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JPO004480

【Jack Adakai】First Phase Style Concho Belt Buckle c.1950~

【Jack Adakai】First Phase Style Concho Belt Buckle c.1950~
58,300 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品で、古典期のコンチョをデザインソースとしたビンテージベルトバックル。同作者らしい上質なシルバーワークとシンプルでクリーンなデザインも素晴らしい作品となっています。
※本作はベルトバックルのみの販売となります。画像にあるレザーベルトは付属となりませんのでご注意ください。

1950年代~1970年代前半頃の作品と思われ、オーバル型のコンチョをベースとしたオーセンティックな造形のバルトバックルです。中央には二つの三角形が並んでカットアウトされており、本作のデザインのポイントとなっています。このようなディテールは本来、ファーストフェーズ/古典期と呼ばれるインディアンジュエリー黎明期のコンチョにおいて、ベルトを通して固定する為のループです。本作においては、ベルトを通す為のディテールではなく装飾となっていますが、抜け感や古典期と共通したプリミティブな印象を生み出しているようです。
また、エッジは『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるシェイプにカットされ、そのエッジのシェイプに呼応したスタンプワークが刻まれています。さらに、その内側部分には『チェイシング/Chasing』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術により、凹凸による立体的なラインが作り込まれ、その上に力強いスタンプワークがほどこされる事で、ロープ状の文様が刻まれています。これらのデザインや製法は伝統的でオーセンティックな造形となっており、古い作品をデザインソースとしていますが、質の高いシルバーワークによって現在においても新鮮でモダンな印象を帯び、高い完成度を見せています。

また、ハンマーワークによって全体にアール(曲面)が施されており、中央が柔らかく膨らむ立体的な造形になっています。これは現在多くみられる凸と凹の金型ツールを用いた技術ではなく、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。
それらの丁寧なシルバーワークによってナバホジュエリーらしい武骨な印象と共に素晴らしい上質感とジュエリーとしての品位が与えられた作品です。


【Jack Adakai】ジャック・アダカイは、ナバホのシルバースミスの中でも高い技術を持つ名工として有名で、伝統的なスタイルからモダンで独創的な作品まで幅広く素晴らしい作品を残しています。
書籍などでは1953年生まれと紹介されていることがありますが、同名の別人と間違われているようです。実際には、娘である【Mattie Adakai】マティー・アダカイ氏が、1920年代に生まれて第二次世界大戦に従軍し、帰国後にトラックドライバーなどをしながらシルバースミスとしての腕を磨いたと証言しています。また、息子は日本でも有名な作家【Ray Adakai】レイ・アダカイ氏であり、白人作家【John Hornbeck】ジョン・ホーンベックの義父、そして甥には【McKee Platero】マッキー・プラテロがいます。
1950年代には【NAVAJO GUILD】ナバホギルドのメンバーとして後進の育成やインディアンジュエリーの普及にも尽力し、やはり残されている作品群は、ナバホのトラディショナルな技術やスタイルを守りながら独自性を追求したピースが多く見られ、ナバホギルドから受け継いだ考え方や志が感じ取れます。また、それらの価値観や技術は、Ray Adakai氏と現代ナバホのトップアーティストであるMcKee Platero氏に受け継がれているようです。
そして、上記の様に偉大な後進を育て、1980年代の半ば頃に亡くなっておられます。


こちらの作品もそんな【Jack Adakai】ジャック・アダカイによるナバホの古典スタイルを踏襲しながらも、スタンプワークやカッティングワーク、細部のデザインに独特の表情とオリジナリティが与えられた作品です。

また、少し大きめでボリューム感のある作品ですが、シルバーのみで構成されている為、多くのアイテムに馴染みやすく、質実剛健なシルバーワークによって造作されている為、長年にわたってご愛用いただけるベルトバックルです。

卓越したシルバーワークと古典作品を元にしたデザインにより、手工芸品としてだけでなくアートピース/ウェアラブルアートとしても評価されるジュエリー作品となっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションもシルバーのクスミや僅かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等が見られる程度で良好な状態です。
【NAVAJO】ナバホの偉大な作家【Jack Adakai】ジャック・アダカイの作品で、古典期のコンチョをデザインソースとしたビンテージベルトバックル。同作者らしい上質なシルバーワークとシンプルでクリーンなデザインも素晴らしい作品となっています。
※本作はベルトバックルのみの販売となります。画像にあるレザーベルトは付属となりませんのでご注意ください。

1950年代~1970年代前半頃の作品と思われ、オーバル型のコンチョをベースとしたオーセンティックな造形のバルトバックルです。中央には二つの三角形が並んでカットアウトされており、本作のデザインのポイントとなっています。このようなディテールは本来、ファーストフェーズ/古典期と呼ばれるインディアンジュエリー黎明期のコンチョにおいて、ベルトを通して固定する為のループです。本作においては、ベルトを通す為のディテールではなく装飾となっていますが、抜け感や古典期と共通したプリミティブな印象を生み出しているようです。
また、エッジは『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるシェイプにカットされ、そのエッジのシェイプに呼応したスタンプワークが刻まれています。さらに、その内側部分には『チェイシング/Chasing』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術により、凹凸による立体的なラインが作り込まれ、その上に力強いスタンプワークがほどこされる事で、ロープ状の文様が刻まれています。これらのデザインや製法は伝統的でオーセンティックな造形となっており、古い作品をデザインソースとしていますが、質の高いシルバーワークによって現在においても新鮮でモダンな印象を帯び、高い完成度を見せています。

また、ハンマーワークによって全体にアール(曲面)が施されており、中央が柔らかく膨らむ立体的な造形になっています。これは現在多くみられる凸と凹の金型ツールを用いた技術ではなく、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。
それらの丁寧なシルバーワークによってナバホジュエリーらしい武骨な印象と共に素晴らしい上質感とジュエリーとしての品位が与えられた作品です。


【Jack Adakai】ジャック・アダカイは、ナバホのシルバースミスの中でも高い技術を持つ名工として有名で、伝統的なスタイルからモダンで独創的な作品まで幅広く素晴らしい作品を残しています。
書籍などでは1953年生まれと紹介されていることがありますが、同名の別人と間違われているようです。実際には、娘である【Mattie Adakai】マティー・アダカイ氏が、1920年代に生まれて第二次世界大戦に従軍し、帰国後にトラックドライバーなどをしながらシルバースミスとしての腕を磨いたと証言しています。また、息子は日本でも有名な作家【Ray Adakai】レイ・アダカイ氏であり、白人作家【John Hornbeck】ジョン・ホーンベックの義父、そして甥には【McKee Platero】マッキー・プラテロがいます。
1950年代には【NAVAJO GUILD】ナバホギルドのメンバーとして後進の育成やインディアンジュエリーの普及にも尽力し、やはり残されている作品群は、ナバホのトラディショナルな技術やスタイルを守りながら独自性を追求したピースが多く見られ、ナバホギルドから受け継いだ考え方や志が感じ取れます。また、それらの価値観や技術は、Ray Adakai氏と現代ナバホのトップアーティストであるMcKee Platero氏に受け継がれているようです。
そして、上記の様に偉大な後進を育て、1980年代の半ば頃に亡くなっておられます。


こちらの作品もそんな【Jack Adakai】ジャック・アダカイによるナバホの古典スタイルを踏襲しながらも、スタンプワークやカッティングワーク、細部のデザインに独特の表情とオリジナリティが与えられた作品です。

また、少し大きめでボリューム感のある作品ですが、シルバーのみで構成されている為、多くのアイテムに馴染みやすく、質実剛健なシルバーワークによって造作されている為、長年にわたってご愛用いただけるベルトバックルです。

卓越したシルバーワークと古典作品を元にしたデザインにより、手工芸品としてだけでなくアートピース/ウェアラブルアートとしても評価されるジュエリー作品となっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションもシルバーのクスミや僅かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等が見られる程度で良好な状態です。
Size

縦 約7.7㎝   横 約9.1㎝   ベルト幅(最大) 約4.5㎝

Material

Silver