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JNO014997

Vtg Navajo Heavy Naja Necklace w/NevadaBlue Turquoise c.1950

【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、伝統的なディテールによって構成され、控えめなボリューム感ながらとても重厚でオーセンティックな作品。丁寧で秀逸なシルバーワークをベースに、ネバダブルーターコイズと思われる大変美しい石がマウントされたハイエンドなアンティーク/ビンテージスカッシュブロッサムナジャネックレスです。

1940年代末~1950年代頃に作られたものと思われ、本作はスカッシュブロッサムナジャネックレスの中でも珍しい比較的小さいサイズの作品となっています。トップのナジャは、サンドキャスト(砂型鋳物)から成形された重厚な2本のトラインアグルワイヤーとそれらの中央に配されている1本のツイステッドワイヤーで構成されており、左右の両端とセンターにはカボションカットされた美しいターコイズがマウントされています。そのベゼル(覆輪)にもツイステッドワイヤーが施されており細部まで手の込んだ細工があしらわれています。

シルバービーズとスカッシュブロッサムパーツも大変質の高いシルバーワークで形作られており『ナバホパール』や『デザートパール』とも呼ばれるハンドメイドシルバービーズをベースとしながら、それら全てにさり気なくも力強いスタンプワークが刻まれています。このようなベンチメイドシルバービーズ等もすべて古い製法で作られており、確かな技術と高いセンスを感じることのできる作品です。現在では限られた作家しか作らないベンチメイド(ハンドメイド)のビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それら二つをロウ付けすることでビーズに成形しています。さらに本作では、球体としての成形前にスタンプを深く刻み込んでおり、奥行きと複雑な表情が与えられています。また、それらのスタンプ(鏨)は、成形上で少し違ったシェイプとなっていますが、おそらくナジャトップに刻まれているスタンプ(鏨)と同じスタンプが使用されており、作品としての纏まりを生み出しているようです。そして、同じビーズを使用したスカッシュブロッサムパーツが左右に4個づつ配されており、控えめながら広がりのある造形に仕上がっています。
また、そのスカッシュブロッサムパーツにも本作の特筆すべき特徴が見られます。それは、ビーズネックレスと接続している部分の厚みにバイアス方向のとても独特なファイルワーク(鑢で削る技術)による刻みが施されているディテールです。このようなディテールは、1910年代以前のスカッシュブロッサムナジャネックレスにおいてみられるディテールであり、使用されるシルバーが薄くなった1930年代以降にはほとんど見られないディテールとなっています。本作の場合には、ビーズのフォルムやナジャのシェイプ等を含め、1910年代以前に作られた古典期の作品を想起させる造形となっており、アーリーナバホジュエリーを意識した作者の感性・美意識を推し量ることが出来ます。

マウントされたターコイズは、柔らかなアクアカラーにチョコブラウン~ブラックのタイトなスパイダーウェブを持ち、ネバダブルーターコイズと推測される石となっています。それほど大きな石ではありませんが、高さのあるカットにより存在感と奥行きのある美しさを持っています。経年により少しマットな質感になっていますが、現在も硬度を感じさせる表情と宝石としての煌きを持つ、無添加ナチュラルターコイズです。


【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズは1901年に発見され、【Timberline Mine】ティンバーラインと言う別名を持つターコイズ。ナゲット(塊)で採掘され、高い硬度と美しい色、独特の複雑な景色を持つターコイズを産出する鉱山です。1970年代頃には多くの有名作家に愛され、ナバホの【Lee Yazzie】リー・ヤジー(1946-)や、コチティの【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)の作品でも散見されるターコイズです。


モチーフの【Naja】ナジャそのものは、もともとは馬蹄をもとにしたデザインで、インディアンアートにおいては子宮を表す造形として用いられ、大地や自然と子孫繁栄、それに女性を称賛する意味合いが込められているそうです。
【Squash Blossom】スクワッシュブロッサムは『豊穣』を表すかぼちゃの花(本当は石榴の花)です。 こちらは花弁が3枚にデザインされています。


伝統的な技術や製法を守って作られており、プリミティブで武骨な雰囲気も感じさせますが、完成度の高いシルバーワークや上質なターコイズ、そして突出した造形センスにより、とても高い品位を持ったジュエリーとして仕上げられています。

また、本作の様な少し小さいサイズ感のナジャネックレスは、大きいサイズのものと同じ手間とそれら以上の技術を必要とし、当店では注力して探しておりますが、とても希少となっています。控えめなボリューム感は強い存在感を示しませんが、アンティーク作品独特の魅力と迫力を宿した作品です。
そのサイズは、男性にも女性にもさり気なくスタイリングして頂けると思われ、インディンシルバースミスにとっては、ベビーサイズ(子供向け)と女性向けの中間的なボリューム感に仕上げられています。またその細かなスタンプワークや経年変化による複雑で渋い質感もアーシーな雰囲気を漂わせており、多くのスタイルによく馴染むと思われます。

アーリーナバホのスタイルを受け継ぐトラディショナルな造形や、アンティークインディアンジュエリー独特のクオリティーを持つシルバービーズで構成された史料価値も高い作品。さらに、こちらの様なサイズ感や上質なターコイズを含め、ほとんど出会う事が出来ないコレクタブルな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも素晴らしく、ビーズやスカッシュブロッサムパーツには、シルバーのクミスと制作時のムラやわずかな歪みなどが見られますが、使用感を感じない良好なコンディションとなっております。
ターコイズに関しても少しマットな質感ですがクラックなどのダメージはありません。また、ターコイズは天然石の為、カットされた時からの母岩/マトリックスの凹凸が見られます。
PRICE:
187,000 円(税込)
SIZE:
ナジャトップ 実寸   縦(バチカンを含む) 約5.2㎝   横 約4.5㎝ 
ネックレス 全長 約54.0㎝程度

ターコイズサイズ(中央の石)は 縦 約11.5㎜  横 約7.7㎜
MATERIAL:
Silver, Gem Quality Nevada Blue Turquoise
SOLD OUT
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