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JRO014180

Vtg Pueblo or Navajo Hi-Grade Persian Turquoise Ring c.1950

Vtg Pueblo or Navajo Hi-Grade Persian Turquoise Ring c.1950
35,200 円(税込)
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Vtg Pueblo or Navajo Hi-Grade Persian Turquoise Ring  c.1950
  • Vtg Pueblo or Navajo Hi-Grade Persian Turquoise Ring  c.1950
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【PUEBLO】プエブロか【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、細部まで非常に手の込んだシルバーワークをベースに、美しいハイグレードパージャンターコイズがマウントされたアンティーク/ビンテージリングです。

ホールマーク(作者等のサイン)やスタンプワークなど、制作年代を特定する為の判断材料が乏しい作品ですが、シルバーワークのディテールやマウントされたターコイズから1940年代末~1950年代頃に制作された作品と思われます。
シャンクは、フロントが『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で3本に割り開かれており、フェイスに向けて自然な流れを生み出しています。フェイスは上質なパージャンターコイズをメインに構成され、その石を留めるベゼル(覆輪)には、2本のシルバーワイヤーを撚り合わせたツイステッドワイヤーが施されています。その左右には、立体的な陰影を生み出すワイヤーワークや、さり気なくシルバードロップが配されており、石の表情を際立たせています。そして、それらの上下に見られる平たく叩き鞣した螺旋状のシルバーワイヤーが特徴的なアクセントになっており、アブストラクトなデザイン/造形に構築的な印象も感じさせるディテールとなっています。さらに、作者の強い拘りを見ることが出来るのは、フェイス土台の裏側のファイルワーク(鑢で削る技術)です。螺旋状のワイヤーをアップリケして生み出された動きのあるエッジに合わせ、土台部分も削られることでワイヤーと土台の一体化が図られており、見えない部分ですが作品の完成度を高める上で非常に重要なディテールとなっています。

本作で見られるような『コイルドワイヤー』と呼ばれるシルバーワークは、細いシルバーワイヤーを丸い棒に巻き付けることで作り出しており、アンティーク作品では、本作の様にコイルをさらにハンマーによって叩き鞣すことで作り上げた螺旋状のワイヤー装飾が多く見られます。インディアンジュエリーの歴史おいては、1930年代以前から見られる彫金技術の一つであり、特にキワ/サントドミンゴ族の作品で多く使われた技術とされ、本作もキワプエブロのシルバースミスによって制作された可能性が高いと考えられます。

マウントされた石は、ワイルドな表情が特徴的なハイグレードパージャンターコイズで、最も質の高い石がアメリカで流通した1930年代後半~1940年代頃に輸入された個体と推測されます。
素晴らしいクオリティーを持ち、多く場合、不透明な石を産出するパージャンターコイズですが、こちらにマウントされた石は、まるで【Bisbee Turquoise】ビズビーターコイズの様な強い透明感と濃いブルーの色相を持つターコイズです。そこに、ダークブラウン~ダークグレーのパージャンらしいワイルドなマトリックスが入ることで複雑な景色を形成しており、ハイグレードにグレーディングできる無添加ナチュラルターコイズとなっています。


【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズは、現在のイラン産にあたり、カスピ海近くの鉱山で古くからたくさんのターコイズを算出しています。その歴史は紀元前にさかのぼることができ、中世にはトルコを経由してヨーロッパに輸出されたことから、ターコイズ/トルコ石と呼ばれるようになりました。(トルコではターコイズは産出していません。)
北米とは違った価値基準を持ち、マトリックスの入らないフラットなブルーが上質とされ、すでに1930年代以前からアメリカにも輸出されていたようです。また、1950年代にはネバダ、アリゾナの多くのターコイズ鉱山の石が細かくグレーディングされ、パージャンターコイズも上質なものは流通量が少なくなっていたようです。
北米産ターコイズの多くが薄い脈状で形成されているのに対し、パージャンターコイズは塊で採掘できるのが特徴で、それにより高さのあるハイドームカットが可能になっています。北米産では、【Number Eight Turquoise】ナンバーエイトや【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズ等が塊状で採掘されます。 色はターコイズらしい水色~ブルーの石を産出し、大変幅広いバリエーションを持っています。
幅広いバリエーションを持つ為、グレーディングの困難なターコイズであり、前述の様に世界基準と北米の基準は全く異なっていますが、比較的ペールトーンの石が多く、透明感と深く濃い色味を持ちワイルドなマトリックスの入るこちらの様な石が北米における基準では最も高く評価されると思います。


精巧かつ緻密でありながら武骨な表情のシルバーワークが魅力的なリングであり、 ワイルドでな表情とシックで落ち着いた表情を併せ持っています。また、アンティーク工芸品としても評価される質と、ハンドメイド独特の味わいを感じさせ、性別やスタイルを問わず馴染みやすい、高い汎用性を持ったリングです。

動きのあるデザインによるエスニシティーな魅力と共に、深淵な表情を持つハイグレードターコイズによって、エレガントでクラシックな印象も与える作品となっており、コレクタブルでトレジャーハントプライスなアンティークピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好。シルバーのクスミ等は見られますが、使用感は少なく特にダメージの無い状態です。
また、ターコイズも極僅かにマットな質感となっていますが、石の動きやクラック等のダメージは無く、良いコンディションを保っています。母岩/マトリックス部分には凹凸が確認できますが、それらはカットされた時からの天然石由来の凹凸でありダメージではありません。
【PUEBLO】プエブロか【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、細部まで非常に手の込んだシルバーワークをベースに、美しいハイグレードパージャンターコイズがマウントされたアンティーク/ビンテージリングです。

ホールマーク(作者等のサイン)やスタンプワークなど、制作年代を特定する為の判断材料が乏しい作品ですが、シルバーワークのディテールやマウントされたターコイズから1940年代末~1950年代頃に制作された作品と思われます。
シャンクは、フロントが『スプリットシャンク』と呼ばれる伝統的な造形で3本に割り開かれており、フェイスに向けて自然な流れを生み出しています。フェイスは上質なパージャンターコイズをメインに構成され、その石を留めるベゼル(覆輪)には、2本のシルバーワイヤーを撚り合わせたツイステッドワイヤーが施されています。その左右には、立体的な陰影を生み出すワイヤーワークや、さり気なくシルバードロップが配されており、石の表情を際立たせています。そして、それらの上下に見られる平たく叩き鞣した螺旋状のシルバーワイヤーが特徴的なアクセントになっており、アブストラクトなデザイン/造形に構築的な印象も感じさせるディテールとなっています。さらに、作者の強い拘りを見ることが出来るのは、フェイス土台の裏側のファイルワーク(鑢で削る技術)です。螺旋状のワイヤーをアップリケして生み出された動きのあるエッジに合わせ、土台部分も削られることでワイヤーと土台の一体化が図られており、見えない部分ですが作品の完成度を高める上で非常に重要なディテールとなっています。

本作で見られるような『コイルドワイヤー』と呼ばれるシルバーワークは、細いシルバーワイヤーを丸い棒に巻き付けることで作り出しており、アンティーク作品では、本作の様にコイルをさらにハンマーによって叩き鞣すことで作り上げた螺旋状のワイヤー装飾が多く見られます。インディアンジュエリーの歴史おいては、1930年代以前から見られる彫金技術の一つであり、特にキワ/サントドミンゴ族の作品で多く使われた技術とされ、本作もキワプエブロのシルバースミスによって制作された可能性が高いと考えられます。

マウントされた石は、ワイルドな表情が特徴的なハイグレードパージャンターコイズで、最も質の高い石がアメリカで流通した1930年代後半~1940年代頃に輸入された個体と推測されます。
素晴らしいクオリティーを持ち、多く場合、不透明な石を産出するパージャンターコイズですが、こちらにマウントされた石は、まるで【Bisbee Turquoise】ビズビーターコイズの様な強い透明感と濃いブルーの色相を持つターコイズです。そこに、ダークブラウン~ダークグレーのパージャンらしいワイルドなマトリックスが入ることで複雑な景色を形成しており、ハイグレードにグレーディングできる無添加ナチュラルターコイズとなっています。


【Persian Turquoise】パージャンターコイズ/ペルシャンターコイズは、現在のイラン産にあたり、カスピ海近くの鉱山で古くからたくさんのターコイズを算出しています。その歴史は紀元前にさかのぼることができ、中世にはトルコを経由してヨーロッパに輸出されたことから、ターコイズ/トルコ石と呼ばれるようになりました。(トルコではターコイズは産出していません。)
北米とは違った価値基準を持ち、マトリックスの入らないフラットなブルーが上質とされ、すでに1930年代以前からアメリカにも輸出されていたようです。また、1950年代にはネバダ、アリゾナの多くのターコイズ鉱山の石が細かくグレーディングされ、パージャンターコイズも上質なものは流通量が少なくなっていたようです。
北米産ターコイズの多くが薄い脈状で形成されているのに対し、パージャンターコイズは塊で採掘できるのが特徴で、それにより高さのあるハイドームカットが可能になっています。北米産では、【Number Eight Turquoise】ナンバーエイトや【Lone Mountain Turquoise】 ローンマウンテンターコイズ等が塊状で採掘されます。 色はターコイズらしい水色~ブルーの石を産出し、大変幅広いバリエーションを持っています。
幅広いバリエーションを持つ為、グレーディングの困難なターコイズであり、前述の様に世界基準と北米の基準は全く異なっていますが、比較的ペールトーンの石が多く、透明感と深く濃い色味を持ちワイルドなマトリックスの入るこちらの様な石が北米における基準では最も高く評価されると思います。


精巧かつ緻密でありながら武骨な表情のシルバーワークが魅力的なリングであり、 ワイルドでな表情とシックで落ち着いた表情を併せ持っています。また、アンティーク工芸品としても評価される質と、ハンドメイド独特の味わいを感じさせ、性別やスタイルを問わず馴染みやすい、高い汎用性を持ったリングです。

動きのあるデザインによるエスニシティーな魅力と共に、深淵な表情を持つハイグレードターコイズによって、エレガントでクラシックな印象も与える作品となっており、コレクタブルでトレジャーハントプライスなアンティークピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好。シルバーのクスミ等は見られますが、使用感は少なく特にダメージの無い状態です。
また、ターコイズも極僅かにマットな質感となっていますが、石の動きやクラック等のダメージは無く、良いコンディションを保っています。母岩/マトリックス部分には凹凸が確認できますが、それらはカットされた時からの天然石由来の凹凸でありダメージではありません。
Size

日本規格 約 14~14.5号   円周 約 55.0㎜   us 7.5
正面幅 約 25.8㎜
ターコイズサイズは 15.4㎜×12.7㎜ 程度

Material

Silver, High Grade Persian Turquoise