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JBF055331

【Arrow Novelty】Atq Thunderbird/Snake Coin Silver Cuff c.1930

【Arrow Novelty】Atq Thunderbird/Snake Coin Silver Cuff c.1930
129,800HOLD 円(税込)
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【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。中でも当時有名工房の一つであった【Arrow Novelty】アローノベルティ社製のピースで、迫力のあるサンダーバードとスネークのアップリケ/パッチワーク、さらにアローや【卍】Whirling Log/Nohokos等のスタンプワークが印象的なアンティーク/ビンテージバングルです。

1920年代末頃~1930年代製と思われ、コインシルバー(銀含有率90.0%)の地金/バンドをベースに、ツーリストジュエリーやフレッド・ハービースタイルと呼ばれるピースを代表するようなサンダーバードとガラガラ蛇/ラトルスネークモチーフのアップリケがメインに構成されたピース。中でもスネークの頭部分は、ハンマーワークによって僅かながら大変効果的なドーム状の曲面に仕上げられており、細部にも非常に手の込んだシルバーワークが見られます。
センターとスネークの目の部分には高さのあるグリーンターコイズがマウントされており、バングルに立体的で奥行きのある表情が与えられているようです。また、全体にほとんど隙間なくスタンプワークが刻まれることで、さらに複雑な表情を作り、シンボリックなアローと卍の組み合わされたデザインや、ターミナル(両端)に刻まれたダイヤ型/菱形紋様のスタンプは、『Medicine Man's Eye/メディスンマンの目』を抽象化した紋様であり、「知性・用心深さ・未来予知」などを意味するとされています。
モチーフや構成はツーリストジュエリーらしいキャッチーなイメージですが、ツーリストジュエリーの中では比較的重量感があり、しっかりとした造りのピース。ただし、多くの工程がハンドメイドで作られているようですが、ターコイズのベゼルには『ベゼルカップ』と呼ばれる既製のパーツが用いられているため、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースとなっています。
そして、内側には工房Arrow Noveltyのホールマークである『COIN 900』の文字が刻まれたアローヘッドが刻印されています。


【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、アメリカにおいてツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたコロラド州デンバーのメーカー【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで1919年に創業しました。 1925年には現在復刻されてよく見かけるカタログを発行し、当時のツーリストジュエリームーブメントを支える大手メーカーの一つとなっています。また、当時のカタログを比べた時にH.H. TammenとArrow Noveltyのデザインが極似し、品番やプライスも同一であることから、Arrow Noveltyの販売した製品は、ある時期までH.H. Temmenが製造していたと推測されます。
当時、すでに競争が激しかったスーベニア産業においての同社の戦略は【Maisel's】の長所(そのスタイルやクオリティー)とH.H. Tammenのノウハウ(量産化)を同時に進めることだったようです。製造元を表すサインであるホールマークはあまり多く刻印されなかったようですが、その多くをコインシルバーで制作し、Maisel'sやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、SOUTHWEST ARTS&CRAFTS等、古くから営まれる工房の作品をデザインソースとしながらも、それまでのツーリストジュエリーに比べすっきりと完成度の高いデザインが多いのが特徴で、プライスもMaisel'sの似たタイプのものと比べた時にはかなり安く設定されていたようです。
ただし、いつ頃からか不明ですが、残念ながら製造にはインディアン以外の作業員が携わっていたようです。そのため、カタログには『Indian Design』と表記されており、多くの秀逸なデザインを残していますが、同じようにジュエリーの量産化を進めたBellやMaisel'sと違いインディアンメイドではないという理由で、Arrow Noveltyのピースは当店での取扱いが少なくなっています。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。
同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。
さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

【Rattlesnake】ガラガラヘビ/スネークは、インディアンにとって神聖な存在として古くからジュエリーやポッテリー等、色々な作品に用いられました。
当店のロゴにも登場するモチーフであり、脱皮して成長していく姿から、<挑戦><革命><知恵> 等を象徴するシンボルとされています。

【Arrow/Arrow Head】アロー/アローヘッドは、 プロテクト(お守り)を意味しています。


ツーリストジュエリーでありながら経年とアンティークのシルバーが持つ質感によって渋い表情とビンテージ独特の迫力を持っています。またポップな印象のモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、スタイルにアクセントと奥行きをもたらすことが出来るビンテージ独特のバングルです。

また、『マニュファクチュアラー』と呼ばれる、スーベニアジュエリーの量産化を図った大手の工房で作られたものですが、類似した作品を見つけるのは非常に困難で、スネークや卍、サンダーバードなのモチーフを含め、大変貴重でコレクタブルなアンティークピースとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーにクスミ等が見られる程度で使用感少なく、良い状態を保っています。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。中でも当時有名工房の一つであった【Arrow Novelty】アローノベルティ社製のピースで、迫力のあるサンダーバードとスネークのアップリケ/パッチワーク、さらにアローや【卍】Whirling Log/Nohokos等のスタンプワークが印象的なアンティーク/ビンテージバングルです。

1920年代末頃~1930年代製と思われ、コインシルバー(銀含有率90.0%)の地金/バンドをベースに、ツーリストジュエリーやフレッド・ハービースタイルと呼ばれるピースを代表するようなサンダーバードとガラガラ蛇/ラトルスネークモチーフのアップリケがメインに構成されたピース。中でもスネークの頭部分は、ハンマーワークによって僅かながら大変効果的なドーム状の曲面に仕上げられており、細部にも非常に手の込んだシルバーワークが見られます。
センターとスネークの目の部分には高さのあるグリーンターコイズがマウントされており、バングルに立体的で奥行きのある表情が与えられているようです。また、全体にほとんど隙間なくスタンプワークが刻まれることで、さらに複雑な表情を作り、シンボリックなアローと卍の組み合わされたデザインや、ターミナル(両端)に刻まれたダイヤ型/菱形紋様のスタンプは、『Medicine Man's Eye/メディスンマンの目』を抽象化した紋様であり、「知性・用心深さ・未来予知」などを意味するとされています。
モチーフや構成はツーリストジュエリーらしいキャッチーなイメージですが、ツーリストジュエリーの中では比較的重量感があり、しっかりとした造りのピース。ただし、多くの工程がハンドメイドで作られているようですが、ターコイズのベゼルには『ベゼルカップ』と呼ばれる既製のパーツが用いられているため、マシン&ハンドメイドのハイブリッドなピースとなっています。
そして、内側には工房Arrow Noveltyのホールマークである『COIN 900』の文字が刻まれたアローヘッドが刻印されています。


【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、アメリカにおいてツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたコロラド州デンバーのメーカー【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで1919年に創業しました。 1925年には現在復刻されてよく見かけるカタログを発行し、当時のツーリストジュエリームーブメントを支える大手メーカーの一つとなっています。また、当時のカタログを比べた時にH.H. TammenとArrow Noveltyのデザインが極似し、品番やプライスも同一であることから、Arrow Noveltyの販売した製品は、ある時期までH.H. Temmenが製造していたと推測されます。
当時、すでに競争が激しかったスーベニア産業においての同社の戦略は【Maisel's】の長所(そのスタイルやクオリティー)とH.H. Tammenのノウハウ(量産化)を同時に進めることだったようです。製造元を表すサインであるホールマークはあまり多く刻印されなかったようですが、その多くをコインシルバーで制作し、Maisel'sやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、SOUTHWEST ARTS&CRAFTS等、古くから営まれる工房の作品をデザインソースとしながらも、それまでのツーリストジュエリーに比べすっきりと完成度の高いデザインが多いのが特徴で、プライスもMaisel'sの似たタイプのものと比べた時にはかなり安く設定されていたようです。
ただし、いつ頃からか不明ですが、残念ながら製造にはインディアン以外の作業員が携わっていたようです。そのため、カタログには『Indian Design』と表記されており、多くの秀逸なデザインを残していますが、同じようにジュエリーの量産化を進めたBellやMaisel'sと違いインディアンメイドではないという理由で、Arrow Noveltyのピースは当店での取扱いが少なくなっています。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。
同様に【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、こちらは世界中で共通の基準となっています。また『割金』と呼ばれる残りシルバー以外の7.5%には、銅やアルミニウム等が含まれています。(現在では、スターリングシルバーの割金は7.5%全てが銅と決められています) 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、『割金』や製法にも左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異は純度2.5%の違いしかない為、見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。
さらに古い1800年代後半頃の作品では、メキシカンコインが多く含まれていたためか、そのシルバーの純度は95.0%に近くなっているようですが、身近な銀製品を混ぜて溶かしていた歴史を考えると純度に対してそれほど強い拘りはなかったことが推測されます。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。 ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

【Rattlesnake】ガラガラヘビ/スネークは、インディアンにとって神聖な存在として古くからジュエリーやポッテリー等、色々な作品に用いられました。
当店のロゴにも登場するモチーフであり、脱皮して成長していく姿から、<挑戦><革命><知恵> 等を象徴するシンボルとされています。

【Arrow/Arrow Head】アロー/アローヘッドは、 プロテクト(お守り)を意味しています。


ツーリストジュエリーでありながら経年とアンティークのシルバーが持つ質感によって渋い表情とビンテージ独特の迫力を持っています。またポップな印象のモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムであり、スタイルにアクセントと奥行きをもたらすことが出来るビンテージ独特のバングルです。

また、『マニュファクチュアラー』と呼ばれる、スーベニアジュエリーの量産化を図った大手の工房で作られたものですが、類似した作品を見つけるのは非常に困難で、スネークや卍、サンダーバードなのモチーフを含め、大変貴重でコレクタブルなアンティークピースとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーにクスミ等が見られる程度で使用感少なく、良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ XL - XXL 程度

内径最大幅 約67.5㎜    正面幅(高さ) 約32.0㎜
内周 約155㎜    開口部 約28.5㎜
Inside Measurement 6 1/8inch   opening 1 1/8inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。XLサイズ以上、XXXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Coin Silver 900, Green Turquoise
        約51.6g