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JBF002833

Antique Navajo 卍 & Arrows Stamped Ingot Silver Cuff c.1925~

Antique Navajo 卍 & Arrows Stamped Ingot Silver Cuff c.1925~
67,000 円(税込)
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Antique Navajo 卍 & Arrows Stamped Ingot Silver Cuff  c.1925~
  • Antique Navajo 卍 & Arrows Stamped Ingot Silver Cuff  c.1925~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金をベースに全体に【逆卍】Whirling Log/Nohokosや、とてもオリジナリティのあるアローモチーフ等が力強く刻まれた質の高いアンティーク/ビンテージバングルです。

1920年代~1930年代製と思われる作品で、インゴットシルバー(銀塊)から成形された地金/バンドは、ハンマーによるパウンティング(鍛造)によって造形されており、シルバーの肌はとても硬くなめらかで、吸い付くような質感を実現しています。また、日本で『平打ち』と呼ばれるスタイルに近いシェイプに造形されていますが、センター部分が少し広くターミナル(両端)にかけて細くなるシェイプとなっており、このような造形からもハンマーで叩きのばすことで成形されたアンティークピースらしさを感じることができます。
そのようなバンドをベースにして、全体に非常にクオリティの高いスタンプ(鏨)によって文様が刻まれています。フロントには巧みにベイナースタンプ(円弧を描く模様)が刻印されることで、古い車のフロントグリルのようなデザインが描き出されており、その両サイドには逆卍などが強く深く刻まれています。さらにサイドからターミナル(両端)にかけては大きくデザインされた美しいアローが刻まれ、ターミナルには再度逆卍が施されています。

これら『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。また、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツールを制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスはイコール優れたスタンプメーカーです。また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。
本作ではアローモチーフをはじめ、全体にクオリティの高いスタンプワークが施されており、ナバホジュエリーの伝統的なシルバーワークと造形スタイルで構成された作品ですが、作者の非常に高い技術とクリエイティビティも感じられます。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。

【Arrow】アローは、インディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つで、『お守り』の意味合いを持っています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。本作において内側の一部に見られるような僅かにシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


ナバホの古典的な技術によって構成された作品であり、素朴でオーセンティックな印象を受けますが、細部には作者の個性が光り、現代においても秀逸なデザイン/造形を持つバングルとなっています。

また、シルバーのみで構成され、長い年月を経て黒くなった渋いシルバーの質感は派手さは持っていませんが、独特の味わいと量産品にはない迫力を与えているようです。さり気ない個性を持ちながら無駄のない秀逸なデザインは、多くスタイルにもフィットし長年にわたってご愛用いただけると思います。

スペシャリティを持つスタンプ(鏨)ツールの質とシルバーワークのクオリティは、練り上げられた工芸品として評価される高い完成度を誇り、大変コレクタブルで高い史料価値も持ち、トレジャーハントプライスな作品です。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも経年によるシルバーのクスミや僅かな制作上のムラは見られますが、使用感は少ない良好なコンディションです。
また、【卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金をベースに全体に【逆卍】Whirling Log/Nohokosや、とてもオリジナリティのあるアローモチーフ等が力強く刻まれた質の高いアンティーク/ビンテージバングルです。

1920年代~1930年代製と思われる作品で、インゴットシルバー(銀塊)から成形された地金/バンドは、ハンマーによるパウンティング(鍛造)によって造形されており、シルバーの肌はとても硬くなめらかで、吸い付くような質感を実現しています。また、日本で『平打ち』と呼ばれるスタイルに近いシェイプに造形されていますが、センター部分が少し広くターミナル(両端)にかけて細くなるシェイプとなっており、このような造形からもハンマーで叩きのばすことで成形されたアンティークピースらしさを感じることができます。
そのようなバンドをベースにして、全体に非常にクオリティの高いスタンプ(鏨)によって文様が刻まれています。フロントには巧みにベイナースタンプ(円弧を描く模様)が刻印されることで、古い車のフロントグリルのようなデザインが描き出されており、その両サイドには逆卍などが強く深く刻まれています。さらにサイドからターミナル(両端)にかけては大きくデザインされた美しいアローが刻まれ、ターミナルには再度逆卍が施されています。

これら『スタンプワーク』は、スタンプ/鏨ツールを打ち付けることによってシルバーに文様を刻みこんでいますが、そのツール(鏨)はシルバーよりも硬い鉄(鋼)で作られています。その為、その加工はジュエリー制作よりもはるかに高い難易度となります。また、ナバホジュエリーにおけるスタンプワークは、古くからその根幹を成す技術の一つであり、シルバースミスの「技術力」は、スタンプツールを制作する「技術力」次第であり、優れたシルバースミスはイコール優れたスタンプメーカーです。また、スタンプのクオリティは現代作品とビンテージ作品を見分ける上でも大きな特徴となります。1950年代以前の作品で見られる1920年代~1940年代に作られたスタンプツールの多くは、本作と同様に非常に細かな文様を刻むことが出来る高い質を持つことが特徴となっています。
本作ではアローモチーフをはじめ、全体にクオリティの高いスタンプワークが施されており、ナバホジュエリーの伝統的なシルバーワークと造形スタイルで構成された作品ですが、作者の非常に高い技術とクリエイティビティも感じられます。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。

【Arrow】アローは、インディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つで、『お守り』の意味合いを持っています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。本作において内側の一部に見られるような僅かにシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


ナバホの古典的な技術によって構成された作品であり、素朴でオーセンティックな印象を受けますが、細部には作者の個性が光り、現代においても秀逸なデザイン/造形を持つバングルとなっています。

また、シルバーのみで構成され、長い年月を経て黒くなった渋いシルバーの質感は派手さは持っていませんが、独特の味わいと量産品にはない迫力を与えているようです。さり気ない個性を持ちながら無駄のない秀逸なデザインは、多くスタイルにもフィットし長年にわたってご愛用いただけると思います。

スペシャリティを持つスタンプ(鏨)ツールの質とシルバーワークのクオリティは、練り上げられた工芸品として評価される高い完成度を誇り、大変コレクタブルで高い史料価値も持ち、トレジャーハントプライスな作品です。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも経年によるシルバーのクスミや僅かな制作上のムラは見られますが、使用感は少ない良好なコンディションです。
また、【卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
Size

メンズサイズ L - XL 程度。

内径最大幅 約60.5㎜    正面幅(高さ) 約15.1㎜
内周 約150㎜    開口部 約23㎜
Inside Measurement 5 15/16inch   opening 15/16inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。Lサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であれば調整によりほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約23.1g