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JPO016377

Antique Navajo Chiseled Ingot Silver Pin w/Turquoise c.1940

Antique Navajo Chiseled Ingot Silver Pin w/Turquoise c.1940
96,800 円(税込)
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Antique Navajo Chiseled Ingot Silver Pin w/Turquoise  c.1940
  • Antique Navajo Chiseled Ingot Silver Pin w/Turquoise  c.1940
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【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から非常に手の込んだシルバーワークによって彫刻的かつ肉感的に作り上げられた作品。インディアンジュエリーらしい武骨さを持ちながらシルバーワークの質によってアートピースの様な上質感と存在感の与えられたハイエンドなアンティーク/ビンテージピンブローチです。

ホールマーク(作者やショップのサイン)等の刻印がなく、ディテールからその制作年代を特定するのが難しい作品となっており、1940年代前後に作られたものと推測されますが、可能性としては1930年代~1960年代頃まで考え得る作品です。
インゴットシルバー(銀塊)から成形された地金は非常に硬質な肌となっており、ずっしりとした重量感を持ちピンブローチとしては迫力のあるボリューム感となっています。バー状のシェイプをベースとし『Chasing/チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術、さらに『ファイルワーク』というヤスリで削る原始的な技法を駆使することで、立体的な凹凸のラインが形成されています。またそれらは、センターに菱形/ダイヤ型を作り、その左右にはバースト(放射状)ラインが築かれています。それらのラインは、上下のエッジに至るまで深く立体的な刻みが形成されており、作品に彫刻作品の様な立体感や有機的な印象を与えているようです。
さらに、菱形を描き出す凹凸ライン上には細かなスタンプワークが刻まれており、そのスタンプ(鏨)ツール等からは『U.S.NAVAJO』の刻印で知られる【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)の認証を受けたトレーディングポストやインディアンスクールの彫金クラス、または【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』で制作された作品が想起されますが、明確な詳細は不明となっています。
中央には味わい深いカボションカットターコイズがマウントされており、両サイドには大きなシルバーボールが配されることで、立体的な造形により一層の奥行きや肉感的な迫力をもたらしています。

また、全体に柔らかなアールがつけられていることで、独特な上質感や立体的な迫力が与えられています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。
上記全てのディテールはナバホの伝統的な技術や造形スタイルとなっており、武骨で荒々しい表情も感じさせますが、高い技術力に裏打ちされた秀逸なシルバーワークにより大変上質な作品に仕上げられています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では、一度溶かしたシルバーをハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばす、鍛冶仕事に近い方法によってジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力となっています。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


アンティークインディアンジュエリー独特の造形美や味わい、武骨さを感じさせながら、質が高く手の込んだシルバーワークにより、アートピース/ウェアラブルアートとしても評価できるジュエリー作品となっています。
またバー形状のシェイプが使いやすく、少しボリューム感のあるピンブローチですが、多くのスタイルにとても馴染みの良い印象です。ラペル等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。

古いインディアンジュエリー独特の重厚感や迫力を有し、有機的でエスニシティーな魅力を湛えるアンティークジュエリー。類似作品を発見する事は不可能に近い、非常にコレクタブルでハイエンドな作品となっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ、ニードルパーツに多少の歪みが確認できますが使用に支障なく、特にダメージの無い素晴らしい状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から非常に手の込んだシルバーワークによって彫刻的かつ肉感的に作り上げられた作品。インディアンジュエリーらしい武骨さを持ちながらシルバーワークの質によってアートピースの様な上質感と存在感の与えられたハイエンドなアンティーク/ビンテージピンブローチです。

ホールマーク(作者やショップのサイン)等の刻印がなく、ディテールからその制作年代を特定するのが難しい作品となっており、1940年代前後に作られたものと推測されますが、可能性としては1930年代~1960年代頃まで考え得る作品です。
インゴットシルバー(銀塊)から成形された地金は非常に硬質な肌となっており、ずっしりとした重量感を持ちピンブローチとしては迫力のあるボリューム感となっています。バー状のシェイプをベースとし『Chasing/チェイシング』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術、さらに『ファイルワーク』というヤスリで削る原始的な技法を駆使することで、立体的な凹凸のラインが形成されています。またそれらは、センターに菱形/ダイヤ型を作り、その左右にはバースト(放射状)ラインが築かれています。それらのラインは、上下のエッジに至るまで深く立体的な刻みが形成されており、作品に彫刻作品の様な立体感や有機的な印象を与えているようです。
さらに、菱形を描き出す凹凸ライン上には細かなスタンプワークが刻まれており、そのスタンプ(鏨)ツール等からは『U.S.NAVAJO』の刻印で知られる【Indian Arts & Crafts Board】(IACB)の認証を受けたトレーディングポストやインディアンスクールの彫金クラス、または【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』で制作された作品が想起されますが、明確な詳細は不明となっています。
中央には味わい深いカボションカットターコイズがマウントされており、両サイドには大きなシルバーボールが配されることで、立体的な造形により一層の奥行きや肉感的な迫力をもたらしています。

また、全体に柔らかなアールがつけられていることで、独特な上質感や立体的な迫力が与えられています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。
上記全てのディテールはナバホの伝統的な技術や造形スタイルとなっており、武骨で荒々しい表情も感じさせますが、高い技術力に裏打ちされた秀逸なシルバーワークにより大変上質な作品に仕上げられています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では、一度溶かしたシルバーをハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばす、鍛冶仕事に近い方法によってジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力となっています。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


アンティークインディアンジュエリー独特の造形美や味わい、武骨さを感じさせながら、質が高く手の込んだシルバーワークにより、アートピース/ウェアラブルアートとしても評価できるジュエリー作品となっています。
またバー形状のシェイプが使いやすく、少しボリューム感のあるピンブローチですが、多くのスタイルにとても馴染みの良い印象です。ラペル等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。

古いインディアンジュエリー独特の重厚感や迫力を有し、有機的でエスニシティーな魅力を湛えるアンティークジュエリー。類似作品を発見する事は不可能に近い、非常にコレクタブルでハイエンドな作品となっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーのクスミやハンドメイド作品特有の制作上のムラ、ニードルパーツに多少の歪みが確認できますが使用に支障なく、特にダメージの無い素晴らしい状態を保っています。
Size

縦 約2.0㎝   横 約8.2㎝

Material

Silver, Turquoise