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JPO011538

David Taliman Vintage Ingot Silver Pin Brooch w/TQ c.1940

David Taliman Vintage Ingot Silver Pin Brooch w/TQ c.1940
63,000 円(税込)
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David Taliman Vintage Ingot Silver Pin Brooch w/TQ  c.1940
  • David Taliman Vintage Ingot Silver Pin Brooch w/TQ  c.1940
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【NAVAJO】ナバホの巨匠【David Taliman】デビッド・タリマンの作品で、美しいシェイプとタイトなウェブの入るスクエアカットターコイズが印象的なアンティーク/ビンテージのピンブローチです。
こちらの作品は、書籍『HALLMARKS of NAVITVE SOUTHWEST JEWELRY』の著者であるPat&Kim Messierから譲り受けたものです。

1930年代後半~1950年代頃に作られた作品と思われ、それほど大きな作品ではなく、ナバホのトラディッショナルな印象に仕上がっていますが、スタンプなどのディテールには強い独自性が見られるピースです。
おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたシルバーは、ハンマーワークによって、緩やかなアール(曲面)が施されており、少し立体的な造形になっています。さらに、さり気なくも、他に類を見ないデザインのスタンプワークにより、独特な雰囲気がもたらされています。センターにはとても美しいスクエアカットターコイズがセットされ、ナバホの伝統的造形で構成されながらも、どこかモダンでエレガントな印象を漂わせる作品です。


【David Taliman】デビッド・タリマンは、1901年又は1902年にアリゾナ州ガナードに生まれ、ナバホ族の作家ですが夫人が【Santa Clara Pueblo】の女性だったことや、アメリカ中西部各地の色々なロケーションにある多くのトレーディングポストに所属していた形跡があるため、【Cochiti Pueblo】コチティ族や【ZUNI】ズニ族の出身と言われることがあります。 1900年代の初頭に生まれており、同世代の作家は【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)や【Ike Wilson】アイク・ウィルソン(1904-1942)で、【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)や【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)よりも一世代程度上の作家になります。
その経歴ははっきりしていない部分もあるようですが、カリフォルニア州で【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)と共にシルバースミスとして仕事をし、ニューメキシコ州サンタフェにあった【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】、同州アルバカーキの【Maisel's】、ロス・アラモス【Wooden Indian Trading Post】、さらにコロラド州の【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】にも作品を供給していたと思われます。 また、老舗【Gallup Mercantile Company】を運営したIlfeldファミリーの【Bill Ilfeld】がデザインしたジュエリーの制作を担当していた記録も残っているようです。シルバースミスとしての活動期間は、1920年代~60年代と言われ1967年にサンタフェで亡くなられています。

また航空会社に所属し、シルバーワークのデモンストレーションを全米の各都市で行っていたともされており、その作品はナバホの伝統的なスタイルをベースにしていたようですが、各地の工房でキャリアを積み、他部族出身の作家の影響も感じられ、独創性豊かな作品も多いことが特徴です。 前述の書籍『HALLMARKS of NAVITVE SOUTHWEST JEWELRY』では、【Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)との共作と思われるボロタイ等も紹介されており、その多岐にわたる活動の一端を見ることが出来ます。


セットされたターコイズは、淀みのない水色にタイトで複雑なブラウンウェブが入る石で、【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズか、【Old Burnham】オールドバーナムターコイズと推測されますが、鉱山を特定することは出来ません。
大きさのある石ではありませんが、スクエアカットは珍しく、こちらの作品の印象をモダンで洗練されたイメージにしている重要な要素だと思われます。


地金のシルバーは、それほど厚いものではありませんが、インゴットシルバーから成形されることで、硬くなめらかな質感に仕上げられています。ターコイズも非常に味わい深く、古い作品では貴重なクオリティーの高いターコイズがセットされています。

独自性も感じられる作品ですが、控えめなサイズやクラシックでオーセンティックなシェイプなどは使いやすく多くのアイテムに馴染みやすい造形のピンブローチです。アウターのアクセントとして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。こちらは、チェーンやレザーレースにセットしてネックレストップとしてもお使いいただけます。

ビンテージインディアンジュエリー独特の味わい深い印象と、David Talimanと言う偉大な作家によるクラシックながら独自性のある造形美を持つ作品であり、史料価値も高いアンティークピースです。

追加画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションはシルバーに多少のクスミや僅かな摩耗は見られますが、使用感は無く良好。ターコイズもハイグロスとは言えませんが良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホの巨匠【David Taliman】デビッド・タリマンの作品で、美しいシェイプとタイトなウェブの入るスクエアカットターコイズが印象的なアンティーク/ビンテージのピンブローチです。
こちらの作品は、書籍『HALLMARKS of NAVITVE SOUTHWEST JEWELRY』の著者であるPat&Kim Messierから譲り受けたものです。

1930年代後半~1950年代頃に作られた作品と思われ、それほど大きな作品ではなく、ナバホのトラディッショナルな印象に仕上がっていますが、スタンプなどのディテールには強い独自性が見られるピースです。
おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたシルバーは、ハンマーワークによって、緩やかなアール(曲面)が施されており、少し立体的な造形になっています。さらに、さり気なくも、他に類を見ないデザインのスタンプワークにより、独特な雰囲気がもたらされています。センターにはとても美しいスクエアカットターコイズがセットされ、ナバホの伝統的造形で構成されながらも、どこかモダンでエレガントな印象を漂わせる作品です。


【David Taliman】デビッド・タリマンは、1901年又は1902年にアリゾナ州ガナードに生まれ、ナバホ族の作家ですが夫人が【Santa Clara Pueblo】の女性だったことや、アメリカ中西部各地の色々なロケーションにある多くのトレーディングポストに所属していた形跡があるため、【Cochiti Pueblo】コチティ族や【ZUNI】ズニ族の出身と言われることがあります。 1900年代の初頭に生まれており、同世代の作家は【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)や【Ike Wilson】アイク・ウィルソン(1904-1942)で、【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)や【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)よりも一世代程度上の作家になります。
その経歴ははっきりしていない部分もあるようですが、カリフォルニア州で【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)と共にシルバースミスとして仕事をし、ニューメキシコ州サンタフェにあった【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】、同州アルバカーキの【Maisel's】、ロス・アラモス【Wooden Indian Trading Post】、さらにコロラド州の【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】にも作品を供給していたと思われます。 また、老舗【Gallup Mercantile Company】を運営したIlfeldファミリーの【Bill Ilfeld】がデザインしたジュエリーの制作を担当していた記録も残っているようです。シルバースミスとしての活動期間は、1920年代~60年代と言われ1967年にサンタフェで亡くなられています。

また航空会社に所属し、シルバーワークのデモンストレーションを全米の各都市で行っていたともされており、その作品はナバホの伝統的なスタイルをベースにしていたようですが、各地の工房でキャリアを積み、他部族出身の作家の影響も感じられ、独創性豊かな作品も多いことが特徴です。 前述の書籍『HALLMARKS of NAVITVE SOUTHWEST JEWELRY』では、【Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)との共作と思われるボロタイ等も紹介されており、その多岐にわたる活動の一端を見ることが出来ます。


セットされたターコイズは、淀みのない水色にタイトで複雑なブラウンウェブが入る石で、【Nevada Blue】ネバダブルーターコイズか、【Old Burnham】オールドバーナムターコイズと推測されますが、鉱山を特定することは出来ません。
大きさのある石ではありませんが、スクエアカットは珍しく、こちらの作品の印象をモダンで洗練されたイメージにしている重要な要素だと思われます。


地金のシルバーは、それほど厚いものではありませんが、インゴットシルバーから成形されることで、硬くなめらかな質感に仕上げられています。ターコイズも非常に味わい深く、古い作品では貴重なクオリティーの高いターコイズがセットされています。

独自性も感じられる作品ですが、控えめなサイズやクラシックでオーセンティックなシェイプなどは使いやすく多くのアイテムに馴染みやすい造形のピンブローチです。アウターのアクセントとして、ラペルや襟等にもフィットしますし、ハット等のワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。こちらは、チェーンやレザーレースにセットしてネックレストップとしてもお使いいただけます。

ビンテージインディアンジュエリー独特の味わい深い印象と、David Talimanと言う偉大な作家によるクラシックながら独自性のある造形美を持つ作品であり、史料価値も高いアンティークピースです。

追加画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④


コンディションはシルバーに多少のクスミや僅かな摩耗は見られますが、使用感は無く良好。ターコイズもハイグロスとは言えませんが良い状態を保っています。
Size

縦 約1.2㎝   横 約6.5㎝ 

  ターコイズ 縦 約6.5㎜  横 約8.7㎜

Material

Silver (Ingot Silver)