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JBO034241

Antique Navajo Heavy Ingot Silver Worn Cuff w/TQ c.1930~

Antique Navajo Heavy Ingot Silver Worn Cuff w/TQ c.1930~
247,500 円(税込)
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Antique Navajo Heavy Ingot Silver Worn Cuff  w/TQ  c.1930~
  • Antique Navajo Heavy Ingot Silver Worn Cuff  w/TQ  c.1930~
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【NAVAJO】ナバホのヒストリックなアンティークジュエリー、重厚で質の高いシルバーワークをベースに、3つのターコイズがマウントされた作品。アリゾナ州において長期間個人所蔵され、2018年に「バーンファインド」されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1930年代~1940年代前半頃に作られたと思われる作品で、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、高い技術によってトライアングルから派生した独特の造形に仕上げられています。それは、巧みなハンマーワークとファイルワーク(エングレイビング/削り加工)によって、独特なシェイプを形成しており、360度どこから見ても美しい造形に仕上げられています。
フロント部分はハンマーでフラットにされ、3つのハイドームにカットされたターコイズがセットされ、石を羅列する『Row Work/ローワーク』と呼ばれるスタイルとなっています。もちろんターコイズのベゼル(覆輪)も丁寧にハンドメイドされており、ノッチドベゼル(刻みの入る覆輪)となっています。さらに、ターコイズの間や両脇には、シルバーボールが配されることで石とバンドが自然に馴染んでいるようです。バンドのサイド部分はトライアングルシェイプに造形され、プリミティブなスタンプワークが刻まれています。そして、ターミナル(両端)にはシルバーを叩きだすことで作るリポウズ/バンプアウトが施されることで立体的に仕上げられています。
長い経年と着用による摩耗したシルバーは、完璧なコンディションとは言えませんが。鞣されたシルバーの表情は独特のなめらかで有機的な質感を生み出しているようです。

こちらの様な美しい立体感を生み出す造形は、現代においては【Ernie Lister】アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティー等のナバホの伝統をしっかりと受け継ぐ作家が現在も制作していますが、特に当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jock Favor】ジョック・フェイバーや【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス等のアングロ(白人)作家です。本作はそれらの源流/オリジナルピースであり、アンティークながら現代作家の技術を凌ぐ完成度や造形美を持っています。

セットされたターコイズはおそらく1930年代前半頃に多く産出された【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズと思われ、高さのあるカボションカットとなっており、その原石はハイドームカットが可能な厚みを持っていたことが判ります。アンティーク作品らしい柔らかな水色を持った美しいターコイズで、ブラウンウェブを持ち経年によって艶は失われていますが、現在でもその価値を損ねていない貴重な無添加ナチュラルターコイズです。


【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズは、ネバダ州のエスメラルダ郡にあり、北米4大ターコイズの一角です。長い歴史のある鉱山であり、1920年代後半から現在の『Lone Mountain』と言う名称になり、現在もわずかながら採掘されている鉱山です。非常に硬度が高く、変色や劣化に強いターコイズとして知られ、採掘される原石はどんなに小さなものでもカットされ、そのほとんどがジュエリーに用いられました。
【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Mark Chee】マーク・チー等も好んでジュエリーにしたターコイズです。現在ではそのクオリティーと希少性からランダーブルーに次ぐ評価を受けるターコイズです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーから成形した作品特有の重厚なバンドに仕上げられ、当時の武骨で素朴な雰囲気を堪能できるハイエンドなアンティークジュエリー。さらに、原始的な製法・技法で作り上げられていますが、卓越した技術と造形センス、丁寧で完成されたシルバーワークによって普遍的な造形美が与えられており、多くのスタイルによく馴染む汎用性の高いバングルとなっています。

その佇まいは威厳を感じさせ、ターコイズのクオリティを含めアンティーク工芸品としてだけでなくアートピースとしても高く評価される作品です。
本作の様なクオリティを持ったアンティークピースはその希少性や史料価値により、その多くが博物館に収蔵品となっているミュージアムクオリティーのアンティークピースです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、経年・着用による摩耗によって良い状態とは言えませんが、特にダメージは無く着用に不安のない状態です。
ターコイズは、センターの石に少し穴になっている部分が見られますがガタツキやクラックはなく良好なコンディション。また、マトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ特徴であり、現在もアンティークピースとしては素晴らしい質を保っています。
【NAVAJO】ナバホのヒストリックなアンティークジュエリー、重厚で質の高いシルバーワークをベースに、3つのターコイズがマウントされた作品。アリゾナ州において長期間個人所蔵され、2018年に「バーンファインド」されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1930年代~1940年代前半頃に作られたと思われる作品で、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、高い技術によってトライアングルから派生した独特の造形に仕上げられています。それは、巧みなハンマーワークとファイルワーク(エングレイビング/削り加工)によって、独特なシェイプを形成しており、360度どこから見ても美しい造形に仕上げられています。
フロント部分はハンマーでフラットにされ、3つのハイドームにカットされたターコイズがセットされ、石を羅列する『Row Work/ローワーク』と呼ばれるスタイルとなっています。もちろんターコイズのベゼル(覆輪)も丁寧にハンドメイドされており、ノッチドベゼル(刻みの入る覆輪)となっています。さらに、ターコイズの間や両脇には、シルバーボールが配されることで石とバンドが自然に馴染んでいるようです。バンドのサイド部分はトライアングルシェイプに造形され、プリミティブなスタンプワークが刻まれています。そして、ターミナル(両端)にはシルバーを叩きだすことで作るリポウズ/バンプアウトが施されることで立体的に仕上げられています。
長い経年と着用による摩耗したシルバーは、完璧なコンディションとは言えませんが。鞣されたシルバーの表情は独特のなめらかで有機的な質感を生み出しているようです。

こちらの様な美しい立体感を生み出す造形は、現代においては【Ernie Lister】アーニー・リスターや【Perry Shorty】ペリー・ショーティー等のナバホの伝統をしっかりと受け継ぐ作家が現在も制作していますが、特に当時のリバイバル/復刻を意識して制作しているのは、【Jock Favor】ジョック・フェイバーや【Jesse Robbins】ジェシー・ロビンス等のアングロ(白人)作家です。本作はそれらの源流/オリジナルピースであり、アンティークながら現代作家の技術を凌ぐ完成度や造形美を持っています。

セットされたターコイズはおそらく1930年代前半頃に多く産出された【Lone Mountain Turquoise】ローンマウンテンターコイズと思われ、高さのあるカボションカットとなっており、その原石はハイドームカットが可能な厚みを持っていたことが判ります。アンティーク作品らしい柔らかな水色を持った美しいターコイズで、ブラウンウェブを持ち経年によって艶は失われていますが、現在でもその価値を損ねていない貴重な無添加ナチュラルターコイズです。


【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズは、ネバダ州のエスメラルダ郡にあり、北米4大ターコイズの一角です。長い歴史のある鉱山であり、1920年代後半から現在の『Lone Mountain』と言う名称になり、現在もわずかながら採掘されている鉱山です。非常に硬度が高く、変色や劣化に強いターコイズとして知られ、採掘される原石はどんなに小さなものでもカットされ、そのほとんどがジュエリーに用いられました。
【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Mark Chee】マーク・チー等も好んでジュエリーにしたターコイズです。現在ではそのクオリティーと希少性からランダーブルーに次ぐ評価を受けるターコイズです。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もインゴットシルバーから成形した作品特有の重厚なバンドに仕上げられ、当時の武骨で素朴な雰囲気を堪能できるハイエンドなアンティークジュエリー。さらに、原始的な製法・技法で作り上げられていますが、卓越した技術と造形センス、丁寧で完成されたシルバーワークによって普遍的な造形美が与えられており、多くのスタイルによく馴染む汎用性の高いバングルとなっています。

その佇まいは威厳を感じさせ、ターコイズのクオリティを含めアンティーク工芸品としてだけでなくアートピースとしても高く評価される作品です。
本作の様なクオリティを持ったアンティークピースはその希少性や史料価値により、その多くが博物館に収蔵品となっているミュージアムクオリティーのアンティークピースです。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、経年・着用による摩耗によって良い状態とは言えませんが、特にダメージは無く着用に不安のない状態です。
ターコイズは、センターの石に少し穴になっている部分が見られますがガタツキやクラックはなく良好なコンディション。また、マトリックス部分に凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石が持つ特徴であり、現在もアンティークピースとしては素晴らしい質を保っています。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度

内径最大幅 約61.8㎜    正面幅(高さ) 約13.5㎜
内周 約143㎜    開口部 約27.5㎜
Inside Measurement 5 11/16inch   opening 1 1/16 inch 

  ターコイズ(中央の石)サイズ 縦 約11.3㎜  横 約18.1㎜

※バングルはサイズ調整可能ですが、こちらの作品は非常に厚く硬いシルバーのため調整可能な幅は大きくありません。MLサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver, Lone Mountain Turquoise
        約51.9g