【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのビンテージジュエリー、『ナバホパール』とも呼ばれる103個ものベンチメイド(ハンドメイド)シルバービーズで構成された作品。約80㎝という現代的な印象の長さも特徴的なアンティーク/ビンテージネックレスです。

とても長く作られている伝統的なシルバービーズによって組まれたネックレスであり、正確な制作年代の特定は困難ですが、ロウ付けの仕上げやビーズの形状等から、1960年代以降に作られた作品と思われます。また、現代でもシルバービーズは制作されていますが、使用されている比較的厚いシルバーの地金や、経年を経たシルバーのクスミ(硫化)等から、1980年代以前の作品と推測されます。
ナバホの伝統的なシルバービーズは現地において『ナバホパール』(ナバホの真珠)や『デザートパール』(砂漠の真珠)等と呼ばれることがありますが、まさに本作におけるビーズのサイズ感や球体に近い形状は『ナバホパール』と呼ぶにふさわしい真珠に近いものとなっています。
3つの大きいビーズの間に小さなビーズが挟まれる構成で、規則正しく組まれており、その総数は103粒にも及びます。非常に手間がかかるシルバービーズは、現代では限られた作家しか制作しないアイテムとなっており、特に本作で見られるような小さな粒は制作に高い技術と集中力を必要とします。また、こちらのように古くからの製法でビーズを制作すると、一日中制作しても数粒程度しか制作できない為、全てのシルバービーズをそろえる為に大変長い時間が費やされていることが判ります。
こちらのような完全なハンドメイドのビーズは、材料の加工からの全ての工程を手作業により作り上げられており、コンチョを作るような手法で半球体を制作し、それらを二つロウ付けすることでビーズに成形しています。そのため、その形状や大きさは不均一ですが、独特の味わいが感じられます。


派手さのないシンプルなネックレスですが、黒っぽくなったシルバーの表情により、武骨でビンテージインディアンジュエリーらしい表情となっています。またその印象は、性別や季節を問わず多くのスタイルにフィットし、日常の良いアクセントになるアイテム。女性にはエレガントにフィットしますが、男性にもさりげなくお使いいただける汎用性の高いネックレスです。
また、80㎝という長さにより2重に巻いて2連ネックレスとしてもお使いいただけます。

◆女性着用サンプル画像(6枚)はこちら◆

◆男性着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


コンディションは、全体にシルバーのクスミ(硫化)が見られます。シルバー磨きのクロスなどを使い磨き上げることで、輝きのあるシルバーの色を取り戻すことも可能ですが、ビーズの磨きは長い時間が必要となります。
ダメージなどは無く、ご使用に当たって不安のないコンディションとなっています。