ITEM CODE:
JBO007660

Atq Navajo Repoused & Arrows Stamped IngotSilver Cuff c.1920

Atq Navajo Repoused & Arrows Stamped IngotSilver Cuff c.1920
85,800 円(税込)
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Atq Navajo Repoused & Arrows Stamped IngotSilver Cuff c.1920
  • Atq Navajo Repoused & Arrows Stamped IngotSilver Cuff c.1920
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C7_iU89vryw/
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金をベースに、3つのシェルモチーフのリポウズが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1910年代末~1930年代初頭頃の作品と思われ、アンティークジュエリーでは希少な大きいサイズも特徴的な作品となっています。


日本で『平打ち』と呼ばれるスタイルのバンドはそれほど厚い地金ではありませんが、インゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって成形されている為、シルバープレートから作られている現代作品に比べ、厚み以上に重く硬い質感を持っています。

その様なバンドをベースとし、その中央部とターミナルの3か所にシルバーを叩きだすことで立体的な造形を作るシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトが施されています。
このようなデザインはシェル/貝殻を起源としたデザインであり、インディアンジュエリーの最も古いモチーフの一つとなっています。

また本作におけるリポウズ/バンプアウトに使用されている鏨ツールは、現代の様な凸と凹の金型で挟み込むタイプではなく、まだ凹の金型に矢坊主(メタルダッピングツール)を用いて叩きこんでいくことで形作られたディテールとなっています。


そして、それらの間を埋めるようにアロー等の力強いスタンプワークが刻まれています。
フロント~サイドに刻まれたアローモチーフのスタンプは、なぜか片側のみに施され、全体に荒々しくも絶妙な調和を見せるスタンプワークも作品に独特な魅力を与え、素朴ながら古典作品特有の力を有しています。



また、本作の様にリポウズ/バンプアウトとプリミティブなスタンプワークの組み合わせによるシンプルながら秀逸なデザインは、後に多く作られる【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃に観光客向け/ツーリストアイテムのデザインソースとなりました。

現代では【Edison Sandy Smith】エディソン・サンディ・スミス等の古典インディアンジュエリーの伝統をしっかりと受け継ぐ作家がこちらの様な作品を制作しています。
こちらの作品はそれらの源流になったオリジナル作品の一つであり、史料価値も高いピースです。



【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

本作の内側に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
この様な特徴は、インゴットシルバーの『マーク』と呼ばれ、制作上のムラではありますが、コレクターに好まれる特徴の一つであり、逆に価値を高めるディテールとなっています。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバー(銀塊)から成形される事で、独特の硬さや重量感を持った作品となっています。
またその粗暴なシルバーワークにより、無機質な金属に温もりを感じるような表情が与えられており、美しいスタンプツール(鏨・刻印)の高いクオリティーは、独特な上質感を生み出しているようです。

さらに、石がマウントされないシルバーのみで構成されている事もその希少性を高め、派手さは持っていませんが量産品にはない迫力を宿すピースです。

そのソリッドなシルバーの印象は、ビンテージスタイルを始め色々なコーディネイトに馴染みやすく、オーセンティックで現代においても秀逸なデザイン/造形はタイムレスな魅力を湛え、長年にわたってご愛用いただけると思われます。


ナバホの古典的な技術によって形作られたプリミティブな作品であり、武骨でアンティークらしい雰囲気は現在、伝統工芸品としてだけでなくアートピースとしても高く評価されています。
非常にコレクタブルでトレジャーハントプライスな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、ダメージ/リペア跡など見られず良好なコンディションです。

内側や外側の一部には、インゴット製法独特のシルバーの重なった部分がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご着用にあたって破損につながる事はございません。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金をベースに、3つのシェルモチーフのリポウズが施されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1910年代末~1930年代初頭頃の作品と思われ、アンティークジュエリーでは希少な大きいサイズも特徴的な作品となっています。


日本で『平打ち』と呼ばれるスタイルのバンドはそれほど厚い地金ではありませんが、インゴットシルバー(銀塊)からハンマーワークによって成形されている為、シルバープレートから作られている現代作品に比べ、厚み以上に重く硬い質感を持っています。

その様なバンドをベースとし、その中央部とターミナルの3か所にシルバーを叩きだすことで立体的な造形を作るシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトが施されています。
このようなデザインはシェル/貝殻を起源としたデザインであり、インディアンジュエリーの最も古いモチーフの一つとなっています。

また本作におけるリポウズ/バンプアウトに使用されている鏨ツールは、現代の様な凸と凹の金型で挟み込むタイプではなく、まだ凹の金型に矢坊主(メタルダッピングツール)を用いて叩きこんでいくことで形作られたディテールとなっています。


そして、それらの間を埋めるようにアロー等の力強いスタンプワークが刻まれています。
フロント~サイドに刻まれたアローモチーフのスタンプは、なぜか片側のみに施され、全体に荒々しくも絶妙な調和を見せるスタンプワークも作品に独特な魅力を与え、素朴ながら古典作品特有の力を有しています。



また、本作の様にリポウズ/バンプアウトとプリミティブなスタンプワークの組み合わせによるシンプルながら秀逸なデザインは、後に多く作られる【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃に観光客向け/ツーリストアイテムのデザインソースとなりました。

現代では【Edison Sandy Smith】エディソン・サンディ・スミス等の古典インディアンジュエリーの伝統をしっかりと受け継ぐ作家がこちらの様な作品を制作しています。
こちらの作品はそれらの源流になったオリジナル作品の一つであり、史料価値も高いピースです。



【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。



【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。

現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。
最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。
それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。

本作の内側に見られるようなシルバーの重なったような部分は、ハンマーワークによるインゴット成形作品の特徴です。
この様な特徴は、インゴットシルバーの『マーク』と呼ばれ、制作上のムラではありますが、コレクターに好まれる特徴の一つであり、逆に価値を高めるディテールとなっています。

また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。



本作もインゴットシルバー(銀塊)から成形される事で、独特の硬さや重量感を持った作品となっています。
またその粗暴なシルバーワークにより、無機質な金属に温もりを感じるような表情が与えられており、美しいスタンプツール(鏨・刻印)の高いクオリティーは、独特な上質感を生み出しているようです。

さらに、石がマウントされないシルバーのみで構成されている事もその希少性を高め、派手さは持っていませんが量産品にはない迫力を宿すピースです。

そのソリッドなシルバーの印象は、ビンテージスタイルを始め色々なコーディネイトに馴染みやすく、オーセンティックで現代においても秀逸なデザイン/造形はタイムレスな魅力を湛え、長年にわたってご愛用いただけると思われます。


ナバホの古典的な技術によって形作られたプリミティブな作品であり、武骨でアンティークらしい雰囲気は現在、伝統工芸品としてだけでなくアートピースとしても高く評価されています。
非常にコレクタブルでトレジャーハントプライスな作品の一つとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションは、シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、ダメージ/リペア跡など見られず良好なコンディションです。

内側や外側の一部には、インゴット製法独特のシルバーの重なった部分がみられますが、これらは制作中にできるもので、ご着用にあたって破損につながる事はございません。
Size

メンズサイズ XXL - XXXL 程度

内径最大幅 約64.8㎜    正面幅(高さ) 約13.7㎜
内周 約157㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 6 1/4inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能となっており、本作はXXLサイズ以上の男性であれば多くの方にフィットすると思われます。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店で調整後のお渡しが可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver    約25.6g