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JNH004751

【Lawrence Saufkie】Hopi Cornstalk Overlay Top Necklace c.1980

【Lawrence Saufkie】Hopi Cornstalk Overlay Top Necklace c.1980
38,500 円(税込)
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【Hopi】ホピの巨匠【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキー(1934-2011)の作品で、オーバーレイ技術によってコーンとプレイヤーフェザー/パホが表現された作品。その美しいシルバーワークと卓越した自然モチーフの図案化が特徴的なラウンドシェイプトップのオールドネックレスです。

1980年代~1990年代の作品と思われ、ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べ、カッティングされた厚いシルバープレートが薄いシルバープレートをベースにオーバーレイされています。特徴的なデザインは、Prayer feather/プレイヤーフェザーが図案化されたデザインが描かれており、綺麗なオーバルシェイプのペンダントトップに仕上げられています。さらに、フェイスにはハンマーワークによってアールがつけられ、ドーム状の曲線/曲面が与えられています。そのさり気なくも効果的な曲面によって独特な上質感が与えられ、作者の技術力が感じられるディテールとなっています。
また、オーバーレイ技法で形作られたホピジュエリーにおいて、作者によるシルバーワークの差異を大きく感じることは少ないですが、本作におけるシルバーのカッティングやポリッシュ/磨き等の仕上げ工程の美しさは、アリゾナ州栄誉賞を受賞するまでに至ったローレンス・スフキーという作者の卓越した技術力とクオリティが感じられます。裏面には作者のホールマークと925シルバー製であることを表すSTERLINGの文字が刻印が刻まれています。
付属のシルバーチェーンは新しいものですが重厚で太さのある925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。


【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキーは、1934年(か35年)に父親である【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)が当時働いていたアリゾナ州のグランドキャニオンで生まれました。そして、13歳ごろにはフレッド・ハービーカンパニーで働く父親よりシルバーワークを教わり始めます。その後すぐに自らのオリジナルジュエリー作品を生み出すことになり、若くしてその才能を開花させています。
1953年には【Griselda Saufkie】グリセルダー・スフキー氏と結婚し、夫婦で協力してシルバージュエリーの制作に専念していくことになります。そして、Hopi Silvercraft Cooperative Guild 通称「ホピギルド」と仕事を始めたころから、自らのクラン(ホピ特有の氏族)である『ベアー』のホールマークを使い始めます。
長いキャリアの中で非常に多くのアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得し、1998年にはアリゾナ州栄誉賞も受賞。しかしながら2011年6月、交通事故により亡くなられています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にこちらの作者の父親であるホピの【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)、そして本作の作者であるローレンス・スフキー等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。


【Prayer feather/Paho】プレイヤーフェザー/パホは、祈りに使われるイーグルフェザーであり、ホピのオーバーレイ作品ではとても伝統的なモチーフの一つです。フェザーを地面にさすことで神々(精霊)と交信ができると云われています。

【Corn】コーンは、ホピ族や多くのプエブロにとっても主食であり、大地そのものを表したり、生命の始まりや豊穣、実りを意味するモチーフとなっています。儀式においてもプレイヤーフェザー/パホ等と共に登場し、大変尊い自然の贈り物と考えられています。
ナバホジュエリーにおいてもコーンフラワーをモチーフとした作品は古くから見られ、1920年代後半頃の伝説的なシルバースミス【Eskie Tsosie/Eskiesose】エスキー・ツォージー/エスキーソセの作品が発祥と推測されます。1930年代以降はナバホの巨匠である【Austin Wilson】オースティン・ウィルソンなどの作者によって受け継がれますが、植物という自然モチーフの為、ナバホの作家よりも農耕民族の多いホピやズニ、プエブロの作家に好まれたモチーフだと思います。


オーセンティックなホピのデザインとラウンドシェイプはインディアンジュエリーらしい素朴な味わいですが、ローレンス・スフキーならではの上質感を漂わせています。また、代表作であるベアー(熊)モチーフ等、ローレンス・スフキーが得意とするが動植物等をモチーフにしており、シンプルに描かれながら躍動感とリアリティを持つコーンスタルクと、抽象的に図案化されたフェザーのオーバーレイが素晴らしいコントラストを生み、作者のアイデンティティを宿す作品となっています。

ホピを含むプエブロ作品独特の優しげで日本人にも共通する図案化された自然モチーフは素朴でナチュラルですが、グラフィカルでエッジ―な印象もあり、そのようなクリーンな印象と程よいサイズ感により、とても汎用性の高いネックレスとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは多少の使用感と細かなキズは見られますが、目立ったダメージやリペアの跡などはなく良好な状態を保っています。
【Hopi】ホピの巨匠【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキー(1934-2011)の作品で、オーバーレイ技術によってコーンとプレイヤーフェザー/パホが表現された作品。その美しいシルバーワークと卓越した自然モチーフの図案化が特徴的なラウンドシェイプトップのオールドネックレスです。

1980年代~1990年代の作品と思われ、ホピの代表的な技術であるオーバーレイ技法によって構成されており、現代のオーバーレイ作品に比べ、カッティングされた厚いシルバープレートが薄いシルバープレートをベースにオーバーレイされています。特徴的なデザインは、Prayer feather/プレイヤーフェザーが図案化されたデザインが描かれており、綺麗なオーバルシェイプのペンダントトップに仕上げられています。さらに、フェイスにはハンマーワークによってアールがつけられ、ドーム状の曲線/曲面が与えられています。そのさり気なくも効果的な曲面によって独特な上質感が与えられ、作者の技術力が感じられるディテールとなっています。
また、オーバーレイ技法で形作られたホピジュエリーにおいて、作者によるシルバーワークの差異を大きく感じることは少ないですが、本作におけるシルバーのカッティングやポリッシュ/磨き等の仕上げ工程の美しさは、アリゾナ州栄誉賞を受賞するまでに至ったローレンス・スフキーという作者の卓越した技術力とクオリティが感じられます。裏面には作者のホールマークと925シルバー製であることを表すSTERLINGの文字が刻印が刻まれています。
付属のシルバーチェーンは新しいものですが重厚で太さのある925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。


【Lawrence Saufkie】ローレンス・スフキーは、1934年(か35年)に父親である【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)が当時働いていたアリゾナ州のグランドキャニオンで生まれました。そして、13歳ごろにはフレッド・ハービーカンパニーで働く父親よりシルバーワークを教わり始めます。その後すぐに自らのオリジナルジュエリー作品を生み出すことになり、若くしてその才能を開花させています。
1953年には【Griselda Saufkie】グリセルダー・スフキー氏と結婚し、夫婦で協力してシルバージュエリーの制作に専念していくことになります。そして、Hopi Silvercraft Cooperative Guild 通称「ホピギルド」と仕事を始めたころから、自らのクラン(ホピ特有の氏族)である『ベアー』のホールマークを使い始めます。
長いキャリアの中で非常に多くのアートショーにおけるアワード受賞リボンを獲得し、1998年にはアリゾナ州栄誉賞も受賞。しかしながら2011年6月、交通事故により亡くなられています。


【Overlay】オーバーレイと言う技法は、シルバーの板に描いたデザインを切り抜き、下地のシルバーの上に貼り付けることで立体的に絵柄を浮き出させる技法です。スタンプワークやカッティングと組み合わされた作品も見られ、完成度を高められたオーバーレイ技法を用いた美しいホピのジュエリーは、現代に至るまでに多くの傑作を残しています。
1930年代にこちらの作者の父親であるホピの【Paul Saufkie】ポール・スフキー(1904-1998)によって生み出された技術で、40年代~50年代に【Harry Sakyesva】ハリー・サキイェスヴァ(1922-1969?)や【Allen Pooyouma】アレン・プーユウマ(1922-2014)、【Victor Coochwytewa】ヴィクター・クーチュワイテワ(1922-2011)、そして本作の作者であるローレンス・スフキー等により、ホピの代表的なスタイルの一つとして定着させられました。


【Prayer feather/Paho】プレイヤーフェザー/パホは、祈りに使われるイーグルフェザーであり、ホピのオーバーレイ作品ではとても伝統的なモチーフの一つです。フェザーを地面にさすことで神々(精霊)と交信ができると云われています。

【Corn】コーンは、ホピ族や多くのプエブロにとっても主食であり、大地そのものを表したり、生命の始まりや豊穣、実りを意味するモチーフとなっています。儀式においてもプレイヤーフェザー/パホ等と共に登場し、大変尊い自然の贈り物と考えられています。
ナバホジュエリーにおいてもコーンフラワーをモチーフとした作品は古くから見られ、1920年代後半頃の伝説的なシルバースミス【Eskie Tsosie/Eskiesose】エスキー・ツォージー/エスキーソセの作品が発祥と推測されます。1930年代以降はナバホの巨匠である【Austin Wilson】オースティン・ウィルソンなどの作者によって受け継がれますが、植物という自然モチーフの為、ナバホの作家よりも農耕民族の多いホピやズニ、プエブロの作家に好まれたモチーフだと思います。


オーセンティックなホピのデザインとラウンドシェイプはインディアンジュエリーらしい素朴な味わいですが、ローレンス・スフキーならではの上質感を漂わせています。また、代表作であるベアー(熊)モチーフ等、ローレンス・スフキーが得意とするが動植物等をモチーフにしており、シンプルに描かれながら躍動感とリアリティを持つコーンスタルクと、抽象的に図案化されたフェザーのオーバーレイが素晴らしいコントラストを生み、作者のアイデンティティを宿す作品となっています。

ホピを含むプエブロ作品独特の優しげで日本人にも共通する図案化された自然モチーフは素朴でナチュラルですが、グラフィカルでエッジ―な印象もあり、そのようなクリーンな印象と程よいサイズ感により、とても汎用性の高いネックレスとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは多少の使用感と細かなキズは見られますが、目立ったダメージやリペアの跡などはなく良好な状態を保っています。
Size

縦(バチカンを含む) 約3.45㎝   横 約2.9㎝   チェーン長さ 約 50.0㎝程度

Material

Sterling Silver