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JPO005407

【NAVAJO GUILD】 Vintage Casted Silver Pin Brooch c.1950~

【NAVAJO GUILD】 Vintage Casted Silver Pin Brooch c.1950~
39,600 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの中でも多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。サンドキャストで成形された伝統的なアイテムながら、ナバホギルドらしい高い完成度を誇る比較的控えめなサイズ感のビンテージ/アンティークピンブローチです。

本作の内側には、ナバホギルドのホールマーク(作者やショップのサイン)である【Horned Moon】と【NAVAJO】の文字が刻印されている事などから、1950年代頃の作品と思われます。シンプルな造形はサンドキャスト(砂型鋳物)による成形で、素朴でプリミティブなピースながら【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしく根源的な美しさや力強さを持ち、洗練されたデザインは、インディアンジュエリー創成期の作品を意識したものとなっています。
また、サンドキャストによる成形技術は、ナバホジュエリーの古典期から現在に至るまで大きく変わっておらず、その製法やデザインスタイルも長く受け継がれていますが、現在では多くが同一の『型』を使用した作品となってしまいました。本作は、量産向けにパターン化された『型』によるピースではなく、作者のオリジナリティーを感じさせ、裏面の研磨等の仕上げ工程やエッジのしっかりとした造り等、細部のディテールに1960年代以前のサンドキャスト作品に多くみられる上質感を持っています。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか、『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。その後、諸説ありますが1940年代後半頃からは、【NAVAJO】の文字と【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されるようになりました。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金クラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。古い年代の伝統技術を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


こちらの作品も前述のホールマーク 【Horned Moon/Horned Sun】が刻印されており、作者個人を特定することはできませんが、非常にナバホギルドらしいシンプルで洗練された造形のピンブローチです。
当時、インディアンジュエリー創成期のリバイバル作品制作をメインとしたナバホギルドですが、やはりその完成度や古典を踏襲しながらも新しいクリエーションを含んだ作品群は、アンティークよりもクリーンで練り上げられた造形美を持っています。さらにそれらは現在、インディアンジュエリーという枠に収まらず、多くのシルバージュエリーブランドにとってのデザインソース/アーカイブの一つとなっています。

また本作では、丁寧なシルバーワークと卓越した立体造形センスによって、シンプルながら現代作品にはない威厳のある表情が与えられています。さらに、シルバーのみで構成されたソリッドな印象や控えめなサイズ感、クラシックでオーセンティックなシェイプは多くのアイテムにさり気なく馴染み、使いやすいピンブローチとなっています。ラペルやハット以外にも多くのアイテムに馴染みの良いシンプルな作品で、日常のスタイルにおいてとても良いアクセントになってくれるアイテムです。

奥行きのある重厚な造りと、クラシックながらエッジ―で洗練された印象を与えるデザイン/造形が大変魅力的なピース。歴史的な資料価値も高く、非常にコレクタブルでトレジャ―ハントプライスなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも良好です。全体にシルバーのクスミは見られますが、使用感は少なく、特にダメージのない良好な状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホの中でも多くの傑作を残している組織【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)=通称『ナバホギルド』の作品。サンドキャストで成形された伝統的なアイテムながら、ナバホギルドらしい高い完成度を誇る比較的控えめなサイズ感のビンテージ/アンティークピンブローチです。

本作の内側には、ナバホギルドのホールマーク(作者やショップのサイン)である【Horned Moon】と【NAVAJO】の文字が刻印されている事などから、1950年代頃の作品と思われます。シンプルな造形はサンドキャスト(砂型鋳物)による成形で、素朴でプリミティブなピースながら【NAVAJO GUILD】ナバホギルドらしく根源的な美しさや力強さを持ち、洗練されたデザインは、インディアンジュエリー創成期の作品を意識したものとなっています。
また、サンドキャストによる成形技術は、ナバホジュエリーの古典期から現在に至るまで大きく変わっておらず、その製法やデザインスタイルも長く受け継がれていますが、現在では多くが同一の『型』を使用した作品となってしまいました。本作は、量産向けにパターン化された『型』によるピースではなく、作者のオリジナリティーを感じさせ、裏面の研磨等の仕上げ工程やエッジのしっかりとした造り等、細部のディテールに1960年代以前のサンドキャスト作品に多くみられる上質感を持っています。


【The Navajo Arts & Crafts Guild】(NACG)※以下ナバホギルドは【The United Indian Trader’s Association】(UITA)等と共にインディアンアートの普及やクオリティーの保全、職人の地位向上等のために現地トレーディングポストや作家たちの手によって組織されました。
中でもナバホギルドは、UITA等に比べナバホの職人主導で組織された団体で、大巨匠であるナバホのシルバースミス【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)が代表を務め、後進の育成や伝統的な技術の伝承、インディアンジュエリーのさらなる普及などを目的に1941年にギルドとして発足しました。明確にはなっていませんが、U.S.NAVAJO/Indian Arts & Crafts Boardが1937年~1940年代の初め頃までしか見られないのも、第二次世界大戦の激化による影響だけではなく、どちらの組織においても重要な役割を担っていたAmbrose Roanhorseが、Navajo Guild/The Navajo Arts & Crafts Guildに注力したためではないかと考えられます。
ナバホギルドによる作品のスタイルは特徴的で、Ambrose Roanhorseの意図が強く働いた影響のためか、インゴットから作られたベースに、クリーンで構築的なスタンプワークをメインとしたデザインと、昔ながらのキャストワークによるピースが多く、どちらも回顧主義的なオールドスタイルでありながら、洗練された美しい作品が多く制作されました。

また、もう一つの特徴はその構成メンバーです。当時から有名で最高の技術を究めた作家が名を連ねています。
【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ、【Mark Chee】マーク・チー、【Austin Wilson】オースティン・ウィルソン、【Allan Kee】アレン・キー、【Ivan Kee】アイバン・キー、【Jack Adakai】ジャック・アダカイ、【Billy Goodluck】ビリー・グッドラック等、さらに、Ambrose Roanhorseの教え子の一人であるホピ族の【Louis Lomay】ルイス・ロメイもナバホギルドのメンバーだったようです。
さらに特筆すべきは、これだけ有名作家が揃っていながら【NAVAJO GUILD】のジュエリーとして制作されるものは、個人のホールマーク(署名/サイン)が認められていませんでした。そのため、1941年の発足から1940年代の半ばごろまでは、まったくホールマークなどが記載されていないか、『U.S.NAVAJO 70』が用いられています。その後、諸説ありますが1940年代後半頃からは、【NAVAJO】の文字と【Horned Moon】と呼ばれるホールマークが刻印されるようになりました。

ナバホギルドの代表を務めた【Ambrose Roanhorse】は後進の育成にも熱心な作家で、1930年代からサンタフェのインディアンスクールで彫金クラスを受け持っており、多くの教え子を持っていました。古い年代の伝統技術を重んじた作品を多く残し、独特の造形美や完成された技術は次世代に絶大な影響を与えた人物です。

また、【The Navajo Arts & Crafts Guild】 (NACG)ナバホギルドのピースは、アメリカ国内では非常に高い知名度を誇っていますが、それに比例せず、現存数がとても少ないことも特徴です。 コレクターのもとには一定数があると思われますが市場に出る個体は少なく、現在発見するのが大変困難になっています。


こちらの作品も前述のホールマーク 【Horned Moon/Horned Sun】が刻印されており、作者個人を特定することはできませんが、非常にナバホギルドらしいシンプルで洗練された造形のピンブローチです。
当時、インディアンジュエリー創成期のリバイバル作品制作をメインとしたナバホギルドですが、やはりその完成度や古典を踏襲しながらも新しいクリエーションを含んだ作品群は、アンティークよりもクリーンで練り上げられた造形美を持っています。さらにそれらは現在、インディアンジュエリーという枠に収まらず、多くのシルバージュエリーブランドにとってのデザインソース/アーカイブの一つとなっています。

また本作では、丁寧なシルバーワークと卓越した立体造形センスによって、シンプルながら現代作品にはない威厳のある表情が与えられています。さらに、シルバーのみで構成されたソリッドな印象や控えめなサイズ感、クラシックでオーセンティックなシェイプは多くのアイテムにさり気なく馴染み、使いやすいピンブローチとなっています。ラペルやハット以外にも多くのアイテムに馴染みの良いシンプルな作品で、日常のスタイルにおいてとても良いアクセントになってくれるアイテムです。

奥行きのある重厚な造りと、クラシックながらエッジ―で洗練された印象を与えるデザイン/造形が大変魅力的なピース。歴史的な資料価値も高く、非常にコレクタブルでトレジャ―ハントプライスなキラーピースとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションも良好です。全体にシルバーのクスミは見られますが、使用感は少なく、特にダメージのない良好な状態を保っています。
Size

縦 約2.5㎝   横 約4.8㎝ 

Material

Silver