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JNZ016166

Vtg 18K Gold Pin&Pendant w/Zuni Turquoise Frog Fetish in1977

Vtg 18K Gold Pin&Pendant w/Zuni Turquoise Frog Fetish in1977
275,000 円(税込)
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【ZUNI】ズ二の伝統的なアートピースであり呪物である【Fetish】フェティッシュが、1977年にジュエリーとして着用可能な作品へとカスタムされたピース。
非常に大きなターコイズナゲット(塊)がカービングされたFrog/カエル(Dakkya)のアンティークフェティッシュが、18Kソリッドゴールド/18金無垢の金細工により、ピンブローチとしてもペンダントトップとしても使用可能なジュエリー作品に生まれ変わっています。

本作は、ニューメキシコ州サンタフェでアンティークショップを経営した有名トレーダーである【Rex Arrowsmith】レックス・アロースミス(1925-2017)が、定期的に出版していた販促用のカタログ『arrowsmith's』の1976-1977WINTERにおいて目玉品として掲載し販売する為に、ジュエリーとしてリフォームされた作品でした。しかしながら、Rex Arrowsmithの妻である【Bonnie Cunningham】ボニー・カニンガムが大変気に入ったことにより、販売することなく、長年に渡って個人的なコレクションとなっていました。そして、Rex Arrowsmithのご子息がビジネスと共に引き継いでいましたが2021年にリタイヤされ、当店はそのご子息より直接譲り受け、幸運にも当方のもとに巡ってきてくれた作品です。

ズニのフェティッシュとしては、1950年代以前から保管されていた非常に古い物と伺っていますが、ターコイズの質等からは1950年代に産出したフォックスターコイズをカービング/彫刻した作品と推測しています。
フェティッシュの中でもオーセンティックなモチーフの一つである蛙/Frog/Dakkyaがとても大きく彫刻され、目の部分はエナメルなどによる着色ではなく、黒い石が嵌め込まれるインレイの技術が用いられています。肉感のある造形と、素晴らしいターコイズの質により、とても有機的な表情が与えられており、石の塊でありながら生き生きとした存在感と、どこか愛らしい雰囲気を宿した作品となっています。
ターコイズは、フェティッシュにおいて最も神聖視されたとても重要なマテリアルですが、こちらの様に大きさのあるターコイズナゲットは当時から大変貴重であり、現在ではナチュラル無添加ターコイズがフェティッシュとしてカービングされることは殆どなくなってしまいました。
金細工を施した正確な人物は不明ですが、おそらくナバホのシルバースミスに依頼したものであろうと伺っており、1976年にリフォームされたそうです。贅沢に18金が使用され、ターコイズと金のそれぞれの重量を計測することは出来ませんが、ゴールド部分だけでもそれなりの質量を有しています。裏側にはピンブローチとしてのニードルパーツと、ペンダントトップとしてのバチカンパーツを備えており、どちらの用途でも使用可能となっています。


ターコイズについては、おそらく【Fox Turquoise】フォックスターコイズと推測され、透明感のある美しい色相にホワイトやブラック・ゴールド等のマトリックスが入り、深遠な美しさを見せる石となっています。ビンテージ作品ながら高い硬度を感じさせます。
フォックスターコイズは、1900年代初頭に発見された鉱山で、ネバダ州の鉱山の中でも最大の産出量を誇ります。産出量に比例してそのカラーバリエーションも幅広い鉱山ですが、こちらの石のようなカラーと柔らかなグラデーション、強い透明感を持った個体が、フォックスターコイズらしい色相・表情として高くグレーディングされています。また、1950年代前後の作品で多く見られるのも特徴の一つとなっています。


【Fetish】フェティッシュとは、主にプエブロインディアンが作り出した動物型の呪物であり、石材や貝殻、木材などをカービング(彫刻)して作り出した小さな彫刻作品です。
数世紀以上の歴史を持ち、本来は儀式的な意味合いを持った門外不出な呪物でしたが、20世紀に入ると特にズニ族の伝統的な工芸品・アート作品として紹介され、現在では多くのカービング作家が存在しています。
守護動物を象った彫刻作品は物神とも呼ばれ、動物の力が宿るお守りやオブジェとして現在ではとても人気が高く、代表的なインディアンクラフトの一つとなっています。


【Frog】カエルモチーフは、タートル/亀モチーフと類似した意味を持ち、農耕民族であるズニプエブロの人々にとって非常に重要な雨や水を表すとされています。


【Rex Arrowsmith】レックス・アロースミスは、1925年生まれのアメリカ人です。大変有名で有力であったインディアントレーダーであり、映画にも出演した著名人の一人です。
若い頃からアメリカンインディアン文化に関心を持ち、青年期にアンティーク作品・遺物の収集を始めました。そして第二次世界大戦後には、カンザス大学で鉱山冶金工学の学位を取得。1959年にサンタフェのサンミゲル教会の路地向かいに「Arrowsmith's Relics of the Old West」というアンティークショップをオープンさせました。同店では非常に多くの顧客を抱え、エルビス・プレスリーやジョン・ウェインとの交渉や、プエブロ・ナバホ・ホピのインディアンファミリーとの親密な交流と取り引き、さらにRex Arrowsmith個人としてもSWAIA、The Old Santa Fe Association、El Rancho de Las Golondrinasなど、多くの組織の会長や理事長を務めるに至りました。1972年には「Arrowsmith-Fenn Gallery」を設立しビジネスをさらに拡大します。また、50年以上にわたってインディアン・マーケットやギャラップ・インター・トライバル・インディアン・セレモニーズで活躍しました。
さらに、あまり知られていないようですが、映画俳優組合のメンバーでもあり、ライアン・オニールやチャールズ・ブロンソンとともにテレビ出演していた経験も持つ多才な人物でした。


本作も元々は、Rex Arrowsmithが蒐集したズニのフェティッシュ(ストーンカービング作品)であり、同氏の企画によりジュエリーとしてリフォームされた作品です。小さなフェティッシュをビーズにしたネックレス等の作品は、ズニジュエリーの中でも人気の高い作品群ですが、本作の様な大きなフェティッシュをそのままジュエリーに用いた作品は珍しいピースです。
ズ二の大巨匠【Leekya Deyuse】リーキヤ・デユーセ(1889-1966)のターコイズカービング(特にフロッグフェティッシュ)をナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や、同じくナバホの巨匠【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)等がジュエリーに仕立てた作品が幾つか残されており、それらの作品にインスパイアされたのかも知れません。

ボリューム感と大きさのあるフロッグフェティッシュは、強い存在感を示し、有機的で体温を感じさせるターコイズの表情は、独特な雰囲気を生み出しています。性別や年齢を問わず多くのスタイル・コーディネイトに馴染みますが、常に特別で際立ったアクセントとなり得る作品となっています。

また、プエブロ独特の世界観を持ったフェティッシュは、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があります。 中でも遊び心を感じる動物や精霊をメインとしたモチーフには、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識を感じることができます。

伝統工芸品の枠に収まらないウェアラブルアートとして高い価値を持つ作品。ゴールドによって仕上げられた彫金も上質感を与え、他に類を見ないスペシャリティを持ったジュエリー作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、ハンドメイド作品特有の制作時のムラや、ニードルパーツに多少の歪み等は見られますが、ターコイズを含め良好な状態を保っています。
【ZUNI】ズ二の伝統的なアートピースであり呪物である【Fetish】フェティッシュが、1977年にジュエリーとして着用可能な作品へとカスタムされたピース。
非常に大きなターコイズナゲット(塊)がカービングされたFrog/カエル(Dakkya)のアンティークフェティッシュが、18Kソリッドゴールド/18金無垢の金細工により、ピンブローチとしてもペンダントトップとしても使用可能なジュエリー作品に生まれ変わっています。

本作は、ニューメキシコ州サンタフェでアンティークショップを経営した有名トレーダーである【Rex Arrowsmith】レックス・アロースミス(1925-2017)が、定期的に出版していた販促用のカタログ『arrowsmith's』の1976-1977WINTERにおいて目玉品として掲載し販売する為に、ジュエリーとしてリフォームされた作品でした。しかしながら、Rex Arrowsmithの妻である【Bonnie Cunningham】ボニー・カニンガムが大変気に入ったことにより、販売することなく、長年に渡って個人的なコレクションとなっていました。そして、Rex Arrowsmithのご子息がビジネスと共に引き継いでいましたが2021年にリタイヤされ、当店はそのご子息より直接譲り受け、幸運にも当方のもとに巡ってきてくれた作品です。

ズニのフェティッシュとしては、1950年代以前から保管されていた非常に古い物と伺っていますが、ターコイズの質等からは1950年代に産出したフォックスターコイズをカービング/彫刻した作品と推測しています。
フェティッシュの中でもオーセンティックなモチーフの一つである蛙/Frog/Dakkyaがとても大きく彫刻され、目の部分はエナメルなどによる着色ではなく、黒い石が嵌め込まれるインレイの技術が用いられています。肉感のある造形と、素晴らしいターコイズの質により、とても有機的な表情が与えられており、石の塊でありながら生き生きとした存在感と、どこか愛らしい雰囲気を宿した作品となっています。
ターコイズは、フェティッシュにおいて最も神聖視されたとても重要なマテリアルですが、こちらの様に大きさのあるターコイズナゲットは当時から大変貴重であり、現在ではナチュラル無添加ターコイズがフェティッシュとしてカービングされることは殆どなくなってしまいました。
金細工を施した正確な人物は不明ですが、おそらくナバホのシルバースミスに依頼したものであろうと伺っており、1976年にリフォームされたそうです。贅沢に18金が使用され、ターコイズと金のそれぞれの重量を計測することは出来ませんが、ゴールド部分だけでもそれなりの質量を有しています。裏側にはピンブローチとしてのニードルパーツと、ペンダントトップとしてのバチカンパーツを備えており、どちらの用途でも使用可能となっています。


ターコイズについては、おそらく【Fox Turquoise】フォックスターコイズと推測され、透明感のある美しい色相にホワイトやブラック・ゴールド等のマトリックスが入り、深遠な美しさを見せる石となっています。ビンテージ作品ながら高い硬度を感じさせます。
フォックスターコイズは、1900年代初頭に発見された鉱山で、ネバダ州の鉱山の中でも最大の産出量を誇ります。産出量に比例してそのカラーバリエーションも幅広い鉱山ですが、こちらの石のようなカラーと柔らかなグラデーション、強い透明感を持った個体が、フォックスターコイズらしい色相・表情として高くグレーディングされています。また、1950年代前後の作品で多く見られるのも特徴の一つとなっています。


【Fetish】フェティッシュとは、主にプエブロインディアンが作り出した動物型の呪物であり、石材や貝殻、木材などをカービング(彫刻)して作り出した小さな彫刻作品です。
数世紀以上の歴史を持ち、本来は儀式的な意味合いを持った門外不出な呪物でしたが、20世紀に入ると特にズニ族の伝統的な工芸品・アート作品として紹介され、現在では多くのカービング作家が存在しています。
守護動物を象った彫刻作品は物神とも呼ばれ、動物の力が宿るお守りやオブジェとして現在ではとても人気が高く、代表的なインディアンクラフトの一つとなっています。


【Frog】カエルモチーフは、タートル/亀モチーフと類似した意味を持ち、農耕民族であるズニプエブロの人々にとって非常に重要な雨や水を表すとされています。


【Rex Arrowsmith】レックス・アロースミスは、1925年生まれのアメリカ人です。大変有名で有力であったインディアントレーダーであり、映画にも出演した著名人の一人です。
若い頃からアメリカンインディアン文化に関心を持ち、青年期にアンティーク作品・遺物の収集を始めました。そして第二次世界大戦後には、カンザス大学で鉱山冶金工学の学位を取得。1959年にサンタフェのサンミゲル教会の路地向かいに「Arrowsmith's Relics of the Old West」というアンティークショップをオープンさせました。同店では非常に多くの顧客を抱え、エルビス・プレスリーやジョン・ウェインとの交渉や、プエブロ・ナバホ・ホピのインディアンファミリーとの親密な交流と取り引き、さらにRex Arrowsmith個人としてもSWAIA、The Old Santa Fe Association、El Rancho de Las Golondrinasなど、多くの組織の会長や理事長を務めるに至りました。1972年には「Arrowsmith-Fenn Gallery」を設立しビジネスをさらに拡大します。また、50年以上にわたってインディアン・マーケットやギャラップ・インター・トライバル・インディアン・セレモニーズで活躍しました。
さらに、あまり知られていないようですが、映画俳優組合のメンバーでもあり、ライアン・オニールやチャールズ・ブロンソンとともにテレビ出演していた経験も持つ多才な人物でした。


本作も元々は、Rex Arrowsmithが蒐集したズニのフェティッシュ(ストーンカービング作品)であり、同氏の企画によりジュエリーとしてリフォームされた作品です。小さなフェティッシュをビーズにしたネックレス等の作品は、ズニジュエリーの中でも人気の高い作品群ですが、本作の様な大きなフェティッシュをそのままジュエリーに用いた作品は珍しいピースです。
ズ二の大巨匠【Leekya Deyuse】リーキヤ・デユーセ(1889-1966)のターコイズカービング(特にフロッグフェティッシュ)をナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)や、同じくナバホの巨匠【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)等がジュエリーに仕立てた作品が幾つか残されており、それらの作品にインスパイアされたのかも知れません。

ボリューム感と大きさのあるフロッグフェティッシュは、強い存在感を示し、有機的で体温を感じさせるターコイズの表情は、独特な雰囲気を生み出しています。性別や年齢を問わず多くのスタイル・コーディネイトに馴染みますが、常に特別で際立ったアクセントとなり得る作品となっています。

また、プエブロ独特の世界観を持ったフェティッシュは、キャッチーな印象とハンドメイドによるリラックス感があります。 中でも遊び心を感じる動物や精霊をメインとしたモチーフには、元々農耕民族として自然の存在を重んじるアニミズムの思想を持つ日本人にも共通した価値観や美意識を感じることができます。

伝統工芸品の枠に収まらないウェアラブルアートとして高い価値を持つ作品。ゴールドによって仕上げられた彫金も上質感を与え、他に類を見ないスペシャリティを持ったジュエリー作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、ハンドメイド作品特有の制作時のムラや、ニードルパーツに多少の歪み等は見られますが、ターコイズを含め良好な状態を保っています。
Size

縦 約5.5㎝  横 約4.6㎝   レザーレース長さ 約 80.0㎝程度
18金部分とターコイズを合わせた総重量 約67.5g

Material

Gem Grade Fox Turquoise, 18K Solid Gold