ナバホの有名作家【Ramon Platero】の作品で美しい【Pilot Mountain】パイロットマウンテンターコイズがセットされ、特徴的なリーフ(たばこの葉)の施された素晴らしいビンテージリングです。
【Ramon Platero】ラモーン・プラテロ は1940年代頃から活躍していた名門Platero一家の代表的な作家の一人です。 40年代末~50年代頭頃、インディアンジュエリーの世界に初めてリーフ(たばこの葉)の造形を取り入れた人物と知られており、こちらはそんな氏の作品を象徴するようなデザインのリングです。
また、氏の作品はケネディー博物館やオハイオ大学にも収蔵されているほどです。 兄弟は【Dan Platero】、配偶者には【Louise Platero】がいます。
こちらの作品はラモーン・プラテロが結婚した後のホールマークが使われており、1950年代~60年代に作られたと思われます。
セットされているターコイズはPilot Mountainと思われ、細かなマトリックスが入り、美しいグラデーションにより複雑な景色が形成されています。ベゼルにはツイステッドワイヤーやリーフ、小さなシルバードロップなど細かな装飾もさりげなく施されています。
当時、新しい可能性を示したリーフモチーフのデザインは後年(1970年代)に多くのインディアンジュエリーに用いられる一つの伝統的デザインとなりました。
【Pilot Mountain】パイロットマウンテンターコイズは、ネバダ州の鉱山で、ビズビーなどと同じように古くからある銅山でしたが、少量のターコイズを定期的に産出していたようです。70年代頃からはターコイズも本格的に採掘され、とても個性的で複雑な景色を作り出すマトリックスとバラエティー豊かな色味が特徴です。
こちらにセットされる石もとても深いグリーンと澄んだアクアカラーのグラデーションが美しく、ハイグロスのターコイズです。
個性的で存在感のある造形です。フェイスの大きさもありますが、ビンテージピースの質感や素朴で細かなシルバーワークは比較的なじみの良い表情を持っています。
着用画像はこちら↓
画像①
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コンディションも良好です。長い年月を経ていますが、シルバーにわずかなクスミが見られる程度です。ターコイズもハイグロスで使用感を感じないコンディション。