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JBF005035

Antique 卍 Stamped Thunderbirds Applique Cuff Bracelet c.1930

Antique 卍 Stamped Thunderbirds Applique Cuff Bracelet c.1930
34,100 円(税込)
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【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。センターにはシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトが施され、その左右に逆卍/Whirling Log/Nohokosのスタンプの刻まれたサンダーバードのアップリケが配された秀逸なデザインのアンティーク/ビンテージバングルです。

1930年代頃に作られたもので、ツーリストジュエリーとしては比較的しっかりとしたバンド/地金をベースに、代表的なモチーフのアップリケとスタンプワークで構成されたオーセンティックなピースです。
センターには、鏨(鉄製の金型ツール)の凸と凹を用いシルバーを叩きだすことで立体的な凹凸を作るリポウズ/バンプアウトと呼ばれる技術により貝殻を起源に持つ造形が施されており、立体的で豊かな表情が与えられています。その両サイドには、可愛い印象を持つサンダーバードのアップリケ/パッチワークが配されており、それらには独特なシェイプの卍がとても力強く刻まれています。さらに、サイド~ターミナルにかけても「砂漠」を表すリザード/トカゲや、アロー、そして小さくも効果的な卍などのスタンプワークが施されています。
また、同時期の類似したスタイルを持ったブレスレットの特徴から、コインシルバー製と推測され、ビンテージ感のあるシルバーワークはそのほとんどが職人による手作業によって形作られています。オーセンティックな造形となっていますが、類似したピースの見つからない希少性とバランスの良いデザインを持ったブレスレットです。

またこちらのようなアイテムは、コロラド州デンバーでツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたことで知られる【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社、又は同社から独立したニューヨークのメーカー【Arrow Novelty】アローノベルティ社や、1923年にニューメキシコ州アルバカーキで創業され、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポスト等で製造されていましたが、こちらにはショップマークやホールマークは入らず詳細は不明となっています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。

【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。同じように【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、『割金』と呼ばれる残り7.5%は、銅やアルミニウム等が含まれています。 (※現在のSterling Silverは、割金に銅のみを含んだシルバーを表しています。)
925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、割金や製法に左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異を見た目で判断するのは困難です。その差異は極僅かですが、コインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられる事が多いと思います。


サンダーバードの持つ愛らしい雰囲気によって、アンティークジュエリーとは思えないキャッチーな印象に仕上がっていますが、長い経年やシルバーの質感、味わい深いスタンプワークによってアンティーク特有の渋さと迫力も感じられます。
また、多くのモチーフが盛り込まれた見所の多いピースであり、ターコイズがセットされていないこともあって性別を問わずスタイリングしやすいバングルであり、アイコニックなサンダーバードモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムです。またそれは、日常のスタイルにアクセントと奥行きをもたらしてくれると思われます。

素朴でナチュラルな表情と多くの特徴的なモチーフにより、アンティークインディアンジュエリー独特の味わいが感じられる秀作でありツーリストジュエリーのキラーピース。トレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好。シルバーに僅かなクスミ等が見られる程度で、使用感を感じないとても良い状態を保っています。
【卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けに制作されたスーベニアアイテム(土産物)の一つ。センターにはシェルコンチョのリポウズ/バンプアウトが施され、その左右に逆卍/Whirling Log/Nohokosのスタンプの刻まれたサンダーバードのアップリケが配された秀逸なデザインのアンティーク/ビンテージバングルです。

1930年代頃に作られたもので、ツーリストジュエリーとしては比較的しっかりとしたバンド/地金をベースに、代表的なモチーフのアップリケとスタンプワークで構成されたオーセンティックなピースです。
センターには、鏨(鉄製の金型ツール)の凸と凹を用いシルバーを叩きだすことで立体的な凹凸を作るリポウズ/バンプアウトと呼ばれる技術により貝殻を起源に持つ造形が施されており、立体的で豊かな表情が与えられています。その両サイドには、可愛い印象を持つサンダーバードのアップリケ/パッチワークが配されており、それらには独特なシェイプの卍がとても力強く刻まれています。さらに、サイド~ターミナルにかけても「砂漠」を表すリザード/トカゲや、アロー、そして小さくも効果的な卍などのスタンプワークが施されています。
また、同時期の類似したスタイルを持ったブレスレットの特徴から、コインシルバー製と推測され、ビンテージ感のあるシルバーワークはそのほとんどが職人による手作業によって形作られています。オーセンティックな造形となっていますが、類似したピースの見つからない希少性とバランスの良いデザインを持ったブレスレットです。

またこちらのようなアイテムは、コロラド州デンバーでツーリスト向けのジュエリーを最も古くから製造していたことで知られる【Harry Heye Tammen】H.H.タンメン社、又は同社から独立したニューヨークのメーカー【Arrow Novelty】アローノベルティ社や、1923年にニューメキシコ州アルバカーキで創業され、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポスト等で製造されていましたが、こちらにはショップマークやホールマークは入らず詳細は不明となっています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。

卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。

【Arrow/Arrowhead】アロー/アローヘッドは、『お守り』の意味合いを持ちインディアンジュエリー創成期からみられる最古のモチーフの一つです。


【Coin Silver】コインシルバーとは、インディアンジュエリーにおいては銀含有率90.0%の地金を表します。 また、アメリカの古い硬貨における銀含有率は900ですが、日本では800~900や古い100円硬貨では600、メキシカンコインは950であり、900シルバーが最も多く使われていますが世界中で共通した純度ではありません。同じように【Sterling Silver】スターリングシルバー=【925シルバー】は、銀含有率92.5%の地金であり、『割金』と呼ばれる残り7.5%は、銅やアルミニウム等が含まれています。 (※現在のSterling Silverは、割金に銅のみを含んだシルバーを表しています。)
925シルバーは熱処理によって時効硬化性をもち、細かな細工や加工に向いていたため食器や宝飾品等様々な物に利用されていますが、インディアンジュエリーにおいては、その初期に身近にあった銀製品、特にシルバーコインを溶かすことで、材料を得ていた背景があるため、現代でも限られた作家によりコインシルバーを用いる伝統が残されています。
シルバーの色味や質感は、割金や製法に左右され、コインシルバー900とスターリングシルバー925の差異を見た目で判断するのは困難です。その差異は極僅かですが、コインシルバーは少し硬く、着用によってシルバー本来の肌が現れた時に、スターリングシルバーよりも深く沈んだ色味が感じられる事が多いと思います。


サンダーバードの持つ愛らしい雰囲気によって、アンティークジュエリーとは思えないキャッチーな印象に仕上がっていますが、長い経年やシルバーの質感、味わい深いスタンプワークによってアンティーク特有の渋さと迫力も感じられます。
また、多くのモチーフが盛り込まれた見所の多いピースであり、ターコイズがセットされていないこともあって性別を問わずスタイリングしやすいバングルであり、アイコニックなサンダーバードモチーフは、男性向けのアクセサリーには重要な要素である『ギャップ』と『遊び心』を与えてくれるアイテムです。またそれは、日常のスタイルにアクセントと奥行きをもたらしてくれると思われます。

素朴でナチュラルな表情と多くの特徴的なモチーフにより、アンティークインディアンジュエリー独特の味わいが感じられる秀作でありツーリストジュエリーのキラーピース。トレジャーハントプライスなピースの一つとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも大変良好。シルバーに僅かなクスミ等が見られる程度で、使用感を感じないとても良い状態を保っています。
【卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度

内径最大幅 約59.9㎜    正面幅(高さ) 約12.4㎜
内周 約144㎜    開口部 約23.5㎜
Inside Measurement 5 11/16inch   opening 15/16 inch 

※バングルはサイズ調整可能です。MLサイズ以上、XXLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver(probably Coin Silver 900)
        約22.5g