているようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
こちらのブレスレットにおいて、各部に見られるようなシルバーの重なったような細かな亀裂部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。※ダメージではありません。このようなディテールはインゴットシルバーのマークとも呼ばれ、コレクターやディーラーの間ではとても高い需要を誇ります。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


【War Bonnet/Headdress】ウォーボンネット/ヘッドドレスは、頭に着ける羽飾りのことで、スタンプ(鏨)のモチーフとしてはセレモニアルダンス/儀式でのダンスを表します。こちらの作品の様なインディアンチーフのモチーフではほとんどの作品において、象徴的にウォーボンネットを装着したインディアンヘッドが描かれています。

【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


このようなインディアンヘッドをターミナルにあしらったブレスレットは、アンティークジュエリーの名作として大変高く評価されており、ほとんど市場に出ることがなくなりました。また、多くのリバイバル/復刻作品が作られているデザインですが、本作は間違いなく1910年代~1920年代前半頃に制作された作品です。
重量も<約26g>としっかりとした厚みと重厚感を有し、同スタイルの作品としては厚みや重量感のある個体となっています。

さらに、本作はターミナルのインディアンヘッドデザインだけでなく、フロント部のスタンプワークによるデザイン・造形も秀逸で、アンティーク独特の雰囲気と神秘的な魅力さえ感じさせるブレスレットです。
シルバーのみで構成され、有機的で柔らかなスタンプワークの印象等により、ナチュラルに多くのスタイルに馴染む汎用性も与えられているようです。

※着用にあたってターミナルをフロントに着用する事も可能ですが、その場合にはハーフサイズ以上のゆとりが必要となり、脱着方法にも注意が必要です。詳しくはお問い合わせくださいませ。

ツーリストジュエリー最初期に制作された非常に高い資料価値を有し、ビンテージコレクターからの需要も突出して高い造形スタイルの作品。アンティーク工芸品としても評価され、ミュージアム収蔵品としても散見される質や希少性を有する作品の一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。アンティークピースながら、エッジの摩耗が全くない未使用と推測される状態です。長い保管期間による多少のシルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、殆ど未使用のままで保管されていたと推測されます。
また、部分的にインゴット製法による独特の亀裂がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご使用にあたって破損につながる亀裂ではありません。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのシルバースミスによるアンティークジュエリー、ターミナル(両端)にインディアンヘッド/チーフヘッドのデザインがあしらわれた『チーフプロファイル』とも呼ばれる造形スタイルのアンティーク/ビンテージバングル。初期ツーリストジュエリーの中でも非常に高い希少性を有し、現在では市場に出る事が殆どない作品の一つとなっています。
また、使用した形跡の見られないコンディションにもスペシャリティを持ったブレスレットです。

1910年代~1920年代初頭頃に作られたと思われる作品で、本作も【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つですが、それらの中でも最初期に作られた作品であり、ミュージアムクオリティを誇る一点物の作品です。もちろん全ての工程を一人の職人が担当し、全てハンドメイドで丁寧に仕上げられており、分業化や量産化されたものとは一線を画すクオリティーとなっています。

インゴットシルバー(銀塊)から、ハンマーワークによって成形されたバンド/地金をベースとしており、硬い質感やフロントとターミナルで厚みの異なったバンドも本作の特徴となっています。
そのフロント部分には、プリミティブでどこか有機的な雰囲気を持つスタンプワークが刻まれ、その左右には大きくアローのスタンプが配される事で、ビンテージインディアンジュエリーらしくオーセンティックな表情となっています。そして、ターミナル(両端)には本作の最大の特徴となっているインディアンチーフヘッズが造形されています。左右で上下が非対称となった構成で、フェザーをモチーフとしたスタンプ(鏨)を駆使することで、ウォーボンネット/ヘッドドレスが表現されています。さらに、インディアンチーフの細部が描き出され、それらが描き出す紋様に呼応するように、ターミナルの厚みと上下のエッジにもファイルワーク(ヤスリで削る技術)が施されています。そのさりげなくも手間の掛かったディテールにより、奥行きと立体感のある作品に仕上がっており、アンティークジュエリー独特の表情を演出しているようです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
こちらのブレスレットにおいて、各部に見られるようなシルバーの重なったような細かな亀裂部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。※ダメージではありません。このようなディテールはインゴットシルバーのマークとも呼ばれ、コレクターやディーラーの間ではとても高い需要を誇ります。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


【War Bonnet/Headdress】ウォーボンネット/ヘッドドレスは、頭に着ける羽飾りのことで、スタンプ(鏨)のモチーフとしてはセレモニアルダンス/儀式でのダンスを表します。こちらの作品の様なインディアンチーフのモチーフではほとんどの作品において、象徴的にウォーボンネットを装着したインディアンヘッドが描かれています。

【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


このようなインディアンヘッドをターミナルにあしらったブレスレットは、アンティークジュエリーの名作として大変高く評価されており、ほとんど市場に出ることがなくなりました。また、多くのリバイバル/復刻作品が作られているデザインですが、本作は間違いなく1910年代~1920年代前半頃に制作された作品です。
重量も<約26g>としっかりとした厚みと重厚感を有し、同スタイルの作品としては厚みや重量感のある個体となっています。

さらに、本作はターミナルのインディアンヘッドデザインだけでなく、フロント部のスタンプワークによるデザイン・造形も秀逸で、アンティーク独特の雰囲気と神秘的な魅力さえ感じさせるブレスレットです。
シルバーのみで構成され、有機的で柔らかなスタンプワークの印象等により、ナチュラルに多くのスタイルに馴染む汎用性も与えられているようです。

※着用にあたってターミナルをフロントに着用する事も可能ですが、その場合にはハーフサイズ以上のゆとりが必要となり、脱着方法にも注意が必要です。詳しくはお問い合わせくださいませ。

ツーリストジュエリー最初期に制作された非常に高い資料価値を有し、ビンテージコレクターからの需要も突出して高い造形スタイルの作品。アンティーク工芸品としても評価され、ミュージアム収蔵品としても散見される質や希少性を有する作品の一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。アンティークピースながら、エッジの摩耗が全くない未使用と推測される状態です。長い保管期間による多少のシルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、殆ど未使用のままで保管されていたと推測されます。
また、部分的にインゴット製法による独特の亀裂がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご使用にあたって破損につながる亀裂ではありません。
Size

メンズサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約63.8㎜    正面幅(高さ) 約15.1㎜
内周 約149㎜    開口部 約25㎜
Inside Measurement 5 7/8inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能となっており、本作はLサイズ以上の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver
        約26.1g