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JNF014466

【UITA10】 Antique Thunderbird Shape Fob Necklace w/TQ c.1935~

【UITA10】 Antique Thunderbird Shape Fob Necklace w/TQ c.1935~
34,100 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、アメリカでも最も有名なトレーダーでありコレクタ―の一人である【Lynn Trusdell】(1938-2008)コレクションから放出された作品。そして『UITA10』のホールマークを持つ【United Indian Trader's Association】(UITA)に参画していたトレーダーが取り扱った作品であり、可愛い印象のサンダーバードトップのアンティーク/ビンテージネックレスです。

1930年代後半~1950年代に作られたピースと思われ、【UITA10】の末尾の数字『10』から、ショント/Shonto(アリゾナ州北部の町)にあったトレーディングポスト、又は、19世紀末からニューメキシコ各地で展開していた歴史ある会社【Gross, Kelly & Company】等が推測されますが、明確になっていません。UITAでは、それぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、いくつかのナンバーは、割り振られたトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く、こちらの作品の『10』も明確になっていないナンバーの一つです。
また、当時のトレーディングポストにはナバホをはじめ沢山の部族のシルバースミスが作品を供給していたため、こちらのようなUITAの作品では作者の部族を断定することは出来ませんが、造形スタイルやトレーディングポストの所在地である程度推測することが出来、こちらの作品はナバホのシルバースミスによる作品と思われます。

ベースのシルバーは比較的薄く仕上げられていますが、手作業のカッティングワークによって少し可愛い印象のサンダーバードシェイプが切り出されています。そこに、細かなスタンプワークによってサンダーバードの顔等が描き出され、シンプルでクリーンな表情に仕上げられています。またそれらの刻印されているスタンプ(鏨)ツールのクオリティは、シンプルながら非常に細かな文様を刻む高い質を誇り、アンティーク作品独特のクオリティーを持っています。キャッチーな印象も持っているサンダーバードモチーフですが、丁寧なシルバーワークや刻印されているスタンプ(鏨)ツールの高いクオリティは、ナバホの伝統的な技術やハンドメイドの味わいが感じられるピースです。また、センターには綺麗な透明感と柔らかなグラデーションを持つナチュラル無添加のターコイズがマウントされています。

ポップなデザインや軽く仕上げられた造形は【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーとも呼ばれる、20世紀前半頃に観光客向けに作られたスーベニアアイテムらしいディテールながら全ての工程が伝統的な技術によってハンドメイドで仕上げられ、独特な上質感も備えた作品です。
付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚な925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。


【Lynn D. Trusdell Collection】は、ペンシルバニア州でアンティークインディアンアートショップを経営した【Lynn D. Trusdell】リン・トラスデルが蒐集した作品群です。それらは、ミッドセンチュリー以前のアンティーク作品を中心に、ジュエリーからカチナドールや絵画等多岐にわたり、非常に確かな鑑識眼と審美眼に裏打ちされたコレクションは、全米のトレーダーだけでなくミュージアムや大学等、学術的な研究機関からも高く評価されました。アメリカで出版されるインディアンアートに関連した多数の書籍上で同コレクションが登場しており、その高い史料価値を補完しています。2008年にLynn Trusdellが亡くなられ、翌年の2009年にはコレクションの多くがBonhams等のオークションハウスで競売にかけられ、多くの作品が高額で落札されました。
本作は、競売にかけられることなく残っていたコレクションをLynn Trusdellのご子息が少しずつ手放している作品群の一つです。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はピンブローチやこちらのようなトップが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・

前述の通りUITAの『10』の詳細は明確になっていません。しかし、同じUITA10のホールマークを持つ作品は幾つか発見されており、アニマルモチーフのペンダントトップが多い様に感じられます。
また、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


こちらの作品もモチーフはツーリストジュエリーを代表するサンダーバードで、キャッチーな印象ですが、スタンプ(鏨)のクオリティー等、質の高いシルバーワークによって作り上げられており、量産されたピースにはない上質感や味わいを感じることが出来る作品です。

可愛いデザインは性別を問わずお使いいただけ、アンティークインディアンジュエリー特有の質感がありますので、男性のスタイリングにも良い『ギャップ』と奥行きを与えてくれると思います。

比較的多くのアニマルモチーフ作品が発見されている【UITA 10】の刻印されたピースであり、Lynn D. Trusdell Collectionから放出されたピースという意味でもインディアンジュエリーの歴史的な価値も高いピースです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーに僅かなクスミは見られますが使用感は無く、ターコイズも含め大変良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、アメリカでも最も有名なトレーダーでありコレクタ―の一人である【Lynn Trusdell】(1938-2008)コレクションから放出された作品。そして『UITA10』のホールマークを持つ【United Indian Trader's Association】(UITA)に参画していたトレーダーが取り扱った作品であり、可愛い印象のサンダーバードトップのアンティーク/ビンテージネックレスです。

1930年代後半~1950年代に作られたピースと思われ、【UITA10】の末尾の数字『10』から、ショント/Shonto(アリゾナ州北部の町)にあったトレーディングポスト、又は、19世紀末からニューメキシコ各地で展開していた歴史ある会社【Gross, Kelly & Company】等が推測されますが、明確になっていません。UITAでは、それぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、いくつかのナンバーは、割り振られたトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く、こちらの作品の『10』も明確になっていないナンバーの一つです。
また、当時のトレーディングポストにはナバホをはじめ沢山の部族のシルバースミスが作品を供給していたため、こちらのようなUITAの作品では作者の部族を断定することは出来ませんが、造形スタイルやトレーディングポストの所在地である程度推測することが出来、こちらの作品はナバホのシルバースミスによる作品と思われます。

ベースのシルバーは比較的薄く仕上げられていますが、手作業のカッティングワークによって少し可愛い印象のサンダーバードシェイプが切り出されています。そこに、細かなスタンプワークによってサンダーバードの顔等が描き出され、シンプルでクリーンな表情に仕上げられています。またそれらの刻印されているスタンプ(鏨)ツールのクオリティは、シンプルながら非常に細かな文様を刻む高い質を誇り、アンティーク作品独特のクオリティーを持っています。キャッチーな印象も持っているサンダーバードモチーフですが、丁寧なシルバーワークや刻印されているスタンプ(鏨)ツールの高いクオリティは、ナバホの伝統的な技術やハンドメイドの味わいが感じられるピースです。また、センターには綺麗な透明感と柔らかなグラデーションを持つナチュラル無添加のターコイズがマウントされています。

ポップなデザインや軽く仕上げられた造形は【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーとも呼ばれる、20世紀前半頃に観光客向けに作られたスーベニアアイテムらしいディテールながら全ての工程が伝統的な技術によってハンドメイドで仕上げられ、独特な上質感も備えた作品です。
付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚な925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。


【Lynn D. Trusdell Collection】は、ペンシルバニア州でアンティークインディアンアートショップを経営した【Lynn D. Trusdell】リン・トラスデルが蒐集した作品群です。それらは、ミッドセンチュリー以前のアンティーク作品を中心に、ジュエリーからカチナドールや絵画等多岐にわたり、非常に確かな鑑識眼と審美眼に裏打ちされたコレクションは、全米のトレーダーだけでなくミュージアムや大学等、学術的な研究機関からも高く評価されました。アメリカで出版されるインディアンアートに関連した多数の書籍上で同コレクションが登場しており、その高い史料価値を補完しています。2008年にLynn Trusdellが亡くなられ、翌年の2009年にはコレクションの多くがBonhams等のオークションハウスで競売にかけられ、多くの作品が高額で落札されました。
本作は、競売にかけられることなく残っていたコレクションをLynn Trusdellのご子息が少しずつ手放している作品群の一つです。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はピンブローチやこちらのようなトップが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・

前述の通りUITAの『10』の詳細は明確になっていません。しかし、同じUITA10のホールマークを持つ作品は幾つか発見されており、アニマルモチーフのペンダントトップが多い様に感じられます。
また、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


こちらの作品もモチーフはツーリストジュエリーを代表するサンダーバードで、キャッチーな印象ですが、スタンプ(鏨)のクオリティー等、質の高いシルバーワークによって作り上げられており、量産されたピースにはない上質感や味わいを感じることが出来る作品です。

可愛いデザインは性別を問わずお使いいただけ、アンティークインディアンジュエリー特有の質感がありますので、男性のスタイリングにも良い『ギャップ』と奥行きを与えてくれると思います。

比較的多くのアニマルモチーフ作品が発見されている【UITA 10】の刻印されたピースであり、Lynn D. Trusdell Collectionから放出されたピースという意味でもインディアンジュエリーの歴史的な価値も高いピースです。

◆着用サンプル画像(7枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーに僅かなクスミは見られますが使用感は無く、ターコイズも含め大変良い状態を保っています。
Size

トップ 縦 約4.1㎝(バチカン含む)   横 約2.8㎝   チェーン長さ 約 50.0㎝程度

Material

Silver, Turquoise