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JBF001814

Antique 【Arrow Novelty】 Thunderbird Stamped Cuff c.1920~

Antique 【Arrow Novelty】 Thunderbird Stamped Cuff c.1920~
74,000 円(税込)
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Antique 【Arrow Novelty】 Thunderbird Stamped Cuff  c.1920~
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【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルの作品で、当時の有名工房の一つである【Arrow Novelty】アローノベルティ社製のピース。ツーリスト向けのジュエリーを量産した工房の作品ながら、非常に珍しいデザイン/造形を持つ個体で、おそらくインゴット(銀塊)から成形され全てハンドメイドによって制作されたアンティーク/ビンテージバングルです。

コインシルバー(銀含有率90.0%)のインゴット(銀塊)から成型された地金/バンドにシンプルなスタンプワークで構成された秀逸な作品。リポウズと言うシルバーを叩き出す技術を使い全体に丸く曲面がつけられており、圧倒的な技術のハンマーワークにより美しいアールと立体感が生み出されています。このようなディテールは、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込んで、そこにシルバーを叩き添わせることによって曲面を作っています。さらに、エッジ部分には細かなベイナースタンプを施すことによってメリハリのある造形に仕上げられています。また、これらのディテールにより造形の奥行きと、手首への心地よいフィット感を実現しています。
センターにはフレッド・ハービースタイルを代表するモチーフの一つであるサンダーバードのスタンプが配され、内側には工房Arrow Noveltyのホールマークである『COIN 900』の文字が刻まれたアローヘッドが刻印されています。プリミティブなハンマーワークによるリポウズ、オリジナリティーを感じる質の高いスタンプワークが施され、メーカーとしてジュエリーを量産化していた同工房の作品ではとても珍しいオールハンドメイドのピースでおそらく一点ものと推測され、史料価値も高いピースです。


【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、アメリカにおいてツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたコロラド州デンバーのメーカー【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで1919年に創業しました。 1925年には現在復刻されてよく見かけるカタログを発行し、当時のツーリストジュエリームーブメントを支える大手メーカーの一つとなっています。また、当時のカタログを比べた時にH.H. TammenとArrow Noveltyのデザインが極似し、品番やプライスも同一であることから、Arrow Noveltyの販売した製品は、ある時期までH.H. Temmenが製造していたと推測されます。
当時、すでに競争が激しかったスーベニア産業においての同社の戦略は【Maisel's】の長所(そのスタイルやクオリティー)とH.H. Tammenのノウハウ(量産化)を同時に進めることだったようです。製造元を表すサインであるホールマークはあまり多く刻印されなかったようですが、その多くをコインシルバーで制作し、Maisel'sやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、SOUTHWEST ARTS&CRAFTS等、古くから営まれる工房の作品をデザインソースとしながらも、それまでのツーリストジュエリーに比べすっきりと完成度の高いデザインが多いのが特徴で、プライスもMaisel'sの似たタイプのものと比べた時にはかなり安く設定されていたようです。

そして、いつ頃からか不明ですが、残念ながら製造にはインディアン以外の作業員が携わっていたようです。そのため、カタログには『Indian Design』と表記されており、多くの秀逸なデザインを残していますが、同じようにジュエリーの量産化を進めたBellやMaisel'sと違いインディアンメイドではないという理由で、Arrow Noveltyのピースは当店での取扱いが少なくなっています。

ただし、こちらの作品の様におそらくはインディアンシルバースミスによるものと推測される、全てハンドメイドで量産品ではないピースも稀に発見されます。サンプルとして作られた物か取扱店や顧客によるオーダー品なのかは不明ですが希少な存在と言えるピースです。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。同じように【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、『割金』と呼ばれる残り7.5%は、銅やアルミニウム等が含まれています。 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、割金や製法に左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異を見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


フロントに施されたサンダーバードによってツーリストジュエリーらしいキャッチーな印象が特徴的な作品ですが、高度なハンマーワークによる立体的な造形により、ビンテージインディアンジュエリー独特の武骨で素朴な造形美も感じられるピースです。

また、シンプルでクリーンな表情に仕上げられている為、性別やスタイルを問わず馴染みやすく、普遍的な美しいシェイプは長くご愛用いただけるバングルです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも大変良好。シルバーに多少のクスミや制作上のムラが見られる程度で、使用感なく良い状態を保っています。
【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルの作品で、当時の有名工房の一つである【Arrow Novelty】アローノベルティ社製のピース。ツーリスト向けのジュエリーを量産した工房の作品ながら、非常に珍しいデザイン/造形を持つ個体で、おそらくインゴット(銀塊)から成形され全てハンドメイドによって制作されたアンティーク/ビンテージバングルです。

コインシルバー(銀含有率90.0%)のインゴット(銀塊)から成型された地金/バンドにシンプルなスタンプワークで構成された秀逸な作品。リポウズと言うシルバーを叩き出す技術を使い全体に丸く曲面がつけられており、圧倒的な技術のハンマーワークにより美しいアールと立体感が生み出されています。このようなディテールは、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込んで、そこにシルバーを叩き添わせることによって曲面を作っています。さらに、エッジ部分には細かなベイナースタンプを施すことによってメリハリのある造形に仕上げられています。また、これらのディテールにより造形の奥行きと、手首への心地よいフィット感を実現しています。
センターにはフレッド・ハービースタイルを代表するモチーフの一つであるサンダーバードのスタンプが配され、内側には工房Arrow Noveltyのホールマークである『COIN 900』の文字が刻まれたアローヘッドが刻印されています。プリミティブなハンマーワークによるリポウズ、オリジナリティーを感じる質の高いスタンプワークが施され、メーカーとしてジュエリーを量産化していた同工房の作品ではとても珍しいオールハンドメイドのピースでおそらく一点ものと推測され、史料価値も高いピースです。


【Arrow Novelty】アローノベルティ社は、アメリカにおいてツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたコロラド州デンバーのメーカー【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社でアシスタントマネージャーをしていた【Rudolph Litzenberger】がニューヨークで1919年に創業しました。 1925年には現在復刻されてよく見かけるカタログを発行し、当時のツーリストジュエリームーブメントを支える大手メーカーの一つとなっています。また、当時のカタログを比べた時にH.H. TammenとArrow Noveltyのデザインが極似し、品番やプライスも同一であることから、Arrow Noveltyの販売した製品は、ある時期までH.H. Temmenが製造していたと推測されます。
当時、すでに競争が激しかったスーベニア産業においての同社の戦略は【Maisel's】の長所(そのスタイルやクオリティー)とH.H. Tammenのノウハウ(量産化)を同時に進めることだったようです。製造元を表すサインであるホールマークはあまり多く刻印されなかったようですが、その多くをコインシルバーで制作し、Maisel'sやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、SOUTHWEST ARTS&CRAFTS等、古くから営まれる工房の作品をデザインソースとしながらも、それまでのツーリストジュエリーに比べすっきりと完成度の高いデザインが多いのが特徴で、プライスもMaisel'sの似たタイプのものと比べた時にはかなり安く設定されていたようです。

そして、いつ頃からか不明ですが、残念ながら製造にはインディアン以外の作業員が携わっていたようです。そのため、カタログには『Indian Design』と表記されており、多くの秀逸なデザインを残していますが、同じようにジュエリーの量産化を進めたBellやMaisel'sと違いインディアンメイドではないという理由で、Arrow Noveltyのピースは当店での取扱いが少なくなっています。

ただし、こちらの作品の様におそらくはインディアンシルバースミスによるものと推測される、全てハンドメイドで量産品ではないピースも稀に発見されます。サンプルとして作られた物か取扱店や顧客によるオーダー品なのかは不明ですが希少な存在と言えるピースです。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。同じように【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、『割金』と呼ばれる残り7.5%は、銅やアルミニウム等が含まれています。 925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、割金や製法に左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異を見た目で判断するのは困難ですが、やはりコインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられると思います。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


フロントに施されたサンダーバードによってツーリストジュエリーらしいキャッチーな印象が特徴的な作品ですが、高度なハンマーワークによる立体的な造形により、ビンテージインディアンジュエリー独特の武骨で素朴な造形美も感じられるピースです。

また、シンプルでクリーンな表情に仕上げられている為、性別やスタイルを問わず馴染みやすく、普遍的な美しいシェイプは長くご愛用いただけるバングルです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションも大変良好。シルバーに多少のクスミや制作上のムラが見られる程度で、使用感なく良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ M - XL 程度。

内径最大幅 約57.8㎜    正面幅(高さ) 約18.0㎜
内周 約141㎜    開口部 約28㎜
Inside Measurement 5 9/16inch   opening 1 1/8inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。SM以上、XLサイズ以下の男性、XLサイズ以上の女性方であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Coin Silver 900 (probably Ingot Silver)
        約29.6g