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JPO006164

Vtg Navajo Pottery or Basket Bowl Design Overlay Pin c.1945~

Vtg Navajo Pottery or Basket Bowl Design Overlay Pin c.1945~
27,500 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、ラウンド型のコンチョをベースにオーバーレイ技法と秀逸なスタンプワークの組み合わせにより、インディアンの伝統的なポッテリー(焼物)かバスケットのデザインが表現された作品。洗練されたシルバーワークによって形作られ、突出したデザインセンスと独自性を有するビンテージ/アンティークピンブローチです。

過去に発見されているアーカイブや書籍上のサンプル等から【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)としても知られる【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートで1940年代後半~1950年代頃に制作・販売されたと判断できる作品です。

オーセンティックなラウンドシェイプをべースに、大胆なオーバーレイ技法によりプエブロのポッテリーやバスケットを想起させる美しいデザインが構成されています。さらに、スタンプワークを駆使することでシンプルでクリーンなデザインながら奥行きを持ち、現在においても新鮮で年代を感じさせない完成度を見せています。
また、全体に柔らかなアールがつけられていることで、独特な上質感や立体的な迫力が与えられています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。

古典期に作られたナバホジュエリーにおけるコンチョの造形技術を踏襲し、当時はまだ新しかったオーバーレイ技法を組み合わせることで、シンプルながらクリエイティブで洗練されたデザインを生み出している作品です。オリジナリティを持つピンブローチに仕上げられていますが、センスを感じさせるクリーンなデザインにより、当時モダンスタイルと呼ばれた普遍的な造形美を持っています。


【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブマヌエリート トレーディングポストは、1881年に【Mike Kirk】マイク・カークによってニューメキシコ州ギャラップで創業した歴史あるトレーディングポストのすぐそばで、1942年代の同氏の死後、息子である【Dean Kirk】ディーン・カークが始めたトレーディングポストです。その作品群は多岐にわたり、プエブロの作品を想起させるシンプルなブレスレットから、ツーリストスタイルのピンブローチ等も多く見られます。
1931年に組織され伝統的なトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーの多くが加盟した【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)では、ホールマーク【UITA22】で、末尾の数字『22』を割り当てられていました。
多くのシルバースミスが所属していたと推測され、その作者を特定することは出来ませんが、本作の様に素晴らしいクオリティーを持つ作品が多く残されており、UITAに加盟していたと云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていたことを示しています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。
オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。

また、現在ではホピの伝統的な技術として認知されているオーバーレイ技法ですが、本作が作られた当時はまだ、ホピの作家によってその技術が高められる黎明期であり、ホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。


本作もオーバーレイとスタンプワークという伝統的な技法を巧みに組み合わせて構成した作品ですが、制作元からは、ナバホのシルバースミスによる作品と推定されます。
シルバーのみで構成されたシンプルでエレガントな造形に、伝統的なインディアンクラフトのデザインを落とし込むことで、エスニシティな味わいや武骨さも感じさせ、手工芸品として極限まで高められたシルバーワークによりアートピースとしても評価されるジュエリー作品となっています。

また、コンチョを元にした作品の為、ラペルやハット以外にも多くのアイテムになじみの良いシンプルなピンブローチ。非常にクリーンで無駄のないデザインは現代的で洗練された印象を持っています。

制作・販売したヒストリックなトレーディングポストが推定可能なピースの一つであり、高い史料価値も有する作品。そのオリジナリティやデザインセンスも含めトレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーのクスミや僅かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、使用感の少ないとても良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、ラウンド型のコンチョをベースにオーバーレイ技法と秀逸なスタンプワークの組み合わせにより、インディアンの伝統的なポッテリー(焼物)かバスケットのデザインが表現された作品。洗練されたシルバーワークによって形作られ、突出したデザインセンスと独自性を有するビンテージ/アンティークピンブローチです。

過去に発見されているアーカイブや書籍上のサンプル等から【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)としても知られる【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートで1940年代後半~1950年代頃に制作・販売されたと判断できる作品です。

オーセンティックなラウンドシェイプをべースに、大胆なオーバーレイ技法によりプエブロのポッテリーやバスケットを想起させる美しいデザインが構成されています。さらに、スタンプワークを駆使することでシンプルでクリーンなデザインながら奥行きを持ち、現在においても新鮮で年代を感じさせない完成度を見せています。
また、全体に柔らかなアールがつけられていることで、独特な上質感や立体的な迫力が与えられています。これは、木(丸太)やレッド(鉛の塊)に施された凹みに、地金となるシルバーをハンマーで叩き沿わせることによってドーム状の膨らみを作り上げており、非常に細かく何度もタガネで叩き沿わせる高度なハンマーワークで成形されています。

古典期に作られたナバホジュエリーにおけるコンチョの造形技術を踏襲し、当時はまだ新しかったオーバーレイ技法を組み合わせることで、シンプルながらクリエイティブで洗練されたデザインを生み出している作品です。オリジナリティを持つピンブローチに仕上げられていますが、センスを感じさせるクリーンなデザインにより、当時モダンスタイルと呼ばれた普遍的な造形美を持っています。


【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブマヌエリート トレーディングポストは、1881年に【Mike Kirk】マイク・カークによってニューメキシコ州ギャラップで創業した歴史あるトレーディングポストのすぐそばで、1942年代の同氏の死後、息子である【Dean Kirk】ディーン・カークが始めたトレーディングポストです。その作品群は多岐にわたり、プエブロの作品を想起させるシンプルなブレスレットから、ツーリストスタイルのピンブローチ等も多く見られます。
1931年に組織され伝統的なトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーの多くが加盟した【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)では、ホールマーク【UITA22】で、末尾の数字『22』を割り当てられていました。
多くのシルバースミスが所属していたと推測され、その作者を特定することは出来ませんが、本作の様に素晴らしいクオリティーを持つ作品が多く残されており、UITAに加盟していたと云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていたことを示しています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。
オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。

また、現在ではホピの伝統的な技術として認知されているオーバーレイ技法ですが、本作が作られた当時はまだ、ホピの作家によってその技術が高められる黎明期であり、ホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。


本作もオーバーレイとスタンプワークという伝統的な技法を巧みに組み合わせて構成した作品ですが、制作元からは、ナバホのシルバースミスによる作品と推定されます。
シルバーのみで構成されたシンプルでエレガントな造形に、伝統的なインディアンクラフトのデザインを落とし込むことで、エスニシティな味わいや武骨さも感じさせ、手工芸品として極限まで高められたシルバーワークによりアートピースとしても評価されるジュエリー作品となっています。

また、コンチョを元にした作品の為、ラペルやハット以外にも多くのアイテムになじみの良いシンプルなピンブローチ。非常にクリーンで無駄のないデザインは現代的で洗練された印象を持っています。

制作・販売したヒストリックなトレーディングポストが推定可能なピースの一つであり、高い史料価値も有する作品。そのオリジナリティやデザインセンスも含めトレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーのクスミや僅かなキズ、ハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、使用感の少ないとても良好な状態を保っています。
Size

縦 約3.8㎝   横 約3.8㎝ 

Material

Silver