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JNH012592

【Robert Lomadapki】 Hopi Shadowbox Pendant Necklace c.1980~

【Robert Lomadapki】 Hopi Shadowbox Pendant Necklace c.1980~
108,000 円(税込)
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【Robert Lomadapki】 Hopi Shadowbox Pendant Necklace  c.1980~
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【HOPI】ホピの偉大なアーティスト【Robert Lomadapki】ロバート・ロマダプキ(1942-2015)の作品で、同作者らしい柔らかな膨らみを持った美しいトップを、当店にてディアスキンレザーレースにセットしたビンテージネックレス/ペンダントです。

ティアドロップの様でエッジを持ったシェイプに造形されたトップは、とても柔らかく美しい立体的な膨らみが施されており、中央には綺麗なカッティングワークによってナバホラグに見られる【Eyedazzler】アイダズラーの様な紋様が生み出されています。またそれは同時に『シャドーボックス』と呼ばれるスタイルを造形しており、中央に【Pilot Mountain】パイロットマウンテンターコイズがセットされています。そのターコイズは比較的ハイドームなカットの石が使われており、ペンダントトップ全体に施された曲面を補完するように造形されています。
オーバーレイ技術を応用したシャドーボックスのスタイルと考えられ、とてもシンプルなデザイン/造形で構成されています。それらは細かなシルバーワークではなく大胆な印象を持っていますが、その造形技術は非常に高度で、ロバート・ロマダプキという作者だからこそ実現可能な作品だと思われます。
裏面には、作者のサイン(ホールマーク)『Lomadapki Joshweseoma』と『HOPI』の文字が刻まれており、1970年代末~1990年代の作品と推測されます。バチカン(フックパーツ)も同作者独特のS字型フックタイプのパーツが備えられています。

セットされたターコイズは、【Pilot Mountain】パイロットマウンテンターコイズと思われ、とても強い透明感を持った澄んだ水色に、アクアカラーのグラデーションや複雑な景色を形成するブラウンやゴールド等のマトリックスが入ります。それは素晴らしい奥行きも感じさせ、高い硬度による照りや煌きを持ったミドルグレード以上にグレーディングできる無添加ナチュラルターコイズです。


【Pilot Mountain】パイロットマウンテンターコイズは、ネバダ州に位置しビズビーなどと同じように古くからある銅山でしたが、少量のターコイズを定期的に産出していたようです。70年代頃からはターコイズも本格的に採掘され、とても個性的で複雑な景色を作り出すマトリックスと、バラエティー豊かな色味が特徴です。


【Shadowbox】シャドーボックスは、1930年代の後半に確立された技法で、1960年代~1970年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒(影)が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで、立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代には【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。こちらはオーバーレイ技術を極めた作者によって前述のようにシャドーボックスの造形スタイルに仕上げられています。


【Robert Lomadapki】(Bob Lomadapki)ロバート・ロマダプキは、1942年アリゾナ州ホートビラに生まれで、クラン(ホピ特有の氏族)はコヨーテ。1960年代初頭頃からシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせ、1970年代には、ミュージアムオブノーザンアリゾナにて【Duane Maktima】ドゥエイン・マクティマや【Victor Beck】ビクター・ベックらと共に彫金技術を学び、オーバーレイ技術をメインとしたジュエリー制作を行っていたようです。
また、アリゾナ州フラッグスタッフにてアートギャラリーを経営し、若手の育成にも精力的に携わっておられました。ホピをはじめとするアメリカ中西部のインディアン文化やジュエリーの歴史などに精通し、ヨーロッパでも公演などを行っています。それらの功績により、2008年にはArizona Indian Living Treasure Award(アリゾナ州人間州宝)に認定されています。その見識や経験から、ノーザンアリゾナ大学に学者として招聘され、晩年は教育者として過ごしました。そして、残念ながら2015年に亡くなられています。

同氏の作品は、非常に洗練されたカッティング技術による美しいラインが特徴的です。デザイン/造形も大変モダンでシンプルなものが多く、ホピの伝統的な技術やモチーフを踏襲しながらも一目で作者の判断できるオリジナリティーを持っています。また、その長いキャリアの中で多くの技術を習得し、オーバーレイ以外にもこちらの様なシャドーボックスの造形やターコイズのインレイ、トゥーファキャストによって成形された作品なども見られます。
それら、身に付けた多くの技術を駆使し、クリーンでシンプルながらとても美しいフォルムを生み出し、特別なクオリティーと独自性を持った作品が多く残されています。


こちらの作品も大変シンプルでありながらロバート・ロマダプキの作品であることがすぐに判断できる作品であり、エレガントな造形美と完成されたシルバーワークを感じ取れる秀逸なピースです。
程よいサイズ感やクリーンな質感は、性別を問わず多くのスタイルの良いアクセントになり、レザーレースの長さを調整する事によって違った表情を見せる為、長年にわたってご愛用いただけるネックレスだと思われます。

Robert Lomadapki/ロバート・ロマダプキと言う偉大なアーティストによるオリジナリティーと洗練された完成度を持ち、現在ではコレクターの手を離れることが稀な貴重なオールドジュエリーの一つです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーには僅かなクスミが見られますが、大変良好です。ターコイズも現在もハイグロスを保ち、特にダメージの無いコンディションです。
【HOPI】ホピの偉大なアーティスト【Robert Lomadapki】ロバート・ロマダプキ(1942-2015)の作品で、同作者らしい柔らかな膨らみを持った美しいトップを、当店にてディアスキンレザーレースにセットしたビンテージネックレス/ペンダントです。

ティアドロップの様でエッジを持ったシェイプに造形されたトップは、とても柔らかく美しい立体的な膨らみが施されており、中央には綺麗なカッティングワークによってナバホラグに見られる【Eyedazzler】アイダズラーの様な紋様が生み出されています。またそれは同時に『シャドーボックス』と呼ばれるスタイルを造形しており、中央に【Pilot Mountain】パイロットマウンテンターコイズがセットされています。そのターコイズは比較的ハイドームなカットの石が使われており、ペンダントトップ全体に施された曲面を補完するように造形されています。
オーバーレイ技術を応用したシャドーボックスのスタイルと考えられ、とてもシンプルなデザイン/造形で構成されています。それらは細かなシルバーワークではなく大胆な印象を持っていますが、その造形技術は非常に高度で、ロバート・ロマダプキという作者だからこそ実現可能な作品だと思われます。
裏面には、作者のサイン(ホールマーク)『Lomadapki Joshweseoma』と『HOPI』の文字が刻まれており、1970年代末~1990年代の作品と推測されます。バチカン(フックパーツ)も同作者独特のS字型フックタイプのパーツが備えられています。

セットされたターコイズは、【Pilot Mountain】パイロットマウンテンターコイズと思われ、とても強い透明感を持った澄んだ水色に、アクアカラーのグラデーションや複雑な景色を形成するブラウンやゴールド等のマトリックスが入ります。それは素晴らしい奥行きも感じさせ、高い硬度による照りや煌きを持ったミドルグレード以上にグレーディングできる無添加ナチュラルターコイズです。


【Pilot Mountain】パイロットマウンテンターコイズは、ネバダ州に位置しビズビーなどと同じように古くからある銅山でしたが、少量のターコイズを定期的に産出していたようです。70年代頃からはターコイズも本格的に採掘され、とても個性的で複雑な景色を作り出すマトリックスと、バラエティー豊かな色味が特徴です。


【Shadowbox】シャドーボックスは、1930年代の後半に確立された技法で、1960年代~1970年代に多く見られた造形です。主にターコイズの外側に空洞を作ることによって深い黒(影)が現れるのが特徴で、それによりターコイズの美しい色や輝きをより際立たせる技法です。巨匠【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)も好んだ技法/スタイルの一つであり、現代まで受け継がれています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで、立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にホピの作家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代には【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。こちらはオーバーレイ技術を極めた作者によって前述のようにシャドーボックスの造形スタイルに仕上げられています。


【Robert Lomadapki】(Bob Lomadapki)ロバート・ロマダプキは、1942年アリゾナ州ホートビラに生まれで、クラン(ホピ特有の氏族)はコヨーテ。1960年代初頭頃からシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせ、1970年代には、ミュージアムオブノーザンアリゾナにて【Duane Maktima】ドゥエイン・マクティマや【Victor Beck】ビクター・ベックらと共に彫金技術を学び、オーバーレイ技術をメインとしたジュエリー制作を行っていたようです。
また、アリゾナ州フラッグスタッフにてアートギャラリーを経営し、若手の育成にも精力的に携わっておられました。ホピをはじめとするアメリカ中西部のインディアン文化やジュエリーの歴史などに精通し、ヨーロッパでも公演などを行っています。それらの功績により、2008年にはArizona Indian Living Treasure Award(アリゾナ州人間州宝)に認定されています。その見識や経験から、ノーザンアリゾナ大学に学者として招聘され、晩年は教育者として過ごしました。そして、残念ながら2015年に亡くなられています。

同氏の作品は、非常に洗練されたカッティング技術による美しいラインが特徴的です。デザイン/造形も大変モダンでシンプルなものが多く、ホピの伝統的な技術やモチーフを踏襲しながらも一目で作者の判断できるオリジナリティーを持っています。また、その長いキャリアの中で多くの技術を習得し、オーバーレイ以外にもこちらの様なシャドーボックスの造形やターコイズのインレイ、トゥーファキャストによって成形された作品なども見られます。
それら、身に付けた多くの技術を駆使し、クリーンでシンプルながらとても美しいフォルムを生み出し、特別なクオリティーと独自性を持った作品が多く残されています。


こちらの作品も大変シンプルでありながらロバート・ロマダプキの作品であることがすぐに判断できる作品であり、エレガントな造形美と完成されたシルバーワークを感じ取れる秀逸なピースです。
程よいサイズ感やクリーンな質感は、性別を問わず多くのスタイルの良いアクセントになり、レザーレースの長さを調整する事によって違った表情を見せる為、長年にわたってご愛用いただけるネックレスだと思われます。

Robert Lomadapki/ロバート・ロマダプキと言う偉大なアーティストによるオリジナリティーと洗練された完成度を持ち、現在ではコレクターの手を離れることが稀な貴重なオールドジュエリーの一つです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーには僅かなクスミが見られますが、大変良好です。ターコイズも現在もハイグロスを保ち、特にダメージの無いコンディションです。
Size

縦 約4.3㎝   横 約2.35㎝   
レザーレースは最大で90.0㎝程度

Material

Silver, Pilot Mountain Turquoise, Leather Lace (Deer Skin)