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JRH007311

【Beauford Dawahoya】Hopi Silver Overlay Face Ring c.1965~

【Beauford Dawahoya】Hopi Silver Overlay Face Ring c.1965~
23,100 円(税込)
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【Beauford Dawahoya】Hopi Silver Overlay Face Ring  c.1965~
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C4iViYjPbqq/
【Hopi】ホピの巨匠【Beauford Dawahoya】ビューフォード・ダワホヤ(1938-1998)による作品。独特な文様が描かれたオーバーレイが施されたオーバルフェイスがオーセンティックで魅力的なビンテージリングです。

儀式において使用するPrayer feather/プレイヤーフェザーを想起させるデザインと、セメタリ―やチャーチの様にも感じられるクロスが印象的なオーバーレイとなっていますが、作者のオリジナルな図案の為、具体的なモチーフは不明です。


また、同作者のキャリアの中でいつ頃制作されたピースか正確に判断するのは困難ですが、細かなディテールや個人のホールマーク(作者のサイン)のみである事などから1960年代後半~1970年代の作品と推測されるリングです。

シャンクはハーフラウンドに近いシェイプのワイヤーが用いられており、現代のホピジュエリーでは比較的珍しいディテールとなった『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で、フロントが2本に割り開かれています。

フェイスはクラシックな印象を持つオーバルシェイプとなっており、ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって、少し可愛さのある図案が描き出されています。

そのオーバーレイの仕上がりも現代の作品に比べ、厚いシルバープレートがカッティングされ、薄いシルバープレートをベースにオーバーレイされています。


さらに、フェイス部分はハンマーワークによって柔らかなアールがつけられ指に良く馴染み、ナチュラルな上質感を感じさせます。
このようなハンマーワークによる立体的な造形や、少し全体にエッジが鞣された質感なども現代の作品ではあまり見られなくなった古いオーバーレイ作品の特徴的なディテールの一つです。

裏側には、同作者のホールマーク(Snow Cloud=雪雲)が刻まれています。



【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。
本作の様にスタンプワークと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。

1930年代にホピの大家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術ですが、その黎明期にはホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。
1940年代~1950年代にかけて【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。

オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。
しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。



【Beauford Dawahoya】ビューフォード・ダワホヤは、1938年生まれのホピジュエリーの巨匠の一人で、同じく有名作家として活躍した【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)を兄に持っています。

クラン(ホピ特有の氏族)は『Snow』、アリゾナ州北東部のションゴポーヴィで育ちました。シルバースミスとして活動を始めた正確な時期は不明ですが、1960年代には制作を始めていたようです。
晩年は、現在も素晴らしいジュエリーを展示するセドナのギャラリー【Kopavi Gallery】の専属ジュエラーとして活躍されていたそうです。1998年没。

作品の特徴は、やはり兄であるBernard Dawahoya譲りの正確で実直なオーバーレイ技術と、アニマルモチーフなどに見られる愛らしい図案化です。
本作にも見られる特徴ですが、色々な動物やカチナを柔らかく可愛さのあるタッチでデザインし、正確なオーバーレイ技術によって上質感も備えた作品を多数残しています。



【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤは1935年又は1936年生まれで、1956年頃にシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたとされており、とても長いキャリアを持つ巨匠の一人です。

10代のころは叔父である【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカククの元で牧畜の仕事をしながらシルバーワークを教わり、同じく同氏族(親戚)の【Washington Talayumptewa】ワシントン・タラユンプテワらをも師としてトラディショナルなシルバーワークを習得していきました。

1966年には【Dawa's Hopi Arts and Crafts】ダワズホピアーツアンドクラフツをオープン。そして、1970年代以降にはションゴポーヴィにおいて多大な影響力を持ち、多くの後進をワークショップや自身の経営する店を通じて支援・教育しました。
また、長いキャリアの中で多くのアワードを受賞し1989年には、Arizona Indian Living Treasure Award(アリゾナ州人間州宝)に認定されています。



本作もホピジュエリーらしい構図や明瞭なラインで構成されたオーバーレイのデザインとなっていますが、作者の特徴が表れたどこかキャッチーで愛らしさのあ印象を持っています。
またそのようなデザインの柔らかな表情が、リラックス感や優しい質感を生み出しており、、兄のバーナード・ダワホヤの作品にも共通した特徴となっています。

さらに、同作者の質実剛健な彫金技術によって仕上げられることで、素朴なリングながらチープな印象を持たず、ジュエリーとしての品位も備えているようです。


オーバル型のフェイスやビンテージインディアンジュエリーらしい素朴な質感は、性別やスタイルを問わず使いやすく、ナバホやズニの作品とも違和感なくフィットするクラシックでクリーンな印象のリングとなっています。


日本ではあまり紹介されていないビューフォード・ダワホヤという作者やデザイン/造形を含め、大変貴重でコレクタブルなキラーピースの一つ。その希少性を含め、かなりトレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは多少の使用感と細かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、特にダメージの無い良好な状態となっています。
【Hopi】ホピの巨匠【Beauford Dawahoya】ビューフォード・ダワホヤ(1938-1998)による作品。独特な文様が描かれたオーバーレイが施されたオーバルフェイスがオーセンティックで魅力的なビンテージリングです。

儀式において使用するPrayer feather/プレイヤーフェザーを想起させるデザインと、セメタリ―やチャーチの様にも感じられるクロスが印象的なオーバーレイとなっていますが、作者のオリジナルな図案の為、具体的なモチーフは不明です。


また、同作者のキャリアの中でいつ頃制作されたピースか正確に判断するのは困難ですが、細かなディテールや個人のホールマーク(作者のサイン)のみである事などから1960年代後半~1970年代の作品と推測されるリングです。

シャンクはハーフラウンドに近いシェイプのワイヤーが用いられており、現代のホピジュエリーでは比較的珍しいディテールとなった『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で、フロントが2本に割り開かれています。

フェイスはクラシックな印象を持つオーバルシェイプとなっており、ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって、少し可愛さのある図案が描き出されています。

そのオーバーレイの仕上がりも現代の作品に比べ、厚いシルバープレートがカッティングされ、薄いシルバープレートをベースにオーバーレイされています。


さらに、フェイス部分はハンマーワークによって柔らかなアールがつけられ指に良く馴染み、ナチュラルな上質感を感じさせます。
このようなハンマーワークによる立体的な造形や、少し全体にエッジが鞣された質感なども現代の作品ではあまり見られなくなった古いオーバーレイ作品の特徴的なディテールの一つです。

裏側には、同作者のホールマーク(Snow Cloud=雪雲)が刻まれています。



【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。
本作の様にスタンプワークと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。

1930年代にホピの大家【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術ですが、その黎明期にはホピ以外のナバホ・プエブロのシルバースミスにも新しい表現方法として色々な作品が作られていました。
1940年代~1950年代にかけて【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や同い年の作家【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、そして【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。

オーバーレイ技術の定着以前にも、オーバーレイと近い造形を生み出すような大きく大胆で細かな刻みを持たないスタンプ(鏨)がホピの作家によって制作されていました。
しかし、スタンプ(刻印)というデザインやサイズが固定されてしまう技術から解放し、もっと自由な図案を具現化できる技術・技法として生み出されたのではないかと考えられます。



【Beauford Dawahoya】ビューフォード・ダワホヤは、1938年生まれのホピジュエリーの巨匠の一人で、同じく有名作家として活躍した【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤ(1935or36-2010)を兄に持っています。

クラン(ホピ特有の氏族)は『Snow』、アリゾナ州北東部のションゴポーヴィで育ちました。シルバースミスとして活動を始めた正確な時期は不明ですが、1960年代には制作を始めていたようです。
晩年は、現在も素晴らしいジュエリーを展示するセドナのギャラリー【Kopavi Gallery】の専属ジュエラーとして活躍されていたそうです。1998年没。

作品の特徴は、やはり兄であるBernard Dawahoya譲りの正確で実直なオーバーレイ技術と、アニマルモチーフなどに見られる愛らしい図案化です。
本作にも見られる特徴ですが、色々な動物やカチナを柔らかく可愛さのあるタッチでデザインし、正確なオーバーレイ技術によって上質感も備えた作品を多数残しています。



【Bernard Dawahoya】バーナード・ダワホヤは1935年又は1936年生まれで、1956年頃にシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせたとされており、とても長いキャリアを持つ巨匠の一人です。

10代のころは叔父である【Sidney Sekakuku Jr.】シドニー・セカククの元で牧畜の仕事をしながらシルバーワークを教わり、同じく同氏族(親戚)の【Washington Talayumptewa】ワシントン・タラユンプテワらをも師としてトラディショナルなシルバーワークを習得していきました。

1966年には【Dawa's Hopi Arts and Crafts】ダワズホピアーツアンドクラフツをオープン。そして、1970年代以降にはションゴポーヴィにおいて多大な影響力を持ち、多くの後進をワークショップや自身の経営する店を通じて支援・教育しました。
また、長いキャリアの中で多くのアワードを受賞し1989年には、Arizona Indian Living Treasure Award(アリゾナ州人間州宝)に認定されています。



本作もホピジュエリーらしい構図や明瞭なラインで構成されたオーバーレイのデザインとなっていますが、作者の特徴が表れたどこかキャッチーで愛らしさのあ印象を持っています。
またそのようなデザインの柔らかな表情が、リラックス感や優しい質感を生み出しており、、兄のバーナード・ダワホヤの作品にも共通した特徴となっています。

さらに、同作者の質実剛健な彫金技術によって仕上げられることで、素朴なリングながらチープな印象を持たず、ジュエリーとしての品位も備えているようです。


オーバル型のフェイスやビンテージインディアンジュエリーらしい素朴な質感は、性別やスタイルを問わず使いやすく、ナバホやズニの作品とも違和感なくフィットするクラシックでクリーンな印象のリングとなっています。


日本ではあまり紹介されていないビューフォード・ダワホヤという作者やデザイン/造形を含め、大変貴重でコレクタブルなキラーピースの一つ。その希少性を含め、かなりトレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは多少の使用感と細かなキズ、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、特にダメージの無い良好な状態となっています。
Size

日本規格 約 17号   円周 約 57.6㎜   us 8.5
正面幅 約 20.9㎜

Material

Silver