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JBO000974

Antique Chiseled Banded Ingot Silver Cuff Bracelet c.1920

Antique Chiseled Banded Ingot Silver Cuff Bracelet c.1920
48,000 円(税込)
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Antique Chiseled Banded Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1920
  • Antique Chiseled Banded Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1920
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、インゴット(銀塊)から成形されたシルバーベースに、鏨によってバンディット(帯状)の紋様を刻んだ非常にシンプルでナバホのトラディッショナルなアンティーク/ビンテージバングルです。

おそらく1910年代後半~20年代に作られた作品と思われ、同様のバンデットスタイルのバングルは、【The Navajo Arts & Crafts Guild】通称ナバホギルドの作品、その代表を務めた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)による作品、さらに、【Indian Arts & Crafts Board】(U.S.NAVAJO 2)= 【C. G. Wallace Indian Trader】にも残されています。また、1940年代にはそれらを模倣した物が、おそらく【Maisel's Indian Trading Post】によって作られています。
それらのことからも伝統的で長く受け継がれていたスタイルであることが分かり、その発祥は未確認ですが、1900年代以前のインディアンジュエリー初期に生まれた造形/デザインと推測されます。 

とてもシンプルで4連ワイヤーの様な造形ですが、4本のワイヤーを重ねて造形されたのではなく、インゴットシルバー(銀塊)から成形された地金に、鏨によって作り溝により荒くライン模様を刻み、それらの『溝』をやすりで削って造形しています。原始的で単純な作業ですが、高度な技術と大変な手間を必要とし、非常にミニマムなデザインながら 量産品にはない武骨で素朴な表情が魅力的なバングルです。インゴットから成形されているため、フロントからターミナルにかけてシルバーの厚み・幅にも絶妙な差がつけられています。
また、インゴット(銀塊)から成形されており、かなりのパウンディングを感じさせるなめらかなシルバーの肌は、上質感があり腕への装着感も素晴らしいピースです。


【Ingot Silver】インゴット(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。大変な手間がかるため伝統的な技法ながら、現在では限られた作家しか使わない技法です。
現在制作されている作品の多くは、シルバーゲージ/プレート(銀板)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。 こちらの作品の内側に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。

【Indian Arts & Crafts Board】U.S.NAVAJO、【The Navajo Arts & Crafts Guild】ナバホギルドは、1930年代中頃~1940年代に台頭する『Manufacturers』と呼ばれるインディアン工芸品を分業化・一部機械化し量産するメーカー(マスプロ)に対抗し、インディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために組織されました。
それらの作品であることを示すホールマークが入ることである程度、制作した作者や取扱いトレーディングポストが判明し、完全にハンドメイドのアンティーク作品であることが証明されるため、アメリカ国内でも重要視されています。


非常にクリーンで無駄のないデザインは現代的ですが、ハンドメイドのプリミティブな表情によるビンテージインディアンジュエリー独特のワイルドな印象も併せ持っています。 ミニマルで素朴なデザインと渋い表情は多くのスタイルにフィットし、長年にわたってご愛用いただけると思います。

多く作られたトラディショナルな造形/デザインの中でも初期に作られた作品であり、同様のスタイルを持つ作品の製法や背景を知るうえで、歴史的な資料価値も高いハイエンドなピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションは、一部にインゴット製法による独特の亀裂がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご使用にあたって破損につながる亀裂ではありません。 その他、シルバーは僅かなクスミや細かなキズなどが見られますが、ダメージは無く良好なコンディションです。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、インゴット(銀塊)から成形されたシルバーベースに、鏨によってバンディット(帯状)の紋様を刻んだ非常にシンプルでナバホのトラディッショナルなアンティーク/ビンテージバングルです。

おそらく1910年代後半~20年代に作られた作品と思われ、同様のバンデットスタイルのバングルは、【The Navajo Arts & Crafts Guild】通称ナバホギルドの作品、その代表を務めた【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)による作品、さらに、【Indian Arts & Crafts Board】(U.S.NAVAJO 2)= 【C. G. Wallace Indian Trader】にも残されています。また、1940年代にはそれらを模倣した物が、おそらく【Maisel's Indian Trading Post】によって作られています。
それらのことからも伝統的で長く受け継がれていたスタイルであることが分かり、その発祥は未確認ですが、1900年代以前のインディアンジュエリー初期に生まれた造形/デザインと推測されます。 

とてもシンプルで4連ワイヤーの様な造形ですが、4本のワイヤーを重ねて造形されたのではなく、インゴットシルバー(銀塊)から成形された地金に、鏨によって作り溝により荒くライン模様を刻み、それらの『溝』をやすりで削って造形しています。原始的で単純な作業ですが、高度な技術と大変な手間を必要とし、非常にミニマムなデザインながら 量産品にはない武骨で素朴な表情が魅力的なバングルです。インゴットから成形されているため、フロントからターミナルにかけてシルバーの厚み・幅にも絶妙な差がつけられています。
また、インゴット(銀塊)から成形されており、かなりのパウンディングを感じさせるなめらかなシルバーの肌は、上質感があり腕への装着感も素晴らしいピースです。


【Ingot Silver】インゴット(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。大変な手間がかるため伝統的な技法ながら、現在では限られた作家しか使わない技法です。
現在制作されている作品の多くは、シルバーゲージ/プレート(銀板)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。 こちらの作品の内側に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。

【Indian Arts & Crafts Board】U.S.NAVAJO、【The Navajo Arts & Crafts Guild】ナバホギルドは、1930年代中頃~1940年代に台頭する『Manufacturers』と呼ばれるインディアン工芸品を分業化・一部機械化し量産するメーカー(マスプロ)に対抗し、インディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために組織されました。
それらの作品であることを示すホールマークが入ることである程度、制作した作者や取扱いトレーディングポストが判明し、完全にハンドメイドのアンティーク作品であることが証明されるため、アメリカ国内でも重要視されています。


非常にクリーンで無駄のないデザインは現代的ですが、ハンドメイドのプリミティブな表情によるビンテージインディアンジュエリー独特のワイルドな印象も併せ持っています。 ミニマルで素朴なデザインと渋い表情は多くのスタイルにフィットし、長年にわたってご愛用いただけると思います。

多く作られたトラディショナルな造形/デザインの中でも初期に作られた作品であり、同様のスタイルを持つ作品の製法や背景を知るうえで、歴史的な資料価値も高いハイエンドなピースです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤


コンディションは、一部にインゴット製法による独特の亀裂がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご使用にあたって破損につながる亀裂ではありません。 その他、シルバーは僅かなクスミや細かなキズなどが見られますが、ダメージは無く良好なコンディションです。
Size

レディースサイズ S - ML 程度
メンズサイズ XXS - XS 程度。

内径最大幅 約52.5㎜    正面幅(高さ) 約13.5㎜
内周 約120㎜    開口部 約27㎜
Inside Measurement 4 7/8inch   opening 1inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。こちらは、メンズのSサイズ以下、女性のXXSサイズ以上、L以下の方であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver