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JNO011737

【Morris Robinson】 Hopi Antique Tag Pendant Necklace c.1930~

【Morris Robinson】 Hopi Antique Tag Pendant Necklace c.1930~
44,000 円(税込)
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【Morris Robinson】 Hopi Antique Tag Pendant Necklace  c.1930~
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【HOPI】ホピの偉大な作家【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の作品で、同作者の特徴的なアローモチーフのスタンプが施されたタグがネックレストップにあしらわれたアンティーク/ビンテージネックレスです。

1930年代~40年代頃に作られた作品と思われ、こちらのようなシルバープレートタイプのタグは、当時のサウスウエスト観光で荷物タグとして使われていたもので、現在はアクセサリーのパーツとして広く用いられています。ただし、こちらの作品はおそらくもともとネックレスのトップ/フォブとして制作された作品で、類似したタグに比べ少し大き目のサイズとなっています。

まだホピ族の特徴を感じるデザイン/造形ではなく、ナバホジュエリーと共通した伝統的なシルバーワークによって造形されトラディッショナルな印象に仕上がっています。しかしながら、その中にもオリジナルのスタンプ(鏨)やその構成等、モリス・ロビンソンという作者の独自性が垣間見られるピース。
おそらくインゴットシルバー(銀塊)からプレート上に成形された地金をベースにして、センターには小さなターコイズがセットされ、全体にトラディッショナルなスタンプワークが施されています。また、裏面にはHOPI(ホピ)を表す『H』の文字とMorris Robinsonのクラン(母系の氏族を表す動物)である蛇のホールマークが刻まれています。
付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚な925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。

アンティークインディアンジュエリー特有の武骨な雰囲気を感じさせ、スクエアフェイスで構築的な表情を持ちながら、Morris Robinson独特のどこかキャッチーで有機的な質感とエレガントな印象を併せ持ったネックレスに仕上げられています。

モチーフの【Arrow】アローは、『お守り』の意味合いを持ち、ナバホの最も古いモチーフの一つであり、同作者の作品では欠かせないスタンプと言えます。


【Morris Robinson】モリス・ロビンソンは、1901年にアリゾナ州北部のオライビに生まれますが、1906年の【The Oraibi split】オライビ スプリットによってさらに北部であるホートビラ=バカビに移住します。その当時、幼かったことからも過酷な幼少期が想像されますが、このころの記録は残っていないようです。

※【The Oraibi split】オライビ スプリットとは、1800年代後半からスペイン人の入植と共に宣教師がホピ族の村であったオライビにも布教を進め、政府の介入によりホピの子供たちに学校教育を強要しようとします。1906年、それらアメリカ政府の方針に従った住民と、反対した住民が対立・分裂してしまった出来事。その後、反対派住民の多くはオライビを追われ、当時は何もなかったホートビラ=バカビに移り苦難の末に定住しました。

その後、1920年頃にはフェニックスにあるインディアンスクールに在籍しており、従弟である作家【Grant Jenkins】グラント・ジェンキンス(1909-1933)と共に暮らし、シルバースミスとしてのスキルも彼から学びました。
そして、Vaughn's Indian Storeを買収したFred Wilson's INDIAN TRADING POST等、ほとんどのキャリアをフェニックスとその周辺都市で過ごし、シルバースミスとしての腕を磨きました。そして、そのころにはすでに多くの賞を受賞し、トラディッショナルなスタイルを受け継ぎながらも独自性のあるジュエリーを多く生み出しています。
1961年からは、スコッツデールにあった【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969)が経営する【Sakyesva Jewelry】で制作をしていましたが、Harry Sakyesvaが病気療養のためコロラド州に移るとMorris Robinsonもホートビラ=バカビに戻ります。バカビでは、兄弟と共に牧羊をして生活していましたが、シルバースミスとしてのツールは手放すことなく、僅かながらジュエリーの制作も継続していたそうです。その後、1984年にホピの村で亡くなっています。

こちらの作品にみられる『H』と『スネーク』のホールマークは1931年頃から使用していたとされており、個人のホールマークを使用した最初期の作家の一人です。
現在では、アンティークインディアンジュエリーのオーセンティックな作品として定着しているスタイルの作品を多く残したMorris Robinsonですが、活躍していた当時には突出した技術を持ち、独自性を持った作品は多くの作家に影響を与えています。そういった意味での貢献度は、ナバホのフレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やホピの【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)にも並ぶ偉大な先人であり、ミュージアムに収蔵される傑作を多く残しています。
また、その技術によりジュエリーだけでなくボックスやカトラリー等多くのシルバー工芸品が制作されており、【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイよりも早くゴールドジュエリーを制作していたことでも知られています。


こちらは、Morris Robinson独特の特徴を持ち、スクエアフェイスのリングや小さなピルボックスを多く制作した同作者の代表的な造形/デザインとも言えるタグタイプのペンダントトップです。
程よいサイズ感やクラシックな質感、それに『ドックタグ』のようなワイルドな存在感は、男性のスタイリングにも良く馴染み汎用性が高く、多くのスタイルの良いアクセントになるネックレスだと思います。

また、ビンテージインディアンジュエリー独特の武骨な雰囲気も魅力的で、オーセンティックなデザインながらMorris Robinsonと言う偉大な作家によるオリジナリティーを持ち、史料価値も高いアンティークピースです。

追加画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションは、シルバーには摩耗等の使用感がほとんど感じされず良好ですが、ターコイズは画像の様に大きくクラックがあります。ただし、ガタつきなどは見られずご着用にあたっての不安はありません。
【HOPI】ホピの偉大な作家【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の作品で、同作者の特徴的なアローモチーフのスタンプが施されたタグがネックレストップにあしらわれたアンティーク/ビンテージネックレスです。

1930年代~40年代頃に作られた作品と思われ、こちらのようなシルバープレートタイプのタグは、当時のサウスウエスト観光で荷物タグとして使われていたもので、現在はアクセサリーのパーツとして広く用いられています。ただし、こちらの作品はおそらくもともとネックレスのトップ/フォブとして制作された作品で、類似したタグに比べ少し大き目のサイズとなっています。

まだホピ族の特徴を感じるデザイン/造形ではなく、ナバホジュエリーと共通した伝統的なシルバーワークによって造形されトラディッショナルな印象に仕上がっています。しかしながら、その中にもオリジナルのスタンプ(鏨)やその構成等、モリス・ロビンソンという作者の独自性が垣間見られるピース。
おそらくインゴットシルバー(銀塊)からプレート上に成形された地金をベースにして、センターには小さなターコイズがセットされ、全体にトラディッショナルなスタンプワークが施されています。また、裏面にはHOPI(ホピ)を表す『H』の文字とMorris Robinsonのクラン(母系の氏族を表す動物)である蛇のホールマークが刻まれています。
付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚な925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。

アンティークインディアンジュエリー特有の武骨な雰囲気を感じさせ、スクエアフェイスで構築的な表情を持ちながら、Morris Robinson独特のどこかキャッチーで有機的な質感とエレガントな印象を併せ持ったネックレスに仕上げられています。

モチーフの【Arrow】アローは、『お守り』の意味合いを持ち、ナバホの最も古いモチーフの一つであり、同作者の作品では欠かせないスタンプと言えます。


【Morris Robinson】モリス・ロビンソンは、1901年にアリゾナ州北部のオライビに生まれますが、1906年の【The Oraibi split】オライビ スプリットによってさらに北部であるホートビラ=バカビに移住します。その当時、幼かったことからも過酷な幼少期が想像されますが、このころの記録は残っていないようです。

※【The Oraibi split】オライビ スプリットとは、1800年代後半からスペイン人の入植と共に宣教師がホピ族の村であったオライビにも布教を進め、政府の介入によりホピの子供たちに学校教育を強要しようとします。1906年、それらアメリカ政府の方針に従った住民と、反対した住民が対立・分裂してしまった出来事。その後、反対派住民の多くはオライビを追われ、当時は何もなかったホートビラ=バカビに移り苦難の末に定住しました。

その後、1920年頃にはフェニックスにあるインディアンスクールに在籍しており、従弟である作家【Grant Jenkins】グラント・ジェンキンス(1909-1933)と共に暮らし、シルバースミスとしてのスキルも彼から学びました。
そして、Vaughn's Indian Storeを買収したFred Wilson's INDIAN TRADING POST等、ほとんどのキャリアをフェニックスとその周辺都市で過ごし、シルバースミスとしての腕を磨きました。そして、そのころにはすでに多くの賞を受賞し、トラディッショナルなスタイルを受け継ぎながらも独自性のあるジュエリーを多く生み出しています。
1961年からは、スコッツデールにあった【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969)が経営する【Sakyesva Jewelry】で制作をしていましたが、Harry Sakyesvaが病気療養のためコロラド州に移るとMorris Robinsonもホートビラ=バカビに戻ります。バカビでは、兄弟と共に牧羊をして生活していましたが、シルバースミスとしてのツールは手放すことなく、僅かながらジュエリーの制作も継続していたそうです。その後、1984年にホピの村で亡くなっています。

こちらの作品にみられる『H』と『スネーク』のホールマークは1931年頃から使用していたとされており、個人のホールマークを使用した最初期の作家の一人です。
現在では、アンティークインディアンジュエリーのオーセンティックな作品として定着しているスタイルの作品を多く残したMorris Robinsonですが、活躍していた当時には突出した技術を持ち、独自性を持った作品は多くの作家に影響を与えています。そういった意味での貢献度は、ナバホのフレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)やホピの【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)にも並ぶ偉大な先人であり、ミュージアムに収蔵される傑作を多く残しています。
また、その技術によりジュエリーだけでなくボックスやカトラリー等多くのシルバー工芸品が制作されており、【Charles Loloma】チャールズ・ロロマや【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイよりも早くゴールドジュエリーを制作していたことでも知られています。


こちらは、Morris Robinson独特の特徴を持ち、スクエアフェイスのリングや小さなピルボックスを多く制作した同作者の代表的な造形/デザインとも言えるタグタイプのペンダントトップです。
程よいサイズ感やクラシックな質感、それに『ドックタグ』のようなワイルドな存在感は、男性のスタイリングにも良く馴染み汎用性が高く、多くのスタイルの良いアクセントになるネックレスだと思います。

また、ビンテージインディアンジュエリー独特の武骨な雰囲気も魅力的で、オーセンティックなデザインながらMorris Robinsonと言う偉大な作家によるオリジナリティーを持ち、史料価値も高いアンティークピースです。

追加画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションは、シルバーには摩耗等の使用感がほとんど感じされず良好ですが、ターコイズは画像の様に大きくクラックがあります。ただし、ガタつきなどは見られずご着用にあたっての不安はありません。
Size

縦(バチカンを含む) 約3.1㎝   横 約1.9㎝   チェーン長さ 約 50.0㎝程度

Material

Silver (probably Ingot Silver), Unknown Turquoise