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JBO004349

Vtg Navajo IngotSilver Split Band Wide Cuff Bracelet c.1940~

Vtg Navajo IngotSilver Split Band Wide Cuff Bracelet c.1940~
126,500 円(税込)
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Vtg Navajo IngotSilver Split Band Wide Cuff Bracelet c.1940~
  • Vtg Navajo IngotSilver Split Band Wide Cuff Bracelet c.1940~
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  • Vtg Navajo IngotSilver Split Band Wide Cuff Bracelet c.1940~
  • Vtg Navajo IngotSilver Split Band Wide Cuff Bracelet c.1940~
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、ナバホの伝統的な造形の一つである『スプリットバンド/スプリットワイヤー』により、シンプルでありながら高い完成度を持つシルバーワークと造形美により、独特のエレガントなエッジ―な質感が与えられたアンティーク/ビンテージのワイドバングルです。

1940年代~1960年代に作られたと思われる作品で、こちらのようなシルバーを割り開くことで造形するスプリットバンドによって作り上げられる美しいデザイン/造形は、インディアンジュエリーの古典期に生まれた造形の一つです。その後、1930年代には【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)も同様の作品を制作しており、ナバホの伝統的スタイルとして受け継がれた造形スタイルとなっています。
それらの中でも特に【Allen Kee】アレン・キー(1916-1972)と【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)によって制作されたピースは歴史的な技術と造形を継承しながらも、大変モダンで美しいジュエリーとして昇華され、アリゾナ州スコッツデールにあったインディアンクラフトショップ【White Hogan】ホワイト ホーガンを代表する名作の一つとなっています。

こちらの作品はホールマーク(サイン)等の刻印が入らないため、その作者等の正確な背景を知ることが出来ませんが、サイドのリポウズのスタイルやミニマルでクリーンな造形や伝統的な製法からは、前述の【Allen Kee】アレン・キーによる作品と類似した特徴を持ち、同氏が所属した【White Hogan】ホワイト ホーガンで作られた作品である可能性の高いピースです。

後年に作られた同デザインの多くは、上記のような過去の名作を元にキャスト(鋳物)で成形されたピースが多く見られますが、もちろんこちらの作品では伝統的なスプリットの技術が用いられており、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金をベースに、ワイドなバンドを割り開くことで流麗なスプリットバンド/シャンクを形成しています。また、その製法と丁寧な仕事により、なめらかなシルバーの肌を実現しており、それらを5本に割り開くことで流麗なスプリットバンドを形成しています。さらに、ハンマーワークとヤスリでのファイルワーク(削り)によりそれぞれのラインにきれいなアール/曲面がもたらされており、サイド~ターミナルにはフラワーコンチョのような美しいスタンプワークが施され、その中心部分は、リポウズと云う内側からたたき出す技法によって立体的な膨らみがつけられています。
長く受け継がれることで極限まで高められた造形美による完成度と、作者の非常に高い技術力を感じさせる丁寧なシルバーワークによってビンテージジュエリーでありながらファインジュエリーを超える上質感や品位を漂わすブレスレットとなっています。


【Allen Kee】アレン・キーは、1916年アリゾナ州スティームボードで生まれ、若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせていたようです。そして、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)からシルバースミスとしての基礎を学んだ記録が残っており、3つ年上の従兄である【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイからも技術を学び、互いに切磋琢磨して現役当時から有名作家として、さらにはナバホモダンスタイルジュエリーの旗手として活躍しました。
1946年からは、Kenneth Begayと共に前述の【White Hogan】ホワイト ホーガンに創業から所属しました。同店は1951年、同州スコッツデールに移転し、有名ショップとなっていきます。 当時の二人が作り上げるジュエリーはシンプルでエレガント、ナバホの武骨で原始的な技術を継承していましたが、非常に新鮮で新しい価値観を持っており、なんと、1950年だけで66本ものアワード受賞リボンを獲得しています。 
その後、多くの後進も育成したAllen Keeですが、惜しくも1960年代末にはシルバースミスを引退しており、若くして亡くなられています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作も伝統的な古典技術・製法を受け継ぎながら、工芸品として限界まで練り上げられており、ミニマムで無駄の無い完成度を持つハイエンドな作品であり、クリーンな表情とアートピースとしても美しい佇まいを持ったバングル。ワイドウィズによって強い存在感を示しますが、丁寧にハンドメイドされたビンテージインディアンジュエリー独特の素朴でナチュラルな印象も併せ持ちどんな装いにも合う普遍的で美しい造形美は長くご愛用いただけると思われます。

伝統工芸品としてだけではなく、ウェアラブルアートとしても高く評価される大変コレクタブルなブレスレットとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーには僅かなクスミ等は見られますが、特にダメージの無い大変良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、ナバホの伝統的な造形の一つである『スプリットバンド/スプリットワイヤー』により、シンプルでありながら高い完成度を持つシルバーワークと造形美により、独特のエレガントなエッジ―な質感が与えられたアンティーク/ビンテージのワイドバングルです。

1940年代~1960年代に作られたと思われる作品で、こちらのようなシルバーを割り開くことで造形するスプリットバンドによって作り上げられる美しいデザイン/造形は、インディアンジュエリーの古典期に生まれた造形の一つです。その後、1930年代には【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)も同様の作品を制作しており、ナバホの伝統的スタイルとして受け継がれた造形スタイルとなっています。
それらの中でも特に【Allen Kee】アレン・キー(1916-1972)と【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)によって制作されたピースは歴史的な技術と造形を継承しながらも、大変モダンで美しいジュエリーとして昇華され、アリゾナ州スコッツデールにあったインディアンクラフトショップ【White Hogan】ホワイト ホーガンを代表する名作の一つとなっています。

こちらの作品はホールマーク(サイン)等の刻印が入らないため、その作者等の正確な背景を知ることが出来ませんが、サイドのリポウズのスタイルやミニマルでクリーンな造形や伝統的な製法からは、前述の【Allen Kee】アレン・キーによる作品と類似した特徴を持ち、同氏が所属した【White Hogan】ホワイト ホーガンで作られた作品である可能性の高いピースです。

後年に作られた同デザインの多くは、上記のような過去の名作を元にキャスト(鋳物)で成形されたピースが多く見られますが、もちろんこちらの作品では伝統的なスプリットの技術が用いられており、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金をベースに、ワイドなバンドを割り開くことで流麗なスプリットバンド/シャンクを形成しています。また、その製法と丁寧な仕事により、なめらかなシルバーの肌を実現しており、それらを5本に割り開くことで流麗なスプリットバンドを形成しています。さらに、ハンマーワークとヤスリでのファイルワーク(削り)によりそれぞれのラインにきれいなアール/曲面がもたらされており、サイド~ターミナルにはフラワーコンチョのような美しいスタンプワークが施され、その中心部分は、リポウズと云う内側からたたき出す技法によって立体的な膨らみがつけられています。
長く受け継がれることで極限まで高められた造形美による完成度と、作者の非常に高い技術力を感じさせる丁寧なシルバーワークによってビンテージジュエリーでありながらファインジュエリーを超える上質感や品位を漂わすブレスレットとなっています。


【Allen Kee】アレン・キーは、1916年アリゾナ州スティームボードで生まれ、若い時期からシルバースミスとしてのキャリアをスタートさせていたようです。そして、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)からシルバースミスとしての基礎を学んだ記録が残っており、3つ年上の従兄である【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイからも技術を学び、互いに切磋琢磨して現役当時から有名作家として、さらにはナバホモダンスタイルジュエリーの旗手として活躍しました。
1946年からは、Kenneth Begayと共に前述の【White Hogan】ホワイト ホーガンに創業から所属しました。同店は1951年、同州スコッツデールに移転し、有名ショップとなっていきます。 当時の二人が作り上げるジュエリーはシンプルでエレガント、ナバホの武骨で原始的な技術を継承していましたが、非常に新鮮で新しい価値観を持っており、なんと、1950年だけで66本ものアワード受賞リボンを獲得しています。 
その後、多くの後進も育成したAllen Keeですが、惜しくも1960年代末にはシルバースミスを引退しており、若くして亡くなられています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


本作も伝統的な古典技術・製法を受け継ぎながら、工芸品として限界まで練り上げられており、ミニマムで無駄の無い完成度を持つハイエンドな作品であり、クリーンな表情とアートピースとしても美しい佇まいを持ったバングル。ワイドウィズによって強い存在感を示しますが、丁寧にハンドメイドされたビンテージインディアンジュエリー独特の素朴でナチュラルな印象も併せ持ちどんな装いにも合う普遍的で美しい造形美は長くご愛用いただけると思われます。

伝統工芸品としてだけではなく、ウェアラブルアートとしても高く評価される大変コレクタブルなブレスレットとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好です。シルバーには僅かなクスミ等は見られますが、特にダメージの無い大変良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ SM - ML 程度。
レディースサイズ ML - XL 程度

内径最大幅 約58.7㎜    正面幅(高さ) 約46.5㎜
内周 約140㎜    開口部 約27㎜
Inside Measurement 5 1/2inch   opening 1 1/16 inch 

※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、Lサイズ以下の男性、MLサイズ以上の女性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver
        約51.7g