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JRO012432

Old Navajo Spider Web Green Turquoise Small Ring c.1980

Old Navajo Spider Web Green Turquoise Small Ring c.1980
23,800 円(税込)
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Old Navajo Spider Web Green Turquoise Small Ring  c.1980
  • Old Navajo Spider Web Green Turquoise Small Ring  c.1980
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【NAVAJO】ナバホのオールドジュエリー、オーセンティックなシルバーワークをベースにしたシンプルな造形に、スパイダーウェブが入る美しいグリーンのターコイズがセットされたビンテージリングです。

1980年代以降に制作された当店では比較的新しい作品ですが、ナバホのプリミティブな技術によって作られたトラディショナルな作品です。シャンクは重厚なハーフラウンドワイヤーが力強いシルバーワークによって2本に割り開かれ、『スプリットシャンク』と呼ばれるナバホのトラディショナルなスタイルに造形されています。そこに独特なシェイプのフェイスが構成されており、オーバルカットの美しいグリーンターコイズがセットされています。フェイスには小さなシルバードロップ(シルバーボール)や細かなカッティングワークが施され奥行きとナバホジュエリーらしい表情が与えられているようです。このような装飾スタイルは1980年代以降の作品で多く見られ、リング以外にもペンダントトップなどでも応用されています。こちらの作品もそれらと同時期に制作されたと思われ、一つ一つ丁寧なシルバーワークで構成されており、オーセンティックな造形/デザインの作品です。

またそこに、強く非常にタイトなスパイダーウェブマトリックスを持ったターコイズがセットされることで、際立った存在感を示しています。産出した鉱山の特定はできませんが、濃く鮮やかなグリーンに強いブラック・ブラウンのウェブが入ります。こちらのようにタイトで強いスパイダーウェブを持ったグリーンターコイズは非常に珍しく、もとは水色だった石が経年により変色して現在の色味になっている可能性などが考えられます。

現在、世界中で流通する『ターコイズ』は、北米産以外も含め鉱物学的にいくつかのグループに分類することができます。それらは全てターコイズとして市場に出て販売されていますが、構成成分の含有割合によって細かく分けると6つの鉱物を含んでいます。
ターコイズと定義されている鉱物は、アルミニウム・銅・リン・水素、そして酸素で構成されていますが、例えばそこに鉄が入るとそれは、【Chalcosiderite】チャルコシデライトとなり、グリーンターコイズの一部が成分的にこのチャルコシデライトに属します。さらに、キャリコレイクターコイズの多くが属しているとみられるのが、亜鉛の含まれる【Faustite】ファウスタイト、そして、ガドバー/バーナムターコイズの少しミルキーな水色のターコイズが、アルミニウムを多く含む【Planerite】プラネライトに属します。 他にも【Aheylite】アヘイライトやターコイズと見た目にほとんど差異のない【Coeruleolactite】コエルレオラクタイトがります。
さらに、ターコイズではなく個別の鉱物/宝石として流通している石の中でも、ビズビー鉱山で多く産出し、ターコイズとしても流通する事がある【Chrysocolla】クリソコラや、ターコイズとは全く違った特徴を持ちながら同じ鉱山から採掘され、インディアンジュエリーにも古くから用いられている【Malachite】マラカイト等も存在しています。

そして、特にグリーンターコイズの場合には、前述にもありますように元々ブルーだった石がグリーンへと『変色』している可能性が考えられます。アンティークインディアンジュエリーでは長い経年などによって多く見られるターコイズの変化です。採掘されルースとしてカットされた時には澄んだ水色であった石も油分の浸透や高温などによって鈍いグリーンへと変化していきます。
通常はこちらのようにタイトなウェブを持つ石では硬度があるため、通常の使用では長期間にわたって変色することがありませんが、あえてオイルなどを使って変色を促していたり、特殊な環境に置かれていたことで、特別な変化が進んだ可能性もあります。それらの場合、科学的な検証を行っても元の色などを割り出すことは不可能となりますし、添加物としても検出されないと思われます。
こちらの作品にセットされた石もターコイズの中でも細かく分類するとチャルコシデライトに属する可能性が考えられる石です。とても美しい透明感と艶を持っており、鉱山は不明ながらとても美しく希少なターコイズがセットされています。


そのような上質感と少しダークトーンで落ち着いた印象を持ったターコイズによって、シックでクラシックな表情の作品です。造形はシンプルながら力強さがあり、ラフなスタイルにもモードな雰囲気にもフィットさせることができるリング。11号程度のサイズ感は女性にお勧めですが、クラシックなシェイプや指に馴染みの良い表情は、男性のピンキーリングとしても良い作品です。

深淵な表情に魅惑的な印象を持ったターコイズと、インディアンジュエリーの素朴で普遍的な造形美を感じられる良作です。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、僅かな使用感やシルバーのクスミ、そしてハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージやリペア跡などはなく、ターコイズを含め、とても良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのオールドジュエリー、オーセンティックなシルバーワークをベースにしたシンプルな造形に、スパイダーウェブが入る美しいグリーンのターコイズがセットされたビンテージリングです。

1980年代以降に制作された当店では比較的新しい作品ですが、ナバホのプリミティブな技術によって作られたトラディショナルな作品です。シャンクは重厚なハーフラウンドワイヤーが力強いシルバーワークによって2本に割り開かれ、『スプリットシャンク』と呼ばれるナバホのトラディショナルなスタイルに造形されています。そこに独特なシェイプのフェイスが構成されており、オーバルカットの美しいグリーンターコイズがセットされています。フェイスには小さなシルバードロップ(シルバーボール)や細かなカッティングワークが施され奥行きとナバホジュエリーらしい表情が与えられているようです。このような装飾スタイルは1980年代以降の作品で多く見られ、リング以外にもペンダントトップなどでも応用されています。こちらの作品もそれらと同時期に制作されたと思われ、一つ一つ丁寧なシルバーワークで構成されており、オーセンティックな造形/デザインの作品です。

またそこに、強く非常にタイトなスパイダーウェブマトリックスを持ったターコイズがセットされることで、際立った存在感を示しています。産出した鉱山の特定はできませんが、濃く鮮やかなグリーンに強いブラック・ブラウンのウェブが入ります。こちらのようにタイトで強いスパイダーウェブを持ったグリーンターコイズは非常に珍しく、もとは水色だった石が経年により変色して現在の色味になっている可能性などが考えられます。

現在、世界中で流通する『ターコイズ』は、北米産以外も含め鉱物学的にいくつかのグループに分類することができます。それらは全てターコイズとして市場に出て販売されていますが、構成成分の含有割合によって細かく分けると6つの鉱物を含んでいます。
ターコイズと定義されている鉱物は、アルミニウム・銅・リン・水素、そして酸素で構成されていますが、例えばそこに鉄が入るとそれは、【Chalcosiderite】チャルコシデライトとなり、グリーンターコイズの一部が成分的にこのチャルコシデライトに属します。さらに、キャリコレイクターコイズの多くが属しているとみられるのが、亜鉛の含まれる【Faustite】ファウスタイト、そして、ガドバー/バーナムターコイズの少しミルキーな水色のターコイズが、アルミニウムを多く含む【Planerite】プラネライトに属します。 他にも【Aheylite】アヘイライトやターコイズと見た目にほとんど差異のない【Coeruleolactite】コエルレオラクタイトがります。
さらに、ターコイズではなく個別の鉱物/宝石として流通している石の中でも、ビズビー鉱山で多く産出し、ターコイズとしても流通する事がある【Chrysocolla】クリソコラや、ターコイズとは全く違った特徴を持ちながら同じ鉱山から採掘され、インディアンジュエリーにも古くから用いられている【Malachite】マラカイト等も存在しています。

そして、特にグリーンターコイズの場合には、前述にもありますように元々ブルーだった石がグリーンへと『変色』している可能性が考えられます。アンティークインディアンジュエリーでは長い経年などによって多く見られるターコイズの変化です。採掘されルースとしてカットされた時には澄んだ水色であった石も油分の浸透や高温などによって鈍いグリーンへと変化していきます。
通常はこちらのようにタイトなウェブを持つ石では硬度があるため、通常の使用では長期間にわたって変色することがありませんが、あえてオイルなどを使って変色を促していたり、特殊な環境に置かれていたことで、特別な変化が進んだ可能性もあります。それらの場合、科学的な検証を行っても元の色などを割り出すことは不可能となりますし、添加物としても検出されないと思われます。
こちらの作品にセットされた石もターコイズの中でも細かく分類するとチャルコシデライトに属する可能性が考えられる石です。とても美しい透明感と艶を持っており、鉱山は不明ながらとても美しく希少なターコイズがセットされています。


そのような上質感と少しダークトーンで落ち着いた印象を持ったターコイズによって、シックでクラシックな表情の作品です。造形はシンプルながら力強さがあり、ラフなスタイルにもモードな雰囲気にもフィットさせることができるリング。11号程度のサイズ感は女性にお勧めですが、クラシックなシェイプや指に馴染みの良い表情は、男性のピンキーリングとしても良い作品です。

深淵な表情に魅惑的な印象を持ったターコイズと、インディアンジュエリーの素朴で普遍的な造形美を感じられる良作です。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、僅かな使用感やシルバーのクスミ、そしてハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、ダメージやリペア跡などはなく、ターコイズを含め、とても良好な状態を保っています。
Size

日本規格 約 11号  円周 約 51.4㎜    us 6
正面幅 約 20.7㎜
ターコイズサイズは 縦 約15.4㎜  横 約11.3㎜

Material

Silver, SpiderWeb Green Turquoise