【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのビンテージジュエリー、『ナバホパール』とも呼ばれる74個ものベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズで構成された作品。シンプルながら伝統的な製法による味わい深い表情等、ナバホジュエリー独特な魅力を宿すアンティーク/ビンテージネックレスです。
とても古くからほとんど変わらない製法によって作られている伝統的なシルバービーズによって組まれたネックレスであり、正確な制作年代の特定は困難ですが、比較的厚いシルバーの地金やビーズの形状等からは、1950年~1970代頃に作られた作品と思われます。
ナバホの伝統的なシルバービーズは、現地において『ナバホパール』(ナバホの真珠)や『デザートパール』(砂漠の真珠)等とも呼ばれ、本作の様な僅かにそろばん珠の様な形状は、最もトラディショナルな造形となっています。さらに、フックパーツに近いバックサイド~フロントにかけて少しずつ大きくなるように4~5種類のサイズグラデーションが特徴的な作品となっており、派手なデザインではありませんが、このグラデーションが程よい存在感を生み出しているようです。
本作のような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。
また、こちらのように古くからの製法でビーズを制作すると、一日中制作しても数粒程度しか制作できない程に手間暇を必要とします。その為、現代では限られた作家しか制作しないアイテムとなっており、特に本作で見られるような小さな粒では、成形の為にさらに高い技術と集中力を必要とします。
派手さのないシンプルなネックレスですが、渋いシルバーの表情により、武骨でビンテージインディアンジュエリーらしい雰囲気を醸し出しています。またその印象は、性別や季節を問わず多くのスタイルにフィットし、日常の良いアクセントになるアイテム。女性にはエレガントにフィットしますが、男性にもさりげなくお使いいただける非常に汎用性の高いネックレスです。
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コンディションも大変良好。全体にシルバーのクスミ(硫化)は見られますが、ダメージなどは無く良い状態を保っています。クスミについては、専用のクロス等で磨き上げることで、明るいシルバーの色を取り戻すことも可能です。
また、ビーズワイヤー(フォックステイルワイヤー/チェーン)は当店で交換済みとなっております。