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JBO002441

Vtg Navajo Chiseled & Stamped Silver Narrow Wire Cuff c.1950

Vtg Navajo Chiseled & Stamped Silver Narrow Wire Cuff c.1950
33,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、とてもシンプルで一見簡素な造形ながら、非常に手の込んだシルバーワークによって形作られた作品。ナローな幅でハーフラウンドワイヤー(半円型の断面)と、トライアングルワイヤー(三角形の断面)の中間的なバンドをベースとし、中央の頂点部分に細かく正確なスタンプワーク/チゼルワークが刻まれた無駄のない造形美を持ったアンティーク/ビンテージバングルです。

とてもシンプルな造形であり、ホールマーク(作者や工房のサイン)や特徴的なスタンプ等が見られない為、背景や正確な制作年代の特定は困難ですが、その古典作品をモダンにブッシュアップしたデザインや造形スタイル、製法等からは、1940年代末頃~1960年代頃に作られた作品と推測されます。

おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、ハーフラウンドワイヤーの中央に突起によるラインが作られています。似たデザインは現在のナバホジュエリーでも見られるオーセンティックなものですが、現代では中央にツイステッドワイヤー等の別パーツを貼り付け/アップリケするのが当たり前となっていますが、本作は『削り出し』によって凸部分が生み出されています。このディテールは、一目ですぐに伝わるシルバーワークではなく、現代作品との大きな差異をもたらす細工ではありません。しかしながら、やはりその手間の掛かったシルバーワークは、独特な上質感やハンドメイド特有の迫力と味わいを与えているようです。そして、そのライン状の突起部分に規則的な刻みが施されるとこで、古典期のナバホジュエリー独を想起させる雰囲気となっており、バンド断面のシェイプは、ハーフラウンドとトライアングルワイヤーの中間的な造形が生まれ、既製のトライアングルワイヤーには無い特殊性も与えられています。
一見、簡素な技術を想起させますが、凸部分を削り出す為には、大変な手間と高い技術が必要とされ、クレイジーともいえる労力が注がれた作品となっています。

また、本作の様な古典期のナバホジュエリーを元に古い製法や材料を重視しながら、シンプルでモダンなデザイン・造形のジュエリーは、インディアンジュエリーを愛したイタリア人作家である【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)や、後進のシルバースミスに多大な影響を与えたナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)らの活躍や啓蒙により、1940年代頃から1960年代にかけてインディアンジュエリーの新しい潮流として流行しました。
こちらのピースもその当時に、同様の価値観・美意識を持って制作されたものと推測されます。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


上記の様な丁寧なシルバーワークによって、原始的な技術・技法で作られたミニマルなデザインながら根源的な力強さが与えられているようです。
また、非常にシンプルで洗練されたデザインはクリーンな印象を作り、エッジーでモダンな雰囲気と、アンティークインディアンジュエリーらしいプリミティブなシルバーワークという相反する要素を併せ持った作品となっています。

オーセンティックなスタイルであるトライアングルワイヤーに近い造形とナローな幅は、高い普遍性と汎用性を持っており、当時モダンスタイルと言われたクリーンな印象や上質感が与えられており、シンプルで普遍的な造形美はどんな装いにもフィットし長くご愛用いただけると思われます。
さらに、控えめな幅となじみの良い質感は、他のブレスレットとの重ね付けにも向いていますが、本作の様な厚みを持つトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。

シンプルに仕上げられたブレスレットですが、ビンテージインディアンジュエリーの力強い武骨さだけでなく、練り上げられた工芸品としても高い価値を有するコレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーに僅かなクスミや、内側にパウンティング跡の傷等、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感の少ない非常に良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、とてもシンプルで一見簡素な造形ながら、非常に手の込んだシルバーワークによって形作られた作品。ナローな幅でハーフラウンドワイヤー(半円型の断面)と、トライアングルワイヤー(三角形の断面)の中間的なバンドをベースとし、中央の頂点部分に細かく正確なスタンプワーク/チゼルワークが刻まれた無駄のない造形美を持ったアンティーク/ビンテージバングルです。

とてもシンプルな造形であり、ホールマーク(作者や工房のサイン)や特徴的なスタンプ等が見られない為、背景や正確な制作年代の特定は困難ですが、その古典作品をモダンにブッシュアップしたデザインや造形スタイル、製法等からは、1940年代末頃~1960年代頃に作られた作品と推測されます。

おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンドは、ハーフラウンドワイヤーの中央に突起によるラインが作られています。似たデザインは現在のナバホジュエリーでも見られるオーセンティックなものですが、現代では中央にツイステッドワイヤー等の別パーツを貼り付け/アップリケするのが当たり前となっていますが、本作は『削り出し』によって凸部分が生み出されています。このディテールは、一目ですぐに伝わるシルバーワークではなく、現代作品との大きな差異をもたらす細工ではありません。しかしながら、やはりその手間の掛かったシルバーワークは、独特な上質感やハンドメイド特有の迫力と味わいを与えているようです。そして、そのライン状の突起部分に規則的な刻みが施されるとこで、古典期のナバホジュエリー独を想起させる雰囲気となっており、バンド断面のシェイプは、ハーフラウンドとトライアングルワイヤーの中間的な造形が生まれ、既製のトライアングルワイヤーには無い特殊性も与えられています。
一見、簡素な技術を想起させますが、凸部分を削り出す為には、大変な手間と高い技術が必要とされ、クレイジーともいえる労力が注がれた作品となっています。

また、本作の様な古典期のナバホジュエリーを元に古い製法や材料を重視しながら、シンプルでモダンなデザイン・造形のジュエリーは、インディアンジュエリーを愛したイタリア人作家である【Frank Patania Sr.】フランク・パタニア(1899-1964)や、後進のシルバースミスに多大な影響を与えたナバホの巨匠【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)らの活躍や啓蒙により、1940年代頃から1960年代にかけてインディアンジュエリーの新しい潮流として流行しました。
こちらのピースもその当時に、同様の価値観・美意識を持って制作されたものと推測されます。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


上記の様な丁寧なシルバーワークによって、原始的な技術・技法で作られたミニマルなデザインながら根源的な力強さが与えられているようです。
また、非常にシンプルで洗練されたデザインはクリーンな印象を作り、エッジーでモダンな雰囲気と、アンティークインディアンジュエリーらしいプリミティブなシルバーワークという相反する要素を併せ持った作品となっています。

オーセンティックなスタイルであるトライアングルワイヤーに近い造形とナローな幅は、高い普遍性と汎用性を持っており、当時モダンスタイルと言われたクリーンな印象や上質感が与えられており、シンプルで普遍的な造形美はどんな装いにもフィットし長くご愛用いただけると思われます。
さらに、控えめな幅となじみの良い質感は、他のブレスレットとの重ね付けにも向いていますが、本作の様な厚みを持つトライアングルワイヤーは単独でもしっかりとした存在感を放ちます。

シンプルに仕上げられたブレスレットですが、ビンテージインディアンジュエリーの力強い武骨さだけでなく、練り上げられた工芸品としても高い価値を有するコレクタブルな作品となっています。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーに僅かなクスミや、内側にパウンティング跡の傷等、ハンドメイド作品特有の制作上のムラ等は見られますが、使用感の少ない非常に良好な状態を保っています。
Size

メンズサイズ S - M 程度
レディースサイズ L - XL 程度

内径最大幅 約57.3㎜    正面幅(高さ) 約5.4㎜
内周 約132㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 3/16inch   opening 1inch 

※バングルはサイズ調整可能です。Lサイズ以下の男性、Lサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。 ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

サイズ(手首寸法)をお伝えいただければ、当店でお渡し前の調整が可能です。お気軽にお申し付けくださいませ。

Material

Silver(probably Ingot Silver)
        約13.9g