ITEM CODE:
JBO004204

Antique Navajo IngotSilver Wide Cuff w/PetrifiedWood c.1945~

Antique Navajo IngotSilver Wide Cuff w/PetrifiedWood c.1945~
69,300 円(税込)
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  • Antique Navajo IngotSilver Wide Cuff w/PetrifiedWood c.1945~
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【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、深く強いブラックを基調とした【Petrifiedwood】ペトリファイドウッド(木の化石)がセンターにマウントされた作品で、とても丁寧で手の込んだシルバーワークによって造形されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代後半~1950年代頃の作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)より成形された4本のスクエアワイヤーを重ね、フロントを広く造形することでスプリットバンドのような造形スタイルとなっています。そのセンターには『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるエッジに造形されたオーバルシェイプに大きさのあるペトリファイドウッドがマウントされ、そのベゼル(覆輪)にはスクエアワイヤーを単独で捻ることで作り上げたツイステッドワイヤーが配されています。さらに、その外側には小さなコンチョが大変細かく羅列されており、それらも上下の一部にはツイステッドワイヤーによって囲みこまれています。フェイスの両サイドにはツイステッドワイヤーとシルバーボールを用いた装飾が施されており、派手さはありませんが非常に手の込んだ細工によって構成され、作者の高い技術力も感じられる作品となっています。
ターミナル(両端)部分は、小さなタブパーツが装備されることで4本のワイヤーをまとめていますが、そのタブパーツ部分はワイヤーが細く削られていることで段差のないフラットなバンドを実現しています。

また、本作の様なデザインワークやディテールは1920年代~1940年代頃に多く見られ、ナバホの伝統的なスタイルの一つとして確立されています。1930年代~1950年代には、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)も類似した作品を多く残しており、【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレス(1898-1993) コレクションのオークションカタログ中で紹介されている【Jerry Watson】ジェリー・ワトソンや、ホピの巨匠である【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)の作品でも似たディテールの作品が見つかっています。
そして、それらのハンドメイドジュエリーは秀逸なデザイン/造形から、同時代に観光客向けに作られた【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアアイテムのデザインソースとなっており、【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストや【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポスト等の量産メーカーによってコピーされています。


【Petrified Wood】ペトリファイドウッドは、日本語では『珪化木』と言う<木>が化石化したものです。 これらの化石はインディアン居留地であるアリゾナ北部~ニューメキシコ西部の砂漠地帯から多く産出され、古くからジュエリーに用いられています。
おおよそ2億5000万年前の木々が地中に埋もれ、地下水のケイ素成分が浸透し樹木の組織が残ったまま化石化したものです。 木が持っていた組織の違いによって多くのバリエーションが存在しますが、中でもこちらのようにマルチカラーで構成されたものはレインボーカラーと呼ばれ、質の高い意志とされています。 またこれらの石は、その表情が異星の景色のように見えることから、【Agate】アゲート等を含め、総称として『ピクチャーストーン』『シニックストーン』と呼ばれることもあります。
インディアンジュエリーの歴史においては、コーラルやスパイニーオイスター、ラピスラズリなどと共にターコイズに次いで用いられることの多い石であり、特に第二次世界大戦中にはターコイズを採掘する鉱夫の人出が不足したため、ターコイズに代わって多く用いられました。

こちらの作品にセットされたペトリファイドウッドもインディアン居留地に近い場所で産出したものと思われますが、比較的珍しい全体がブラックで構成された石となっています。とても強い漆黒とダークグレーで構成され、全体にマーブル調にクウォーツ(水晶)を含んでいる為に強い透明感を持っています。
ターコイズの様な派手さはありませんが、近くで見ると抽象画の様にも見える、有機物であったことを感じさせる模様が形成されています。また、こちらの様にブラックやグレーをベースにした石はブラウンベースに比べると珍しく、シックで神秘的な美しさを持っています。

ターコイズとは異なる独特な存在感と他に類を見ない新鮮な印象を生み出すペトリファイドウッドを用いた作品は、古くから使われる素材でありながらビンテージインディアンジュエリーの新しい側面とも感じられ、当店では注力してご紹介しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


ナバホの伝統的な造形スタイルや製法で構成されたオーセンティックなシルバーワークの作品ですが、細部には作者の個性と拘りが詰まっており、ペトリファイドウッドの持つシックで幻惑的な印象により独自性のあるバングルに仕上がっています。
また、ターコイズとは違った表情ですが、ペトリファイドウッドも有機物(木)を起源としておりナチュラルでアーシーな雰囲気も持ち、独特な存在感は性別や季節を問わずモードなスタイルにもフィットするバングルです。

現在、日本において多く紹介されているインディアンジュエリーとは違ったフィーリングを与えてくれるアイテムであり、ビンテージインディアンジュエリー独特の質の高いシルバーワークや魅力と共に新鮮な印象も与えるコレクタブルなブレスレット。トレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好で、僅かなシルバークスミや摩耗等は見られますが、ダメージはなく石を含め良いコンディションを保っています。
【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、深く強いブラックを基調とした【Petrifiedwood】ペトリファイドウッド(木の化石)がセンターにマウントされた作品で、とても丁寧で手の込んだシルバーワークによって造形されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代後半~1950年代頃の作品と思われ、インゴットシルバー(銀塊)より成形された4本のスクエアワイヤーを重ね、フロントを広く造形することでスプリットバンドのような造形スタイルとなっています。そのセンターには『スキャロップドエッジ』(ホタテ貝)とも呼ばれる細かな動きのあるエッジに造形されたオーバルシェイプに大きさのあるペトリファイドウッドがマウントされ、そのベゼル(覆輪)にはスクエアワイヤーを単独で捻ることで作り上げたツイステッドワイヤーが配されています。さらに、その外側には小さなコンチョが大変細かく羅列されており、それらも上下の一部にはツイステッドワイヤーによって囲みこまれています。フェイスの両サイドにはツイステッドワイヤーとシルバーボールを用いた装飾が施されており、派手さはありませんが非常に手の込んだ細工によって構成され、作者の高い技術力も感じられる作品となっています。
ターミナル(両端)部分は、小さなタブパーツが装備されることで4本のワイヤーをまとめていますが、そのタブパーツ部分はワイヤーが細く削られていることで段差のないフラットなバンドを実現しています。

また、本作の様なデザインワークやディテールは1920年代~1940年代頃に多く見られ、ナバホの伝統的なスタイルの一つとして確立されています。1930年代~1950年代には、ナバホの偉大な作家【Fred Peshlakai】フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)も類似した作品を多く残しており、【Charles Garrett Wallace】チャールズ・ガレット・ウォレス(1898-1993) コレクションのオークションカタログ中で紹介されている【Jerry Watson】ジェリー・ワトソンや、ホピの巨匠である【Ralph Tawangyaouma】ラルフ・タワンギャウマ(1894-1972)の作品でも似たディテールの作品が見つかっています。
そして、それらのハンドメイドジュエリーは秀逸なデザイン/造形から、同時代に観光客向けに作られた【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれるスーベニアアイテムのデザインソースとなっており、【BELL TRADING POST】ベルトレーディングポストや【Maisel's Indian Trading Post】マイセルズ インディアントレーディングポスト等の量産メーカーによってコピーされています。


【Petrified Wood】ペトリファイドウッドは、日本語では『珪化木』と言う<木>が化石化したものです。 これらの化石はインディアン居留地であるアリゾナ北部~ニューメキシコ西部の砂漠地帯から多く産出され、古くからジュエリーに用いられています。
おおよそ2億5000万年前の木々が地中に埋もれ、地下水のケイ素成分が浸透し樹木の組織が残ったまま化石化したものです。 木が持っていた組織の違いによって多くのバリエーションが存在しますが、中でもこちらのようにマルチカラーで構成されたものはレインボーカラーと呼ばれ、質の高い意志とされています。 またこれらの石は、その表情が異星の景色のように見えることから、【Agate】アゲート等を含め、総称として『ピクチャーストーン』『シニックストーン』と呼ばれることもあります。
インディアンジュエリーの歴史においては、コーラルやスパイニーオイスター、ラピスラズリなどと共にターコイズに次いで用いられることの多い石であり、特に第二次世界大戦中にはターコイズを採掘する鉱夫の人出が不足したため、ターコイズに代わって多く用いられました。

こちらの作品にセットされたペトリファイドウッドもインディアン居留地に近い場所で産出したものと思われますが、比較的珍しい全体がブラックで構成された石となっています。とても強い漆黒とダークグレーで構成され、全体にマーブル調にクウォーツ(水晶)を含んでいる為に強い透明感を持っています。
ターコイズの様な派手さはありませんが、近くで見ると抽象画の様にも見える、有機物であったことを感じさせる模様が形成されています。また、こちらの様にブラックやグレーをベースにした石はブラウンベースに比べると珍しく、シックで神秘的な美しさを持っています。

ターコイズとは異なる独特な存在感と他に類を見ない新鮮な印象を生み出すペトリファイドウッドを用いた作品は、古くから使われる素材でありながらビンテージインディアンジュエリーの新しい側面とも感じられ、当店では注力してご紹介しています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで叩き伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやバーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


ナバホの伝統的な造形スタイルや製法で構成されたオーセンティックなシルバーワークの作品ですが、細部には作者の個性と拘りが詰まっており、ペトリファイドウッドの持つシックで幻惑的な印象により独自性のあるバングルに仕上がっています。
また、ターコイズとは違った表情ですが、ペトリファイドウッドも有機物(木)を起源としておりナチュラルでアーシーな雰囲気も持ち、独特な存在感は性別や季節を問わずモードなスタイルにもフィットするバングルです。

現在、日本において多く紹介されているインディアンジュエリーとは違ったフィーリングを与えてくれるアイテムであり、ビンテージインディアンジュエリー独特の質の高いシルバーワークや魅力と共に新鮮な印象も与えるコレクタブルなブレスレット。トレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像(10枚)はこちら◆


コンディションも良好で、僅かなシルバークスミや摩耗等は見られますが、ダメージはなく石を含め良いコンディションを保っています。
Size

メンズサイズ M - L 程度。

内径最大幅 約60.4㎜    正面幅(高さ) 約45.6㎜
内周 約137㎜    開口部 約29.5㎜
Inside Measurement 5 7/16inch   opening 1 1/8inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver, PetrifiedWood
        約57.3g