ITEM CODE:
JBO005355

【UITA22】Vtg Navajo Chevron Stamped Silver Wide Cuff c.1945~

【UITA22】Vtg Navajo Chevron Stamped Silver Wide Cuff c.1945~
97,900 円(税込)
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【UITA22】Vtg Navajo Chevron Stamped Silver Wide Cuff  c.1945~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、内側のホールマークから【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)の販売したピースであり、末尾のナンバー『22』 から【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートで作られたと判断できる作品。ナバホジュエリーの伝統的なシルバーワークをベースに、高い技術力を感じさせるチェイシングやスタンプワークで構成されたワイドなアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代末頃~1950年代に作られた作品と思われ、ナバホの伝統的な技術や造形スタイルを踏襲しながらも少しクリーンで無駄のないデザインに仕上げられた作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は、とても硬くなめらかな肌に仕上げられています。そこに『ファイルワーク』という鑢で削り出す原始的な技術/技法と、『チェイシング/Chasing』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術を駆使し、凹凸のボーダーラインが形成されています。さらに、そのライン上にも力強く連続したスタンプワーク/チゼルワークが刻まれる事で、強い陰影と奥行きを持った印象が与えられています。また、山型(くの字)のスタンプを羅列して刻むことで動きのあるシェブロン/ジグザグ模様が形成されており、プリミティブながらセンスの良いデザインに仕上げられています。
内側には、the United Indian Trader's Associationに参画したトレーダーの元で制作・販売されたことを示すホールマーク(作者や工房等を表すサイン)である『UITA22』の刻印が確認できます。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・

こちらの作品も内側に刻印されたホールマーク【UITA22】の末尾の数字『22』から、【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートで販売された作品であることを特定することができます。


【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブマヌエリート トレーディングポストは、1881年に【Mike Kirk】マイク・カークによってニューメキシコ州ギャラップで創業した歴史あるトレーディングポストのすぐそばで、1942年代の同氏の死後、息子である【Dean Kirk】ディーン・カークが始めたトレーディングポストです。
その作品群は多岐にわたり、プエブロの作品を想起させるシンプルなブレスレットから、ツーリストスタイルのピンブローチ等も多く見られます。また、多くのシルバースミスが所属していたと推測され、その作者を特定することは出来ませんが、本作の様に素晴らしいクオリティーを持つ作品が多く残されており、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もUITAの刻印が入る作品らしく、伝統的な製法を守りながら1950年代頃に大きな潮流となっていた「古典作品を踏襲しながらもモダンで無駄のない造形」が特徴的な作品。クラシックで質実剛健なシルバーワークによって作り上げられており、ビンテージナバホジュエリーの魅力が凝縮されたブレスレットです。

またシルバーのみで構成されたソリッドな質感は、ワイドな幅でありながら派手な存在感を持たす、長くご愛用頂ける洗練されたミニマムな表情とタフな造りが特徴的な作品です。
またそれは、性別やスタイルを問わず色々なコーディネートに馴染ませやすい汎用性ともなり、日常的に使いやすいワイドバングルとなっています。

「UITA」のホールマークが刻印されていることで制作背景が考察可能であり、その製法や材料などに裏付けを持った作品。本作の様なビンテージジュエリーは、その希少性によりミュージアム収蔵品としても散見される貴重なピースであり、トレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、僅かなクスミや小キズなどは見られますが、使用感は少なく大変良好な状態となっています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、内側のホールマークから【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)の販売したピースであり、末尾のナンバー『22』 から【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートで作られたと判断できる作品。ナバホジュエリーの伝統的なシルバーワークをベースに、高い技術力を感じさせるチェイシングやスタンプワークで構成されたワイドなアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代末頃~1950年代に作られた作品と思われ、ナバホの伝統的な技術や造形スタイルを踏襲しながらも少しクリーンで無駄のないデザインに仕上げられた作品。インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金は、とても硬くなめらかな肌に仕上げられています。そこに『ファイルワーク』という鑢で削り出す原始的な技術/技法と、『チェイシング/Chasing』と呼ばれる鏨を使いシルバーに立体的な角度を付ける(彫刻の様なイメージ)技術を駆使し、凹凸のボーダーラインが形成されています。さらに、そのライン上にも力強く連続したスタンプワーク/チゼルワークが刻まれる事で、強い陰影と奥行きを持った印象が与えられています。また、山型(くの字)のスタンプを羅列して刻むことで動きのあるシェブロン/ジグザグ模様が形成されており、プリミティブながらセンスの良いデザインに仕上げられています。
内側には、the United Indian Trader's Associationに参画したトレーダーの元で制作・販売されたことを示すホールマーク(作者や工房等を表すサイン)である『UITA22』の刻印が確認できます。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・

こちらの作品も内側に刻印されたホールマーク【UITA22】の末尾の数字『22』から、【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートで販売された作品であることを特定することができます。


【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブマヌエリート トレーディングポストは、1881年に【Mike Kirk】マイク・カークによってニューメキシコ州ギャラップで創業した歴史あるトレーディングポストのすぐそばで、1942年代の同氏の死後、息子である【Dean Kirk】ディーン・カークが始めたトレーディングポストです。
その作品群は多岐にわたり、プエブロの作品を想起させるシンプルなブレスレットから、ツーリストスタイルのピンブローチ等も多く見られます。また、多くのシルバースミスが所属していたと推測され、その作者を特定することは出来ませんが、本作の様に素晴らしいクオリティーを持つ作品が多く残されており、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作もUITAの刻印が入る作品らしく、伝統的な製法を守りながら1950年代頃に大きな潮流となっていた「古典作品を踏襲しながらもモダンで無駄のない造形」が特徴的な作品。クラシックで質実剛健なシルバーワークによって作り上げられており、ビンテージナバホジュエリーの魅力が凝縮されたブレスレットです。

またシルバーのみで構成されたソリッドな質感は、ワイドな幅でありながら派手な存在感を持たす、長くご愛用頂ける洗練されたミニマムな表情とタフな造りが特徴的な作品です。
またそれは、性別やスタイルを問わず色々なコーディネートに馴染ませやすい汎用性ともなり、日常的に使いやすいワイドバングルとなっています。

「UITA」のホールマークが刻印されていることで制作背景が考察可能であり、その製法や材料などに裏付けを持った作品。本作の様なビンテージジュエリーは、その希少性によりミュージアム収蔵品としても散見される貴重なピースであり、トレジャーハントプライスな作品となっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションは、僅かなクスミや小キズなどは見られますが、使用感は少なく大変良好な状態となっています。
Size

メンズサイズ M - ML 程度。
レディースサイズ ML - XL 程度

内径最大幅 約59.7㎜    正面幅(高さ) 約28.0㎜
内周 約136㎜    開口部 約30㎜
Inside Measurement 5 3/8inch   opening 1 3/16inch  

※バングルはサイズ調整可能です。Sサイズ以上、MLサイズ以下の男性、MLサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Ingot Silver
        約45.8g