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JBO054243

【UITA22】 Vtg Navajo Five Turquoise Row Cuff Bracelet c.1945~

【UITA22】 Vtg Navajo Five Turquoise Row Cuff Bracelet c.1945~
121,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー/トレーディングポストの販売したピースであり、末尾のナンバー『22』 から【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートで作られたと判断できる作品。非常に高い技術のシルバーワークで構成されたハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代後半~1950年代に作られた作品と思われ、5つのターコイズが羅列された『Row Work/ローワーク』と呼ばれるナバホジュエリーの伝統的な造形スタイルの作品。おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたトライアングル(竜骨型)ワイヤーとツイステッドワイヤーを3連に重ねたバンドをベースにして、ラウンドカットのターコイズと丁寧なスタンプワークの刻まれた丸いコンチョのアップリケが交互に配されています。また、ターコイズのベゼル(覆輪)にはそれぞれツイステッドワイヤーが施されており、上下のトライアングルワイヤーにも力強く深いスタンプワークが刻み込まれています。またさらに、バンドのターミナル(両端)部分には、小さなタブパーツが備えられており、バンドを構成する3本のワイヤーがしっかりとまとめられています。
ナバホジュエリーの伝統的な技術とディテールによって構成された作品ですが、そのデザイン/造形には、作者のオリジナリティと細部まで行き届いた美意識を感じさせる仕上がりとなっています。

セットされたターコイズは、澄んだ水色にチャート等のワイルドなマトリックスが入る石で、鉱山を特定することはできませんが【Stormy Mt. Turquoise】ストーミーマウンテンターコイズや【Persian Turquoise】パージャンターコイズ等に類似した特徴の石が見られます。長い年月を経た現在も変色等がなく、素晴らしい艶と透明感を保つ上質な石となっています。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・
そして、本作も内側に刻印されたホールマーク【UITA22】の末尾の数字『22』から、【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートで販売された作品であることを特定することができます。


【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブマヌエリート トレーディングポストは、1881年に【Mike Kirk】マイク・カークによってニューメキシコ州ギャラップで創業した歴史あるトレーディングポストのすぐそばで、1942年代の同氏の死後、息子である【Dean Kirk】ディーン・カークが始めたトレーディングポストです。
その作品群は多岐にわたり、プエブロの作品を想起させるシンプルなブレスレットから、ツーリストスタイルのピンブローチ等も多く見られます。また、多くのシルバースミスが所属していたと推測され、その作者を特定することは出来ませんが、本作の様に素晴らしいクオリティーを持つ作品が多く残されており、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


こちらのバングルもオーセンティックなディテールで構成されており、クラシックな雰囲気やイメージを備えながらもオリジナリティを感じさせる作品であり『UITA22』の刻印を持つ作品らしい唯一無二の独創的のあるバングルとなっています。

また、美しいターコイズと丁寧に作りこまれたシルバーワークが織りなす味わいは、 素晴らしい奥行きを生み出しており、ナバホジュエリーらしい武骨な印象と共に上質感が与えられています。
力強さと複雑で深遠な表情を持ったバングルですが、比較的控えめなボリューム感やビンテージジュエリーの渋い質感は、スタイルやシーンを問わず使いやすい作品だと思われます。

UITAのホールマークが刻印されることで、制作背景が考察可能であり、その製法や材料などに裏付けを持った作品。希少性・史料価値も高いアンティークジュエリーの一つであり、トレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションはシルバーに多少のクスミは見られますが、使用感は少なく大変良好。ターコイズも含め大変良い状態を保っています。
【NAVAJO】ナバホのビンテージジュエリー、【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー/トレーディングポストの販売したピースであり、末尾のナンバー『22』 から【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートで作られたと判断できる作品。非常に高い技術のシルバーワークで構成されたハイエンドなアンティーク/ビンテージバングルです。

1940年代後半~1950年代に作られた作品と思われ、5つのターコイズが羅列された『Row Work/ローワーク』と呼ばれるナバホジュエリーの伝統的な造形スタイルの作品。おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されたトライアングル(竜骨型)ワイヤーとツイステッドワイヤーを3連に重ねたバンドをベースにして、ラウンドカットのターコイズと丁寧なスタンプワークの刻まれた丸いコンチョのアップリケが交互に配されています。また、ターコイズのベゼル(覆輪)にはそれぞれツイステッドワイヤーが施されており、上下のトライアングルワイヤーにも力強く深いスタンプワークが刻み込まれています。またさらに、バンドのターミナル(両端)部分には、小さなタブパーツが備えられており、バンドを構成する3本のワイヤーがしっかりとまとめられています。
ナバホジュエリーの伝統的な技術とディテールによって構成された作品ですが、そのデザイン/造形には、作者のオリジナリティと細部まで行き届いた美意識を感じさせる仕上がりとなっています。

セットされたターコイズは、澄んだ水色にチャート等のワイルドなマトリックスが入る石で、鉱山を特定することはできませんが【Stormy Mt. Turquoise】ストーミーマウンテンターコイズや【Persian Turquoise】パージャンターコイズ等に類似した特徴の石が見られます。長い年月を経た現在も変色等がなく、素晴らしい艶と透明感を保つ上質な石となっています。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・
そして、本作も内側に刻印されたホールマーク【UITA22】の末尾の数字『22』から、【Dean Kirk of Manuelito】ディーン・カーク オブマヌエリートで販売された作品であることを特定することができます。


【Dean Kirk of Manuelito Trading Post】ディーン・カーク オブマヌエリート トレーディングポストは、1881年に【Mike Kirk】マイク・カークによってニューメキシコ州ギャラップで創業した歴史あるトレーディングポストのすぐそばで、1942年代の同氏の死後、息子である【Dean Kirk】ディーン・カークが始めたトレーディングポストです。
その作品群は多岐にわたり、プエブロの作品を想起させるシンプルなブレスレットから、ツーリストスタイルのピンブローチ等も多く見られます。また、多くのシルバースミスが所属していたと推測され、その作者を特定することは出来ませんが、本作の様に素晴らしいクオリティーを持つ作品が多く残されており、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


こちらのバングルもオーセンティックなディテールで構成されており、クラシックな雰囲気やイメージを備えながらもオリジナリティを感じさせる作品であり『UITA22』の刻印を持つ作品らしい唯一無二の独創的のあるバングルとなっています。

また、美しいターコイズと丁寧に作りこまれたシルバーワークが織りなす味わいは、 素晴らしい奥行きを生み出しており、ナバホジュエリーらしい武骨な印象と共に上質感が与えられています。
力強さと複雑で深遠な表情を持ったバングルですが、比較的控えめなボリューム感やビンテージジュエリーの渋い質感は、スタイルやシーンを問わず使いやすい作品だと思われます。

UITAのホールマークが刻印されることで、制作背景が考察可能であり、その製法や材料などに裏付けを持った作品。希少性・史料価値も高いアンティークジュエリーの一つであり、トレジャーハントプライスなピースとなっています。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションはシルバーに多少のクスミは見られますが、使用感は少なく大変良好。ターコイズも含め大変良い状態を保っています。
Size

メンズサイズ M - L 程度。

内径最大幅 約57.1㎜    正面幅(高さ) 約13.9㎜
内周 約135㎜    開口部 約26.5㎜
Inside Measurement 5 5/16inch   opening 1 1/16inch  

※バングルはサイズ調整可能です。SMサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver, Gem Quality Turquoise
        約40.6g