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JRZ024123

【Horace Iule】Zuni Cast Silver Ring w/Turquoise Nugget c.1960

【Horace Iule】Zuni Cast Silver Ring w/Turquoise Nugget c.1960
37,400 円(税込)
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【ZUNI】ズニの偉大な作家【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)の作品。Horace Iuleを代表するサンドキャスト(砂型鋳物)成形された重厚なシールリング(印台型)の造形をベースに、大変美しいキングマンターコイズナゲットがマウントされたアンティーク/ビンテージリングです。

1950年代後半~1970年代前半頃に作られた作品と思われ、高い技術のサンドキャスト成形されたシルバーは、心地よい重量感を持つシールリングタイプで、オーバルシェイプのフェイスとなっています。そこに、2つのラフカットキングマンターコイズがマウントされたシンプルなデザインとなっており、ターコイズの間に配されたレインドロップとも呼ばれるシルバーボールがインディアンジュエリーらしいアクセントになっています。
シンプルながら質実剛健なシルバーワークとワイルドな表情を持つターコイズナゲットのナチュラルな味わいを活かしながら、巧みなバランスと造形センスにより、非常に高い完成度が与えられたビンテージリングです。

また、本作の様なキャストによる成形のシルバーをベースに、ナチュラルな表情のターコイズをマウントする造形スタイルは、1970年代以降になってズニ・ナバホジュエリー双方でとても多く作られ、オーセンティックな造形スタイルの一つとなりました。それらのデザインソースであり、源流を生み出したのが、こちらの作者であるHorace Iuleや【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969)というズニの巨匠達です。

マウントされたターコイズは、【Kingman Turquoise】キングマンターコイズです。高さのあるナゲットであり、そのワイルドでナチュラルな表情は、石の質を活かした迫力のあるカットによるもので、原石の形を活かした贅沢なカットにより生まれています。澄んだ水色にブラックやクウォーツ(水晶)等のマトリックスが入り、キングマンらしい美しさを湛えています。


【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレは、ズニ族の中でも最も著名な作家の一人として認知されていますが、同氏の祖父【Sneezing Man】はインディアンシルバースミスの最初期の一人として歴史上の人物になっています。
そんな環境で育ったHorace Iuleは、アリゾナ州フェニックスのインディアンスクールで鍛冶技術を学び、1920年代終わりごろからジュエリーの制作を始めたようです。そして、1930年代後半にはスプーンや灰皿、インゴットから成形したブレスレット等を多数生み出し、ビレッジ(村)の中で最高の技術を持ったシルバースミスの一人として、当時から高い知名度を誇っていたようです。
さらに、氏は2つのクリエイションでとても有名です。一つは『カチナ』と言うズニの精霊をモチーフとしてジュエリーに初めて取り入れた事、もう一つが本作と同じサンドキャスト成形によるクロスモチーフのピースです。クロスモチーフはさらに古い年代(1880年代~)からみられるものですが、Horace Iuleはキャストとスタンプワークを駆使した多くの美しい作品を生み出し、クロスと言えばHorace Iuleと言う確固たる地位を築きました。
また多くの子供を残し、現在ではひ孫までインディアンジュエリー作家として活動し、今もなおホレスの影響を色濃く残した作品が多く生み出されています。



シールリング(印台型)というクラシックな造形を踏襲しながら、ターコイズのワイルドな迫力などにより、古くからヨーロッパで作られてきたジュエリーとは異なったインディアンジュエリーらしいナチュラルで素朴な味わいと、少しラフで独特の存在感を放つ作品に仕上げられたリングです。
また、現在に至るまで受け継がれる普遍的な造形美を持つ造形スタイルは、存在感を持ちながらも多くのスタイルに自然に溶け込み、長年にわたってご愛用頂けると思われます。

良質なターコイズナゲットと、ミニマムなシルバーワークによって、高い完成度とエレガントな印象さえも感じられる作品。インディアンジュエリーの歴史に偉大な足跡を残した巨匠Horace Iuleによるピースであり、史料価値も高い作品です。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションはシルバーの僅かなクスミや摩耗等が見られますが、特にダメージはなく、ターコイズを含め良好なコンディションです。
【ZUNI】ズニの偉大な作家【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレ(1899~1901?-1978)の作品。Horace Iuleを代表するサンドキャスト(砂型鋳物)成形された重厚なシールリング(印台型)の造形をベースに、大変美しいキングマンターコイズナゲットがマウントされたアンティーク/ビンテージリングです。

1950年代後半~1970年代前半頃に作られた作品と思われ、高い技術のサンドキャスト成形されたシルバーは、心地よい重量感を持つシールリングタイプで、オーバルシェイプのフェイスとなっています。そこに、2つのラフカットキングマンターコイズがマウントされたシンプルなデザインとなっており、ターコイズの間に配されたレインドロップとも呼ばれるシルバーボールがインディアンジュエリーらしいアクセントになっています。
シンプルながら質実剛健なシルバーワークとワイルドな表情を持つターコイズナゲットのナチュラルな味わいを活かしながら、巧みなバランスと造形センスにより、非常に高い完成度が与えられたビンテージリングです。

また、本作の様なキャストによる成形のシルバーをベースに、ナチュラルな表情のターコイズをマウントする造形スタイルは、1970年代以降になってズニ・ナバホジュエリー双方でとても多く作られ、オーセンティックな造形スタイルの一つとなりました。それらのデザインソースであり、源流を生み出したのが、こちらの作者であるHorace Iuleや【Dan Simplicio】ダン・シンプリシオ(1917-1969)というズニの巨匠達です。

マウントされたターコイズは、【Kingman Turquoise】キングマンターコイズです。高さのあるナゲットであり、そのワイルドでナチュラルな表情は、石の質を活かした迫力のあるカットによるもので、原石の形を活かした贅沢なカットにより生まれています。澄んだ水色にブラックやクウォーツ(水晶)等のマトリックスが入り、キングマンらしい美しさを湛えています。


【Horace Iule (Aiuli)】ホレス・イウレは、ズニ族の中でも最も著名な作家の一人として認知されていますが、同氏の祖父【Sneezing Man】はインディアンシルバースミスの最初期の一人として歴史上の人物になっています。
そんな環境で育ったHorace Iuleは、アリゾナ州フェニックスのインディアンスクールで鍛冶技術を学び、1920年代終わりごろからジュエリーの制作を始めたようです。そして、1930年代後半にはスプーンや灰皿、インゴットから成形したブレスレット等を多数生み出し、ビレッジ(村)の中で最高の技術を持ったシルバースミスの一人として、当時から高い知名度を誇っていたようです。
さらに、氏は2つのクリエイションでとても有名です。一つは『カチナ』と言うズニの精霊をモチーフとしてジュエリーに初めて取り入れた事、もう一つが本作と同じサンドキャスト成形によるクロスモチーフのピースです。クロスモチーフはさらに古い年代(1880年代~)からみられるものですが、Horace Iuleはキャストとスタンプワークを駆使した多くの美しい作品を生み出し、クロスと言えばHorace Iuleと言う確固たる地位を築きました。
また多くの子供を残し、現在ではひ孫までインディアンジュエリー作家として活動し、今もなおホレスの影響を色濃く残した作品が多く生み出されています。



シールリング(印台型)というクラシックな造形を踏襲しながら、ターコイズのワイルドな迫力などにより、古くからヨーロッパで作られてきたジュエリーとは異なったインディアンジュエリーらしいナチュラルで素朴な味わいと、少しラフで独特の存在感を放つ作品に仕上げられたリングです。
また、現在に至るまで受け継がれる普遍的な造形美を持つ造形スタイルは、存在感を持ちながらも多くのスタイルに自然に溶け込み、長年にわたってご愛用頂けると思われます。

良質なターコイズナゲットと、ミニマムなシルバーワークによって、高い完成度とエレガントな印象さえも感じられる作品。インディアンジュエリーの歴史に偉大な足跡を残した巨匠Horace Iuleによるピースであり、史料価値も高い作品です。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションはシルバーの僅かなクスミや摩耗等が見られますが、特にダメージはなく、ターコイズを含め良好なコンディションです。
Size

日本規格 約 14.5号  円周 約 54.8㎜    us 7.5
正面幅 約 21.6㎜

Material

Silver, Kingman Turquoise