ナバホの有名作家【Ramon Platero】の作品、または彼の父親でPlatero一家の祖である【Pablo Platero】の作品と思われます。 クラシック(1870年代～1910年代)スタイルの素晴らしいビンテージバングルで、INGOTから成形された重厚かつハイエンドなピースです。

1910年までのスタイルですが、おそらく1940年代後半～1960年代頃の作品だと思われます。
『Platero』とHANDMADEの刻印あり、【Ramon Platero】ラモーン・プラテロの独身時代のホールマーク(サイン)、または父親の【Pablo Platero】のホールマークと思われます。

【Ramon Platero】ラモーン・プラテロ は1940年代頃から活躍していた名門Platero一家の代表的な作家の一人です。
40年代末～50年代頭頃、インディアンジュエリーの世界に初めてリーフ(たばこの葉)の造形を取り入れた人物。彼の作品はケネディー博物館やオハイオ大学にも収蔵されているほどです。　兄弟は【Dan Platero】、配偶者には【Louise Platero】がいます。

粗くも細かなスタンプワーク、センターに大きくベゼルのようなスタンプワークを施すデザインは1900年代初頭からみられるスタイルですが、実際にはほとんど発見できず、大変希少なピースです。
60g超の大変重厚な作り、トラディッショナルながら希少な造形等非常にコレクタブルなピースです。

セットされたターコイズはラフカットながら発色の良い石で鉱山の特定はできませんが、硬度のあるターコイズです。


コンディションは多少、経年によるシルバーの黒っぽさがありますが、ダメージなく良好。