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JRO005396

【Mark Chee】 Navajo Filed & Stamped Silver Band Ring c.1955~

【Mark Chee】 Navajo Filed & Stamped Silver Band Ring c.1955~
198,000 円(税込)
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【Mark Chee】 Navajo Filed & Stamped Silver Band Ring  c.1955~
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【NAVAJO】ナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チーの作品で、同作者らしいファイルワークとスタンプワークで構成された作品。本作の様にシルバーのみで構成されたMark Cheeのリングは非常に希少で、卓越した技術を感じることが出来るハイエンドなアンティーク/ビンテージリングです。

1950年代後半~1960年代頃に作られた作品と思われ、『バンドリング』とも呼ばれる幅のあるシャンクをベースとしています。そして、フロント部分は同作者の代表的な造形スタイルとも云えるバースト(放射状)デザインが施されており、サイドには力強いスタンプワークが刻まれています。
ナバホジュエリーの伝統的な技術・技法を用いて形作られた作品であり、ナバホジュエリーの持つ武骨でエスニシティな雰囲気を醸し出しています。さらに、それだけでなくMark Cheeの突出した造形センスや高い技術力により、上質感や洗練された印象が与えられ、ジュエリーとしての品を有したリングとなっています。また、比較的小さなサイズですが、丁寧なシルバーワークで仕上げられており、少しエッジを丸く鞣していることで造形に柔らかな質感を与えているようです。


【Mark Chee】マーク・チーは、1914年にアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、やはりインディアンスクールの彫金クラスにおいて、シルバースミスとしての技術を学んだようです。 若いころは、【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】=【Ganscraft】ガンズクラフト社に在籍していたり、Frank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】で石のカッターとして所属していた記録が残っています。1930年代末頃には、San Juan Puebloの女性【Santana Montoya】と結婚し、そこで、キワの巨匠【Julian Lovato】ジュリアン・ロバトに出会っています。1940年代の初めには第二次世界大戦のため従軍し、エアフォースに所属していました。1946年になってニューメキシコ州サンタフェに戻り、シルバースミスの仕事を再開、Al Packard経営の【Chaparral Trading Post】に在籍していたようです。1950年代には、非常に熟練した技術を持つシルバースミスとして高く評価されるに至り、その技術はナバホのトラディッショナルスタイルだけにとどまらず、ターコイズインレイやシルバービーズを用いたジュエリー等、多岐にわたる技術を身に付けていました。1960年代~70年代にはアートショーにおけるアワード受賞リボンを多数獲得しています。
そして1981年、San Juan Puebloの居留地にて亡くなっています。

こちらの作品でも見られるサンダーバードに『CHEE』と書かれた特徴的なホールマークを使い、傑作とされる多くの作品はやはり非常にヘビーで重厚な作品です。他に類を見ない厚いバンド(地金)にターコイズをセットしたピースや、やはりとても太いトライアングルワイヤーに挟み込むように美しいターコイズをセットしたバングル等が代表的です。
また、とても小さいサイズが多いことも特徴で、自身の娘や妻のサイズに合わせて制作していたためと言われています。


本作もMark Cheeらしい重厚なシルバーをベースとし、同作者を代表するバーストデザインが特徴的なリング。シルバーのみで構成されているため派手さは持っていませんが、アンティークインディアンジュエリー独特の雰囲気と現代作品にはない迫力を醸し出します。

シルバーのみで構成され、手に馴染みやすい表情と無駄のないデザイン、そして程よいボリューム感を持ちながらもさり気なく使いやすい印象は、あらゆるスタイルに良く馴染み、長くご愛用いただける印象を持っています。

ナバホの古典的な技術によって構成された武骨なスタイルの作品ですが、現代においても新鮮な印象を失っておらず、巨匠によって練り上げられた工芸品・アートピースとしても高く評価される作品。ほとんど確認されていないシルバーのみで作られたMark Cheeのリング。希少性と共に資料価値も高く、貴重なアンティークジュエリーの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも素晴らしく、使用感のほとんど無い大変良好な状態です。僅かなクスミや小キズなどは見られますが、ダメージやリペアの跡などはありません。
【NAVAJO】ナバホの巨匠【Mark Chee】マーク・チーの作品で、同作者らしいファイルワークとスタンプワークで構成された作品。本作の様にシルバーのみで構成されたMark Cheeのリングは非常に希少で、卓越した技術を感じることが出来るハイエンドなアンティーク/ビンテージリングです。

1950年代後半~1960年代頃に作られた作品と思われ、『バンドリング』とも呼ばれる幅のあるシャンクをベースとしています。そして、フロント部分は同作者の代表的な造形スタイルとも云えるバースト(放射状)デザインが施されており、サイドには力強いスタンプワークが刻まれています。
ナバホジュエリーの伝統的な技術・技法を用いて形作られた作品であり、ナバホジュエリーの持つ武骨でエスニシティな雰囲気を醸し出しています。さらに、それだけでなくMark Cheeの突出した造形センスや高い技術力により、上質感や洗練された印象が与えられ、ジュエリーとしての品を有したリングとなっています。また、比較的小さなサイズですが、丁寧なシルバーワークで仕上げられており、少しエッジを丸く鞣していることで造形に柔らかな質感を与えているようです。


【Mark Chee】マーク・チーは、1914年にアリゾナ州ルカチュカイで生まれ、やはりインディアンスクールの彫金クラスにおいて、シルバースミスとしての技術を学んだようです。 若いころは、【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】=【Ganscraft】ガンズクラフト社に在籍していたり、Frank Pataniaの経営する【Thunderbird Shop】で石のカッターとして所属していた記録が残っています。1930年代末頃には、San Juan Puebloの女性【Santana Montoya】と結婚し、そこで、キワの巨匠【Julian Lovato】ジュリアン・ロバトに出会っています。1940年代の初めには第二次世界大戦のため従軍し、エアフォースに所属していました。1946年になってニューメキシコ州サンタフェに戻り、シルバースミスの仕事を再開、Al Packard経営の【Chaparral Trading Post】に在籍していたようです。1950年代には、非常に熟練した技術を持つシルバースミスとして高く評価されるに至り、その技術はナバホのトラディッショナルスタイルだけにとどまらず、ターコイズインレイやシルバービーズを用いたジュエリー等、多岐にわたる技術を身に付けていました。1960年代~70年代にはアートショーにおけるアワード受賞リボンを多数獲得しています。
そして1981年、San Juan Puebloの居留地にて亡くなっています。

こちらの作品でも見られるサンダーバードに『CHEE』と書かれた特徴的なホールマークを使い、傑作とされる多くの作品はやはり非常にヘビーで重厚な作品です。他に類を見ない厚いバンド(地金)にターコイズをセットしたピースや、やはりとても太いトライアングルワイヤーに挟み込むように美しいターコイズをセットしたバングル等が代表的です。
また、とても小さいサイズが多いことも特徴で、自身の娘や妻のサイズに合わせて制作していたためと言われています。


本作もMark Cheeらしい重厚なシルバーをベースとし、同作者を代表するバーストデザインが特徴的なリング。シルバーのみで構成されているため派手さは持っていませんが、アンティークインディアンジュエリー独特の雰囲気と現代作品にはない迫力を醸し出します。

シルバーのみで構成され、手に馴染みやすい表情と無駄のないデザイン、そして程よいボリューム感を持ちながらもさり気なく使いやすい印象は、あらゆるスタイルに良く馴染み、長くご愛用いただける印象を持っています。

ナバホの古典的な技術によって構成された武骨なスタイルの作品ですが、現代においても新鮮な印象を失っておらず、巨匠によって練り上げられた工芸品・アートピースとしても高く評価される作品。ほとんど確認されていないシルバーのみで作られたMark Cheeのリング。希少性と共に資料価値も高く、貴重なアンティークジュエリーの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも素晴らしく、使用感のほとんど無い大変良好な状態です。僅かなクスミや小キズなどは見られますが、ダメージやリペアの跡などはありません。
Size

日本規格 約 12.5~13号   円周 約 52.9㎜   us 6.5
正面幅 約 9.0㎜

Material

Sterling Silver