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JRO001198

Atq Navajo Stamped & Filed Silver Small Seal Ring c.1940~

Atq Navajo Stamped & Filed Silver Small Seal Ring c.1940~
36,800 円(税込)
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Atq Navajo Stamped & Filed Silver Small Seal Ring  c.1940~
  • Atq Navajo Stamped & Filed Silver Small Seal Ring  c.1940~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、ホールマーク(作者のサイン)等の刻印がなく、明確な作者の特定はできませんが、おそらくナバホギルドで作られたと思われる作品。シンプルながら力強く質の高いシルバーワークで構成されたアンティーク/ビンテージリングです。

1930年代末頃~1960年代頃までに制作された作品と思われ、使用されているスタンプ/刻印ツール(鏨)や造形スタイル、製法などから【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』のピース、又はナバホギルドに所属していた作家に由来する可能性がとても高い作品です。

ある程度キャストで成形されたシャンク/地金は『シールリング/印台型』の特徴と、センターが広く内側が細い『シガーバンドリング』(葉巻に巻かれている帯のこと。現在は、ブランドが確認できるデザインが描かれているが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯)と呼ばれる造形の特徴を併せ持ったクラシックで存在感のあるシェイプに成形されています。
そこに、質の高いスタンワークが刻まれ、その刻印と繋げてサイドからフロント部分にまで続くファイルワーク/エングレイビングと呼ばれる削る技法が施されています。それによって複雑な曲線と曲面が立体的に生み出されており、奥行きのある表情と作者の高い技術が感じられる作品となっています。また、それらのスタンプ(鏨)ツールは、拡大して観察すると非常に細かなライン模様が含まれ、それらが連動して刻まれることによってシルバーの内側にライン模様を内包したような奥行きと立体感が生み出されています。こちらのようなスタンプツールの高いクオリティも現代作家では極限られた作家にしか制作できず、アンティーク作品特有の特徴となっています。
それらの高い彫金技術や造形スタイルもナバホギルドらしい古くからの伝統を踏襲しながら新しいデザインを試みたものと推測され、手間暇をかけて丁寧なシルバーワークによって形作られています。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、こちらの作品のような昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、シンプルで洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーであり、白人作家でサンダーバードショップを経営していた【Frank Patania Sr】フランク・パタニアも協力してたようです。
現代では、2013年に亡くなられた【Thomas Curtis】トーマス・カーティス等がナバホギルドの影響を強く感じさせます。独自性が強く見える氏のジュエリーですが、根幹には【NAVAJO GUILD】の主義思想が根付いているようでした。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、発見するのは大変困難です。


クラシックな造形スタイルを踏襲したシンプルなデザインながら、ビンテージインディアンジュエリーらしい武骨で力強い印象や渋いシルバーの質感も魅力的な作品を持っています。
シルバーのみで構成されたプレーンな表情と無駄のないデザイン、そしてボリューム感を持ちながらもさり気なく使いやすい印象は、あらゆるスタイルに良く馴染み、長くご愛用いただける印象を持っています。

伝統的なナバホの技術を踏襲しながらもモダンで高い造形センスを感じさせるコレクタブルなピースであり、歴史的な資料価値も高く貴重なリングの一つです。ただし、比較的小さいサイズの為にトレジャーハントプライスとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクスミや全体に細かなキズ等が見られ、シャンクの内側にはサイズ直しの跡が確認できます。ただし、目立ったダメージは見られず、ご着用に不安のない状態となっています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、ホールマーク(作者のサイン)等の刻印がなく、明確な作者の特定はできませんが、おそらくナバホギルドで作られたと思われる作品。シンプルながら力強く質の高いシルバーワークで構成されたアンティーク/ビンテージリングです。

1930年代末頃~1960年代頃までに制作された作品と思われ、使用されているスタンプ/刻印ツール(鏨)や造形スタイル、製法などから【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』のピース、又はナバホギルドに所属していた作家に由来する可能性がとても高い作品です。

ある程度キャストで成形されたシャンク/地金は『シールリング/印台型』の特徴と、センターが広く内側が細い『シガーバンドリング』(葉巻に巻かれている帯のこと。現在は、ブランドが確認できるデザインが描かれているが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯)と呼ばれる造形の特徴を併せ持ったクラシックで存在感のあるシェイプに成形されています。
そこに、質の高いスタンワークが刻まれ、その刻印と繋げてサイドからフロント部分にまで続くファイルワーク/エングレイビングと呼ばれる削る技法が施されています。それによって複雑な曲線と曲面が立体的に生み出されており、奥行きのある表情と作者の高い技術が感じられる作品となっています。また、それらのスタンプ(鏨)ツールは、拡大して観察すると非常に細かなライン模様が含まれ、それらが連動して刻まれることによってシルバーの内側にライン模様を内包したような奥行きと立体感が生み出されています。こちらのようなスタンプツールの高いクオリティも現代作家では極限られた作家にしか制作できず、アンティーク作品特有の特徴となっています。
それらの高い彫金技術や造形スタイルもナバホギルドらしい古くからの伝統を踏襲しながら新しいデザインを試みたものと推測され、手間暇をかけて丁寧なシルバーワークによって形作られています。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、こちらの作品のような昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、シンプルで洗練された美しい作品が多く制作されました。
また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーであり、白人作家でサンダーバードショップを経営していた【Frank Patania Sr】フランク・パタニアも協力してたようです。
現代では、2013年に亡くなられた【Thomas Curtis】トーマス・カーティス等がナバホギルドの影響を強く感じさせます。独自性が強く見える氏のジュエリーですが、根幹には【NAVAJO GUILD】の主義思想が根付いているようでした。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、発見するのは大変困難です。


クラシックな造形スタイルを踏襲したシンプルなデザインながら、ビンテージインディアンジュエリーらしい武骨で力強い印象や渋いシルバーの質感も魅力的な作品を持っています。
シルバーのみで構成されたプレーンな表情と無駄のないデザイン、そしてボリューム感を持ちながらもさり気なく使いやすい印象は、あらゆるスタイルに良く馴染み、長くご愛用いただける印象を持っています。

伝統的なナバホの技術を踏襲しながらもモダンで高い造形センスを感じさせるコレクタブルなピースであり、歴史的な資料価値も高く貴重なリングの一つです。ただし、比較的小さいサイズの為にトレジャーハントプライスとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクスミや全体に細かなキズ等が見られ、シャンクの内側にはサイズ直しの跡が確認できます。ただし、目立ったダメージは見られず、ご着用に不安のない状態となっています。
Size

日本規格 約 11.5~12号   円周 約 52.1㎜   us6.5
正面幅 約 26.7㎜

Material

Silver