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JNZ016165

【Horace Iule】Zuni Knifewing Top Necklace w/Turquoise c.1935~

【Horace Iule】Zuni Knifewing Top Necklace w/Turquoise c.1935~
27,500 円(税込)
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【ZUNI】ズニの偉大な作家【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)の作品と推定可能なアンティーク/ビンテージネックレス。ズニ族にとって戦いの神である精霊『Knifewing/ナイフウイング』は、同作者がインディアンジュエリーに取り込んだモチーフとされており、小さなサイズのトップながら、スタンプワーク等を含め非常に質の高いシルバーワークも特徴的な作品となっています。

本作にはホールマーク(作者やショップ等のサイン)が刻印されていませんが、【United Indian Trader's Association】(UITA)において、【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレストレーディングポストを表す『UITA2』のホールマークが入る作品の中に類似したものが見つかっており、デザインや使用されているスタンプ(鏨)等により、同トレーディングポストに作品を供給していた作家であるHorace Iuleによって制作された作品である事が特定可能となっています。
同じくC. G. Wallace Trading Postを代表する作家の一人であるズニの伝説的な巨匠【Juan De Dios】ファン・デ・ディオス(1882~190??)も類似したスタイルの作品を残しており、Horace Iuleの子孫たちも受け継いでいる造形スタイルではありますが、スタンプワークを始めとするのシルバーワークの質や、ナイフウイングの細部のデザイン/造形は、Horace Iuleによる作品であることを示しています。

1930年代後半~1950年代前半頃に作られた作品と思われ、現在のズニジュエリーでは例外的な技術である、サンドキャスト(砂型鋳物)で成形されたトップは小さいサイズですが、ナイフウイングの動きのある造形が秀逸で、上質感と迫力さえも感じさせるシルバーワークによって形作られています。
サンドキャストによって成形されている為、立体的で彫の深い造形となっており、さらに全体に細く上質なスタンプワークが施されることでしっかりと細部が描き出されています。またその中央部分には、とても味わい深いナチュラルターコイズがセットされています。小さな石ですが現在もハイグロスを保ち、美しい発色を見せるターコイズとなっています。
付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚な925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。


【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレは、ズニ族の中でも最も著名な作家の一人として認知されていますが、同氏の祖父【Sneezing Man】はインディアンシルバースミスの最初期の一人として歴史上の人物になっています。
そんな環境で育ったHorace Iuleは、アリゾナ州フェニックスのインディアンスクールで鍛冶技術を学び、1920年代終わりごろからジュエリーの制作を始めたようです。そして、1930年代後半にはスプーンや灰皿、インゴットから成形したブレスレット等を多数生み出し、ビレッジ(村)の中で最高の技術を持ったシルバースミスの一人として、当時から高い知名度を誇っていたようです。
さらに、氏は2つのクリエイションでとても有名です。一つは本作と同じ、『カチナ』と言うズニの精霊をモチーフとしてジュエリーに初めて取り入れた事、もう一つがキャスト成形によるクロスモチーフのピースです。クロスモチーフはさらに古い年代(1880年代~)からみられるものですが、Horace Iuleはキャストとスタンプワークを駆使した多くの美しい作品を生み出し、クロスと言えばHorace Iuleと言う確固たる地位を築きました。
また多くの子供を残し、現在ではひ孫までインディアンジュエリー作家として活動し、今もなおホレスの影響を色濃く残した作品が多く生み出されています。

そして、同作者を代表する造形である、本作の様なナイフウィングモチーフのジュエリーは【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、アメリカ中西部の観光客向けのスーベニアジュエリーでも多く作られる事となります。それらメーカー/マニュファクチャーによって量産化されたジュエリーのデザインソースとなった『オリジナル』作品が本作であり、Horace Iuleの残した功績の一つです。


【Knifewing】ナイフウイングは、ズニ族においてナイフの翼を持った戦争の神として考えられ、【Rainbow Man】レインボーマンと共にジュエリーのモチーフとしてだけでなく、ズニを代表するモチーフとして広く知られています。


ズニの人々にとって非常に重要であり戦いの精霊でありながら、本作のナイフウイングのどこかとぼけた表情は、キャッチーな雰囲気と不思議な魅力を放っています。
そして、Horace Iuleの遺したナイフウイングモチーフの作品の中でもシルバーワークの質、完成度が高い個体です。全てハンドメイドで形作られた味わいと高い完成度を誇るシルバーワークによって、キャッチーなデザインに上質感や風格のある印象をもたらしているようです。

小さなトップの為、細かく確認しなければ伝わりにくいシルバーワークの素晴らしさですが、それが遠目にも奥行きを感じさせる複雑な質感を生み出しています。
また、その控えめなボリューム感により、性別を問わず多くのコーディネイトに取り入れて頂きやすく、色々なスタイルに馴染みの良い印象です。さらに、男性向けとしても重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことができるネックレスとなっています。

ミュージアム収蔵品も多いホレス・イウレ作品の中でも秀逸なシルバーワークが特徴的なオリジナルピースであり、史料価値も高くトレジャーハントプライスなピースの一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーに多少のクスミや細かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージはなく大変良好な状態を保っています。
また、ターコイズもマトリックス部分には天然石由来の僅かな凹凸等が見られますが、現在も艶のあるとても良いコンディションを保っています。
【ZUNI】ズニの偉大な作家【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)の作品と推定可能なアンティーク/ビンテージネックレス。ズニ族にとって戦いの神である精霊『Knifewing/ナイフウイング』は、同作者がインディアンジュエリーに取り込んだモチーフとされており、小さなサイズのトップながら、スタンプワーク等を含め非常に質の高いシルバーワークも特徴的な作品となっています。

本作にはホールマーク(作者やショップ等のサイン)が刻印されていませんが、【United Indian Trader's Association】(UITA)において、【C. G. Wallace Trading Post】C.G.ウォレストレーディングポストを表す『UITA2』のホールマークが入る作品の中に類似したものが見つかっており、デザインや使用されているスタンプ(鏨)等により、同トレーディングポストに作品を供給していた作家であるHorace Iuleによって制作された作品である事が特定可能となっています。
同じくC. G. Wallace Trading Postを代表する作家の一人であるズニの伝説的な巨匠【Juan De Dios】ファン・デ・ディオス(1882~190??)も類似したスタイルの作品を残しており、Horace Iuleの子孫たちも受け継いでいる造形スタイルではありますが、スタンプワークを始めとするのシルバーワークの質や、ナイフウイングの細部のデザイン/造形は、Horace Iuleによる作品であることを示しています。

1930年代後半~1950年代前半頃に作られた作品と思われ、現在のズニジュエリーでは例外的な技術である、サンドキャスト(砂型鋳物)で成形されたトップは小さいサイズですが、ナイフウイングの動きのある造形が秀逸で、上質感と迫力さえも感じさせるシルバーワークによって形作られています。
サンドキャストによって成形されている為、立体的で彫の深い造形となっており、さらに全体に細く上質なスタンプワークが施されることでしっかりと細部が描き出されています。またその中央部分には、とても味わい深いナチュラルターコイズがセットされています。小さな石ですが現在もハイグロスを保ち、美しい発色を見せるターコイズとなっています。
付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚な925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。


【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレは、ズニ族の中でも最も著名な作家の一人として認知されていますが、同氏の祖父【Sneezing Man】はインディアンシルバースミスの最初期の一人として歴史上の人物になっています。
そんな環境で育ったHorace Iuleは、アリゾナ州フェニックスのインディアンスクールで鍛冶技術を学び、1920年代終わりごろからジュエリーの制作を始めたようです。そして、1930年代後半にはスプーンや灰皿、インゴットから成形したブレスレット等を多数生み出し、ビレッジ(村)の中で最高の技術を持ったシルバースミスの一人として、当時から高い知名度を誇っていたようです。
さらに、氏は2つのクリエイションでとても有名です。一つは本作と同じ、『カチナ』と言うズニの精霊をモチーフとしてジュエリーに初めて取り入れた事、もう一つがキャスト成形によるクロスモチーフのピースです。クロスモチーフはさらに古い年代(1880年代~)からみられるものですが、Horace Iuleはキャストとスタンプワークを駆使した多くの美しい作品を生み出し、クロスと言えばHorace Iuleと言う確固たる地位を築きました。
また多くの子供を残し、現在ではひ孫までインディアンジュエリー作家として活動し、今もなおホレスの影響を色濃く残した作品が多く生み出されています。

そして、同作者を代表する造形である、本作の様なナイフウィングモチーフのジュエリーは【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、アメリカ中西部の観光客向けのスーベニアジュエリーでも多く作られる事となります。それらメーカー/マニュファクチャーによって量産化されたジュエリーのデザインソースとなった『オリジナル』作品が本作であり、Horace Iuleの残した功績の一つです。


【Knifewing】ナイフウイングは、ズニ族においてナイフの翼を持った戦争の神として考えられ、【Rainbow Man】レインボーマンと共にジュエリーのモチーフとしてだけでなく、ズニを代表するモチーフとして広く知られています。


ズニの人々にとって非常に重要であり戦いの精霊でありながら、本作のナイフウイングのどこかとぼけた表情は、キャッチーな雰囲気と不思議な魅力を放っています。
そして、Horace Iuleの遺したナイフウイングモチーフの作品の中でもシルバーワークの質、完成度が高い個体です。全てハンドメイドで形作られた味わいと高い完成度を誇るシルバーワークによって、キャッチーなデザインに上質感や風格のある印象をもたらしているようです。

小さなトップの為、細かく確認しなければ伝わりにくいシルバーワークの素晴らしさですが、それが遠目にも奥行きを感じさせる複雑な質感を生み出しています。
また、その控えめなボリューム感により、性別を問わず多くのコーディネイトに取り入れて頂きやすく、色々なスタイルに馴染みの良い印象です。さらに、男性向けとしても重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、さり気なくスタイルに奥行きをもたらすことができるネックレスとなっています。

ミュージアム収蔵品も多いホレス・イウレ作品の中でも秀逸なシルバーワークが特徴的なオリジナルピースであり、史料価値も高くトレジャーハントプライスなピースの一つです。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーに多少のクスミや細かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージはなく大変良好な状態を保っています。
また、ターコイズもマトリックス部分には天然石由来の僅かな凹凸等が見られますが、現在も艶のあるとても良いコンディションを保っています。
Size

トップ 縦(バチカンを含む) 約3.1㎝   横 約2.5㎝   チェーン長さ 約 45.0㎝程度

Material

Silver, Turquoise