ITEM CODE:
JRF005054

Antique Arrow Applique & 卍 Stamped Silver Small Ring c.1930

Antique Arrow Applique & 卍 Stamped Silver Small Ring c.1930
26,400 円(税込)
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Antique Arrow Applique & 卍 Stamped Silver Small Ring  c.1930
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けにスーベニアアイテム(土産物)として制作されたピースの一つ。オーセンティックなシガーバンドシェイプをベースに、アローのアップリケ/パッチワークと【卍】Whirling Log/Nohokos等のスタンプが施されたとても小さなアンティーク/ビンテージリングです。

1930年代頃のピースと思われ、センターが広く内側が細い『シガーバンド』と呼ばれるスタイルのシャンクとなっています。そして、そのセンターにはインディアンジュエリーにおけるモチーフの中でも最も古くから用いられているデザインの一つであるアローがアップリケ/パッチワークされ、控えめなボリューム感の作品ながら、とてもバランスが良く秀逸なデザインのリングです。さらに、アローの上下には卍のスタンプワークが施されており、その他にもナバホジュエリーらしいスタンプワークによって仕上げられています。

またこちらのようなアイテムは、1910年代からオクラホマ州タルサで運営され、世界恐慌や第二次世界大戦の影響を受け、居留地から離れ近隣の都市に移住したナバホ/ズニ/プエブロのインディアンも多く在籍していたトレーディングポスト【THE INDIAN TRADING CO.】ザインディアントレーディングコーや、1923年にニューメキシコ州アルバカーキで創業され、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポスト等で製造されていましたが、こちらにはショップマークやホールマーク(サイン)は入らず詳細は不明となっています。


【Cigar Band Ring】シガーバンドリングは、インディアンジュエリーに限らずセンターが広く内側が細いシャンクの造形を持ったリングの俗称です。語源については、葉巻に巻かれている帯が元となっています。現在ではブランドが確認できるデザインが描かれていますが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯です。その帯と形状が似ていることから同スタイルのリングが『シガーバンドリング』と呼ばれるようになりました。


【Arrow】アローは、インディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つで、『お守り』の意味合いを持っています。


卍 【Whirling Log】ワーリングログ(Swastika/スワスティカ)について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル『卍』は、ラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。 こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


ツーリストジュエリーらしいキャッチーな印象とクラシックで武骨な雰囲気を併せ持ち、非常にバランスの良い秀逸なシェイプとデザインは、大変指馴染みの良いリングとなっています。
また普遍的な造形美を感じさせ、とても小さなサイズと華奢なボリューム感は女性にお勧めですが、渋いシルバーの肌やナバホのトラディショナルなスタイルは重厚感があり、サイズが合えば男性のピンキーリングとしてもお使いいただけると思われます。

アンティークインディアンジュエリー独特の味わいが感じられる秀作であり、モチーフを含めツーリストジュエリーのキラーピースです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、全体に経年によるシルバーのクスミと摩耗が見られます。しかしながらダメージはなく着用にあたって不安のないコンディションとなっています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルや【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる、20世紀前半頃にアメリカ中西部の観光客向けにスーベニアアイテム(土産物)として制作されたピースの一つ。オーセンティックなシガーバンドシェイプをベースに、アローのアップリケ/パッチワークと【卍】Whirling Log/Nohokos等のスタンプが施されたとても小さなアンティーク/ビンテージリングです。

1930年代頃のピースと思われ、センターが広く内側が細い『シガーバンド』と呼ばれるスタイルのシャンクとなっています。そして、そのセンターにはインディアンジュエリーにおけるモチーフの中でも最も古くから用いられているデザインの一つであるアローがアップリケ/パッチワークされ、控えめなボリューム感の作品ながら、とてもバランスが良く秀逸なデザインのリングです。さらに、アローの上下には卍のスタンプワークが施されており、その他にもナバホジュエリーらしいスタンプワークによって仕上げられています。

またこちらのようなアイテムは、1910年代からオクラホマ州タルサで運営され、世界恐慌や第二次世界大戦の影響を受け、居留地から離れ近隣の都市に移住したナバホ/ズニ/プエブロのインディアンも多く在籍していたトレーディングポスト【THE INDIAN TRADING CO.】ザインディアントレーディングコーや、1923年にニューメキシコ州アルバカーキで創業され、多くのナバホやプエブロの職人が所属した有名工房【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポスト等で製造されていましたが、こちらにはショップマークやホールマーク(サイン)は入らず詳細は不明となっています。


【Cigar Band Ring】シガーバンドリングは、インディアンジュエリーに限らずセンターが広く内側が細いシャンクの造形を持ったリングの俗称です。語源については、葉巻に巻かれている帯が元となっています。現在ではブランドが確認できるデザインが描かれていますが、もともとは手袋や手に葉巻によるシミが付くことを防ぐ為に考案された帯です。その帯と形状が似ていることから同スタイルのリングが『シガーバンドリング』と呼ばれるようになりました。


【Arrow】アローは、インディアンジュエリーにおける最古のモチーフの一つで、『お守り』の意味合いを持っています。


卍 【Whirling Log】ワーリングログ(Swastika/スワスティカ)について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル『卍』は、ラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。 当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。 こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


ツーリストジュエリーらしいキャッチーな印象とクラシックで武骨な雰囲気を併せ持ち、非常にバランスの良い秀逸なシェイプとデザインは、大変指馴染みの良いリングとなっています。
また普遍的な造形美を感じさせ、とても小さなサイズと華奢なボリューム感は女性にお勧めですが、渋いシルバーの肌やナバホのトラディショナルなスタイルは重厚感があり、サイズが合えば男性のピンキーリングとしてもお使いいただけると思われます。

アンティークインディアンジュエリー独特の味わいが感じられる秀作であり、モチーフを含めツーリストジュエリーのキラーピースです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、全体に経年によるシルバーのクスミと摩耗が見られます。しかしながらダメージはなく着用にあたって不安のないコンディションとなっています。
Size

日本規格 約 6号   円周 約 46.2㎜   us 4
正面幅 約 11.1㎜

Material

Silver