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JRH017154

【Lewis Lomay】Vintage Hopi High Set GemTurquoise Ring c.1965~

【Lewis Lomay】Vintage Hopi High Set GemTurquoise Ring c.1965~
165,000 円(税込)
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着用サンプル画像
https://www.instagram.com/p/C0eW-DQvLT3/
【Hopi】ホピの巨匠【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)の作品で、同作者にしか形に出来ないであろうエッジーで美しい立体造形に、作者自身がカットしたジェムクオリティターコイズがマウントされた、ミュージアムクオリティを誇るアンティーク/ビンテージリングです。

本作にはホールマーク(作者や工房のサイン)が刻印されておらず、正確に作者や背景を特定することは困難ですが、突出したデザインの独創性や石の特徴的なカット、シルバーワークの他に類を見ない特徴からLewis Lomayの作品である事が特定可能な作品となっています。


1960年代後半以降の作品と思われ、Lewis Lomayの長いキャリアの中でも中盤以降に制作されたリングと推測されます。

シャンク部分はサンドキャストによって成形されていますが、シャンクの装飾からターコイズのベゼル(覆輪)を兼ねる立体的な造形は、驚くべきことに地金製法によって形作られています。
これは作者の特別な技術力だけでなく、3次元的に完璧な造形を成立させるセンスと、造作に対する執念ともいえる拘りが感じられ、多くの名作を残した同作者の中でも特別なクオリティを有する作品となっています。


サンドキャストにより成形した重厚なシャンクに、高くそびえるシャンクと石を留めるベゼル(覆輪)を一体化させた造形が特徴的で、サイド部分を良く観察するとロウ付け跡が確認できます。

そこに、ファイルワークと呼ばれる削る技法により、深く削られた凹凸ラインの装飾が施され、それらの凹凸がそのまま10個の頂点を持ったベゼル/爪の様にデザインされています。

それが石を固定するベゼルとして、さらに石のカットや質を強調する装飾として機能するように仕立てられており、リングとしてはシンプルなデザイン・造形に感じられますが、その非常に高度に計算された造作は、他の作者には実現できないクオリティと完成度を誇ります。

現在、本作の様なデザインを形にする場合、複雑な立体を量産可能な『ロストワックス技法』を使用することが確実であり、ワンオフ(一点物)のリングを制作するのは現実的ではないかと思われます。


多くのエレガントな造形美を生み出し、卓越した彫金技術を有したLewis Lomayでしか作り得ない、精巧な造形と完成度を持ったピースです。
ミッドセンチュリー期のカーデザインや航空機等、インダストリアルデザインの影響も感じさせる流麗なリング。立体造形作品として大変美しく仕上げられ、アート作品としても高く評価されるビンテージジュエリーの一つです。


マウントされた石は、Lewis Lomay自身がカットした石であり、ターコイズにおいては他に類を見ない独特なシェイプが本作の特徴ともなっています。

【Bisbee Turquoise】ビズビーターコイズの様なスモーキーな部分や、【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズの様な色相とマトリックスにも感じられますが、色味やマトリックスの特徴から【Kingman Turquoise】キングマンターコイズではないかと推測されます。

経年による変色が無く、強い透明感を持つ美しい発色の水色に、ブラック・ブラウンのマトリックスが入り、柔らかなグラデーションが優美でエレガントな印象を与えます。

また、ターコイズにおいて本作の様なカットがジュエリーにマウント可能となるには、高い硬度が必要であり、特別な透明感や艶もその高度の高さに由来するものと思われます。
鉱山を明確に特定する事が出来ませんが、美しい発色や複雑で奥行きのある表情を持つジェムクオリティのターコイズです。



【Lewis Lomay】(Lewis Irvin Lomayesva)ルイス・ロメイは、現代においても非常に高い評価を受ける作家の一人で、ホピの作家としては【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の様にナバホのオールドスタイルを踏襲し、独自性の強い作品を生み出したまぎれもない天才の一人です。

1913年(又は1914年)、アリゾナ州オライビというとても小さな村に生まれ、幼少期には絵画等を学びました。
1929年にはアルバカーキのインディアンスクールに入学、その3年後にはサンタフェインディアンスクールにて、ナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の彫金クラスを受講、そこでシルバーワークの基礎を学んだようです。
そのクラスでは、先生であるAmbrose Roanhorseのスタイルや現存するルイス・ロメイの作品からトラディッショナルでプリミティブな技術を守る質実剛健なシルバーワークが教えられていたことが推測できます。

その後、1930年代前半頃にペインター/絵描きとして【Frank Patania Sr】フランク・パタニアの経営する【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで働きました。 そのころは、1日1ドル程度の給与だったようですが、毎日の食事やアパートの家賃はFrank Pataniaが負担していたようです。
1年後には、Lewis Lomayのシルバーワークの才能にFrank Pataniaが気付き、ペインターとしてではなく、シルバースミスとしての仕事や道具が与えられました。
そして、Frank Pataniaによりそのモダンなスタイルや新しい技術を享受されたようです。 当時、【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)や【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)等と共に制作していたと言われています。

彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

第二次世界大戦中の1942年には、Thunderbird Shopを辞め、飛行機工場で働きました。
戦後は、サンタフェに戻り1946年に【Hopi Indian Jewelry Shop】をオープンしますが、当時はインディアンジュエリーの需要が落ち込んでいたため閉店を余儀なくされました。
その後は、ハウスペインター等の仕事をしながらシルバージュエリーの制作を並行して進めていたようです。

1947年以降には、アートショーにも積極的に出展し多くのアワード受賞リボンと共にシルバースミスとしての名声を獲得しました。
その後、1960年代~1970年代にはサンタフェのインディアンクラフトショップ【Rainbow Man】レインボーマンに作品を供給していたようです。

長いキャリアにおける作品の多くは、伝統的で力強く原始的なシルバーワークをベースに、独特の曲線的で流麗な造形を持ったピースが多く見られます。
しかしながら、ホピジュエリー独特のモチーフを落とし込んだオーバーレイの作品やポップな印象のあるボロタイやピン、Frank Pataniaの影響を強く感じさせる植物をモチーフにした作品等、多岐にわたる美しいシルバーワークを残しています。



本作もプリミティブで伝統的な技術だけで作り上げられたハンドメイドジュエリーですが、Lewis Lomayの美意識を宿す唯一無二のオリジナリティと完成された造形美を持ったリング。
360度どこから見ても素晴らしい完成度を示し、ウェアラブルアート・美術品としても保有する価値のあるジュエリー作品です。

それほどボリューム感のあるリングではありませんが、その特殊な造形と高くカットされたターコイズにより、特別な存在感を放つジュエリーとなっています。
性別や装いを問わず、非日常的なアクセントを与える力を持った作品であり、色々なスタイルに取り入れて頂きたいリングです。


美しいターコイズと特別なシルバーワークが織り成す、小さくも無限に広がる世界観が体感できる作品であり、ミュージアムを含め出会うことが困難なコレクタブルなリングとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シャンクバックサイドの外側に目立ったキズか見られないことから、殆ど使用されずに保管されていた事が推測され、発見された環境からは未使用の可能性もあります。
シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、全くダメージの無い状態を保っています。

また、ターコイズも長い時間を経てなお高い艶と照りを保っており、マトリックス部分には凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石に由来する特徴です。
【Hopi】ホピの巨匠【Lewis Lomay】ルイス・ロメイ(1913-1996)の作品で、同作者にしか形に出来ないであろうエッジーで美しい立体造形に、作者自身がカットしたジェムクオリティターコイズがマウントされた、ミュージアムクオリティを誇るアンティーク/ビンテージリングです。

本作にはホールマーク(作者や工房のサイン)が刻印されておらず、正確に作者や背景を特定することは困難ですが、突出したデザインの独創性や石の特徴的なカット、シルバーワークの他に類を見ない特徴からLewis Lomayの作品である事が特定可能な作品となっています。


1960年代後半以降の作品と思われ、Lewis Lomayの長いキャリアの中でも中盤以降に制作されたリングと推測されます。

シャンク部分はサンドキャストによって成形されていますが、シャンクの装飾からターコイズのベゼル(覆輪)を兼ねる立体的な造形は、驚くべきことに地金製法によって形作られています。
これは作者の特別な技術力だけでなく、3次元的に完璧な造形を成立させるセンスと、造作に対する執念ともいえる拘りが感じられ、多くの名作を残した同作者の中でも特別なクオリティを有する作品となっています。


サンドキャストにより成形した重厚なシャンクに、高くそびえるシャンクと石を留めるベゼル(覆輪)を一体化させた造形が特徴的で、サイド部分を良く観察するとロウ付け跡が確認できます。

そこに、ファイルワークと呼ばれる削る技法により、深く削られた凹凸ラインの装飾が施され、それらの凹凸がそのまま10個の頂点を持ったベゼル/爪の様にデザインされています。

それが石を固定するベゼルとして、さらに石のカットや質を強調する装飾として機能するように仕立てられており、リングとしてはシンプルなデザイン・造形に感じられますが、その非常に高度に計算された造作は、他の作者には実現できないクオリティと完成度を誇ります。

現在、本作の様なデザインを形にする場合、複雑な立体を量産可能な『ロストワックス技法』を使用することが確実であり、ワンオフ(一点物)のリングを制作するのは現実的ではないかと思われます。


多くのエレガントな造形美を生み出し、卓越した彫金技術を有したLewis Lomayでしか作り得ない、精巧な造形と完成度を持ったピースです。
ミッドセンチュリー期のカーデザインや航空機等、インダストリアルデザインの影響も感じさせる流麗なリング。立体造形作品として大変美しく仕上げられ、アート作品としても高く評価されるビンテージジュエリーの一つです。


マウントされた石は、Lewis Lomay自身がカットした石であり、ターコイズにおいては他に類を見ない独特なシェイプが本作の特徴ともなっています。

【Bisbee Turquoise】ビズビーターコイズの様なスモーキーな部分や、【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズの様な色相とマトリックスにも感じられますが、色味やマトリックスの特徴から【Kingman Turquoise】キングマンターコイズではないかと推測されます。

経年による変色が無く、強い透明感を持つ美しい発色の水色に、ブラック・ブラウンのマトリックスが入り、柔らかなグラデーションが優美でエレガントな印象を与えます。

また、ターコイズにおいて本作の様なカットがジュエリーにマウント可能となるには、高い硬度が必要であり、特別な透明感や艶もその高度の高さに由来するものと思われます。
鉱山を明確に特定する事が出来ませんが、美しい発色や複雑で奥行きのある表情を持つジェムクオリティのターコイズです。



【Lewis Lomay】(Lewis Irvin Lomayesva)ルイス・ロメイは、現代においても非常に高い評価を受ける作家の一人で、ホピの作家としては【Ralph Tawangyawma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)や【Morris Robinson】モリス・ロビンソン(1901-1984)の様にナバホのオールドスタイルを踏襲し、独自性の強い作品を生み出したまぎれもない天才の一人です。

1913年(又は1914年)、アリゾナ州オライビというとても小さな村に生まれ、幼少期には絵画等を学びました。
1929年にはアルバカーキのインディアンスクールに入学、その3年後にはサンタフェインディアンスクールにて、ナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)の彫金クラスを受講、そこでシルバーワークの基礎を学んだようです。
そのクラスでは、先生であるAmbrose Roanhorseのスタイルや現存するルイス・ロメイの作品からトラディッショナルでプリミティブな技術を守る質実剛健なシルバーワークが教えられていたことが推測できます。

その後、1930年代前半頃にペインター/絵描きとして【Frank Patania Sr】フランク・パタニアの経営する【Thunderbird Shop】サンダーバードショップで働きました。 そのころは、1日1ドル程度の給与だったようですが、毎日の食事やアパートの家賃はFrank Pataniaが負担していたようです。
1年後には、Lewis Lomayのシルバーワークの才能にFrank Pataniaが気付き、ペインターとしてではなく、シルバースミスとしての仕事や道具が与えられました。
そして、Frank Pataniaによりそのモダンなスタイルや新しい技術を享受されたようです。 当時、【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)や【Julian Lovato】ジュリアン・ロバト(1925-)等と共に制作していたと言われています。

彼らは共通して高い独自性とインディアンジュエリーの伝統的で素朴な強さを持ちながら、新しい価値観や実験的な造形を生み出し、品位を感じさせる作品を多く残しました。 それぞれに強い個性を持っていますが、どこか共通する美意識を感じるのも特徴です。

第二次世界大戦中の1942年には、Thunderbird Shopを辞め、飛行機工場で働きました。
戦後は、サンタフェに戻り1946年に【Hopi Indian Jewelry Shop】をオープンしますが、当時はインディアンジュエリーの需要が落ち込んでいたため閉店を余儀なくされました。
その後は、ハウスペインター等の仕事をしながらシルバージュエリーの制作を並行して進めていたようです。

1947年以降には、アートショーにも積極的に出展し多くのアワード受賞リボンと共にシルバースミスとしての名声を獲得しました。
その後、1960年代~1970年代にはサンタフェのインディアンクラフトショップ【Rainbow Man】レインボーマンに作品を供給していたようです。

長いキャリアにおける作品の多くは、伝統的で力強く原始的なシルバーワークをベースに、独特の曲線的で流麗な造形を持ったピースが多く見られます。
しかしながら、ホピジュエリー独特のモチーフを落とし込んだオーバーレイの作品やポップな印象のあるボロタイやピン、Frank Pataniaの影響を強く感じさせる植物をモチーフにした作品等、多岐にわたる美しいシルバーワークを残しています。



本作もプリミティブで伝統的な技術だけで作り上げられたハンドメイドジュエリーですが、Lewis Lomayの美意識を宿す唯一無二のオリジナリティと完成された造形美を持ったリング。
360度どこから見ても素晴らしい完成度を示し、ウェアラブルアート・美術品としても保有する価値のあるジュエリー作品です。

それほどボリューム感のあるリングではありませんが、その特殊な造形と高くカットされたターコイズにより、特別な存在感を放つジュエリーとなっています。
性別や装いを問わず、非日常的なアクセントを与える力を持った作品であり、色々なスタイルに取り入れて頂きたいリングです。


美しいターコイズと特別なシルバーワークが織り成す、小さくも無限に広がる世界観が体感できる作品であり、ミュージアムを含め出会うことが困難なコレクタブルなリングとなっています。

◆着用サンプル画像はこちら◆



コンディションも大変良好です。
シャンクバックサイドの外側に目立ったキズか見られないことから、殆ど使用されずに保管されていた事が推測され、発見された環境からは未使用の可能性もあります。
シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラは見られますが、全くダメージの無い状態を保っています。

また、ターコイズも長い時間を経てなお高い艶と照りを保っており、マトリックス部分には凹凸が見られますが、それらはカットされた時からの天然石に由来する特徴です。
Size

日本規格 約 12.5号  円周 約 52.9㎜    us 6.5
正面幅 約 10.4㎜
ターコイズサイズは 8.4㎜×8.3㎜ 程度

Material

Silver, Gem Quality Turquoise (probably Kingman Turquoise)