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JNO004363

【UITA21/Ganscraft】 Atq Feather Shaped Silver Pendant c.1945~

【UITA21/Ganscraft】 Atq Feather Shaped Silver Pendant c.1945~
68,000 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、裏面にある『UITA21』の刻印により当時サンタフェに在った【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Ganscraft】で制作されたことが判る作品であり、非常に貴重な初期フェザーモチーフのピース。丁寧にカッティングされ、ナチュラルで存在感のある曲面が与えられたイーグルフェザーのモチーフのアンティーク/ビンテージペンダントトップです。

フェザーをモチーフにした作品は、日本の偉大な作家である高橋吾郎氏/goro'sの影響により国内で非常に多く流通していますが、ビンテージインディアンジュエリーでは希少なモチーフの一つです。現在ではナバホの作家でも【Harvey Mace】ハービーメイス等のフェザーモチーフで有名な作家が存在しますが、1960年代以前の作品にはほとんど見られず、こちらの作品と近い年代の1930年代後半~1940年代にサン・イルデフォンソの【Awa Tsireh】アワ・シーディー/シェラ(1898-1955)が本作と類似したフェザーシェイプのピンブローチを制作しており、1960年代頃の作品では、ナバホの巨匠Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)の作品にもフェザーをモチーフとした髪飾りが発見されています。

本作は、『UITA21』のホールマークなどから、1940年代後半~1950年代に制作されたものと思われます。写実的に作られたフェザートップは、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されており、丁寧なカッティングワークも特徴的です。羽軸部分はには、別のシルバーワイヤーがロウ付けされ、非常に繊細なエングレイビング/スクラッチによって羽毛が丁寧に表現されています。さらに、ハンマーワークによって独特の立体的な造形となっており、それらの手の込んだシルバーワークによって素朴でシンプルながら特別な存在感を持ち、洗練された技術を感じさせる作品です。


裏側に刻印された『UITA』が表している【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は、1931年に創設され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめとし、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが参加して運営されました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるArrow NoveltyやMaisel's等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者の『メーカー』は1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化を進め、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian StoreやこちらのJulius Gans Southwestern Arts and Craftsの作品等は多くの模倣品が作られています。

こちらの作品も1940年代~50年代前半に作られた作品で、内側のホールマーク【UITA21】の末尾に施された数字『21』から【Ganscraft】/【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】製であることを特定することができます。 UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、UITAに関する資料はそのほとんどが焼失しており、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。また、SOUTHWEST ARTS&CRAFTSのUITA参加は1946年頃とされていますが明確ではありません。


【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】/【Ganscraft】(以下ガンズクラフト社)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業。その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、突出して優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。多い時には20名以上の職人を雇っていたようですので、その作家の全てを特定することはできませんが、同工房で制作されたピースは、後に名を馳せる有望なシルバースミスの手による作品の可能性を大いに含んでいます。
そのためか、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。

ガンズクラフト社では、現在フレッド・ハービースタイルと呼ばれる【Maisel's Indian Trading Post】や【BELL TRADING POST】等のメーカーとは異なり、一人の作家がすべての工程を担い、材料の加工から仕上げまでを行っていましたが、いち早くシルバーシート/ゲージ(銀板)材料の導入を行いました。そのため、政府(米国公正取引委員会)の介入を受けることになり、Maisel's等と同様に扱われることになってしまいます。そして、1930年代中ごろには国立公園内等での販売が出来なくなってしまいました。
そこで、復権のために導入されたのが『S』の刻印を持つ【Slug Silver】です。 Slug Silverは、それまでのインゴットに比べると小さなコインシルバーの塊で、大きく扱いにくいインゴットよりも効率がよく、制作しやすかったようです。前述の【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナもSWCA在籍時にはこの『S』の刻印を使用していたと証言しています。

現在、【Fred Harvey Style】には明確な定義がなく、語源であるフレッド・ハービー社もレストランやホテル等の観光施設経営でだけでなく、もともとはインディアンアートトレーダーとしての側面を持っていました。 そして、こちらのSWACやSeligman's、GARDEN OF THE GODS TRADING POST等も旅行者に向けた「スーベニア(記念品)ビジネス」と言う意味では、量産化を推進したMaisel'sやBELLと同様です。
ただし、現代において多くのフレッド・ハービースタイルと呼ばれる作品の多くが、Arrow NoveltyやMaisel's、BELL、Silver Arrow等の分業化や量産化を推し進めたメーカーのピースであることを踏まえると、こちらの様に全行程を一人の作家が担当し、ベンチメイドにより全て手作業で仕上げられている作品はフレッド・ハービースタイルの製品群(マスプロ)とは一線を画しています。また、ガンズクラフト社やGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Fred Wilson's Indian Trading Post等の作品は上記の様な量産メーカーによって模倣され、デザインソースともなっています。

そして、もう一つのガンズクラフト社の特徴としては半数以上の職人が在宅で仕事をし、定期的に作品を収めるスタイルをとっていたことです。そのため、SWACが供給する独特のコマーシャルスタンプ(量産化された鏨)も使用しながら、上質なターコイズや安定した質のコインシルバー(Slug Silver)も供給されたことで、それぞれがハイクオリティーで個性的な作品を残すことになったようです。

さらに、現代においてもチマヨ織物を用いたジャケット等で知名度を持つ【Ganscraft】ガンズクラフト社と同じカンパニーであり、パースと呼ばれるチマヨ織のポーチを最初に制作・販売した工房としても有名です。現代では日本の老舗アパレルである東洋エンタープライズ社が実名復刻をされておられます。


【Awa Tsireh】アワ・シーディー/シェラは、【San Ildefonso Pueblo】サン・イルデフォンソ出身のアーティストとして非常に有名な人物で、画家やダンサーとしても知名度があります。どのようにしてシルバーワークを学んだのかはっきりとしていませんが、生まれた時には家族がアートの世界ですでに活躍していたようです。
1930年からは、GARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属し、多くの傑作を残しています。その作風は伝統的なスタンプやハンマーワーク等の技術を踏襲しながらキャッチーなアニマルモチーフ等を多く制作しています。コッパー製のトレイやシルバーカトラリー等も残されていますが、その多くはすでにミュージアムの収蔵品となっています。


とても使いやすいボリューム感とナチュラルで素朴な質感を持ち、性別やスタイルを問わずお使いいただけるネックレスです。また、レザーレースは長さの調整幅が大きく、レザーレースの長さを変えることでその印象も大きく変化させることが可能となっています。
また、ハンドメイドによるビンテージインディアンジュエリー独特の雰囲気やアーシーな印象も感じさせ、フェザーモチーフは長くお使い頂ける普遍性を有しています。

また、明確な背景を確認することができる、インディアンジュエリーの歴史においても重要なピースの一つであり、練り上げられた工芸品としての美しさや悠然とした佇まいを持ち、コレクションとしても十分にその価値を感じることのできる作品だと思われます。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーにクスミや等は見られますが特にダメージのない大変良好な状態となっています。
【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロのアンティークジュエリー、裏面にある『UITA21』の刻印により当時サンタフェに在った【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】=【Ganscraft】で制作されたことが判る作品であり、非常に貴重な初期フェザーモチーフのピース。丁寧にカッティングされ、ナチュラルで存在感のある曲面が与えられたイーグルフェザーのモチーフのアンティーク/ビンテージペンダントトップです。

フェザーをモチーフにした作品は、日本の偉大な作家である高橋吾郎氏/goro'sの影響により国内で非常に多く流通していますが、ビンテージインディアンジュエリーでは希少なモチーフの一つです。現在ではナバホの作家でも【Harvey Mace】ハービーメイス等のフェザーモチーフで有名な作家が存在しますが、1960年代以前の作品にはほとんど見られず、こちらの作品と近い年代の1930年代後半~1940年代にサン・イルデフォンソの【Awa Tsireh】アワ・シーディー/シェラ(1898-1955)が本作と類似したフェザーシェイプのピンブローチを制作しており、1960年代頃の作品では、ナバホの巨匠Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)の作品にもフェザーをモチーフとした髪飾りが発見されています。

本作は、『UITA21』のホールマークなどから、1940年代後半~1950年代に制作されたものと思われます。写実的に作られたフェザートップは、おそらくインゴットシルバー(銀塊)から成形されており、丁寧なカッティングワークも特徴的です。羽軸部分はには、別のシルバーワイヤーがロウ付けされ、非常に繊細なエングレイビング/スクラッチによって羽毛が丁寧に表現されています。さらに、ハンマーワークによって独特の立体的な造形となっており、それらの手の込んだシルバーワークによって素朴でシンプルながら特別な存在感を持ち、洗練された技術を感じさせる作品です。


裏側に刻印された『UITA』が表している【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は、1931年に創設され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめとし、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが参加して運営されました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるArrow NoveltyやMaisel's等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者の『メーカー』は1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化を進め、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian StoreやこちらのJulius Gans Southwestern Arts and Craftsの作品等は多くの模倣品が作られています。

こちらの作品も1940年代~50年代前半に作られた作品で、内側のホールマーク【UITA21】の末尾に施された数字『21』から【Ganscraft】/【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】製であることを特定することができます。 UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、UITAに関する資料はそのほとんどが焼失しており、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。また、SOUTHWEST ARTS&CRAFTSのUITA参加は1946年頃とされていますが明確ではありません。


【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】/【Ganscraft】(以下ガンズクラフト社)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業。その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきます。1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、突出して優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。多い時には20名以上の職人を雇っていたようですので、その作家の全てを特定することはできませんが、同工房で制作されたピースは、後に名を馳せる有望なシルバースミスの手による作品の可能性を大いに含んでいます。
そのためか、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。

ガンズクラフト社では、現在フレッド・ハービースタイルと呼ばれる【Maisel's Indian Trading Post】や【BELL TRADING POST】等のメーカーとは異なり、一人の作家がすべての工程を担い、材料の加工から仕上げまでを行っていましたが、いち早くシルバーシート/ゲージ(銀板)材料の導入を行いました。そのため、政府(米国公正取引委員会)の介入を受けることになり、Maisel's等と同様に扱われることになってしまいます。そして、1930年代中ごろには国立公園内等での販売が出来なくなってしまいました。
そこで、復権のために導入されたのが『S』の刻印を持つ【Slug Silver】です。 Slug Silverは、それまでのインゴットに比べると小さなコインシルバーの塊で、大きく扱いにくいインゴットよりも効率がよく、制作しやすかったようです。前述の【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナもSWCA在籍時にはこの『S』の刻印を使用していたと証言しています。

現在、【Fred Harvey Style】には明確な定義がなく、語源であるフレッド・ハービー社もレストランやホテル等の観光施設経営でだけでなく、もともとはインディアンアートトレーダーとしての側面を持っていました。 そして、こちらのSWACやSeligman's、GARDEN OF THE GODS TRADING POST等も旅行者に向けた「スーベニア(記念品)ビジネス」と言う意味では、量産化を推進したMaisel'sやBELLと同様です。
ただし、現代において多くのフレッド・ハービースタイルと呼ばれる作品の多くが、Arrow NoveltyやMaisel's、BELL、Silver Arrow等の分業化や量産化を推し進めたメーカーのピースであることを踏まえると、こちらの様に全行程を一人の作家が担当し、ベンチメイドにより全て手作業で仕上げられている作品はフレッド・ハービースタイルの製品群(マスプロ)とは一線を画しています。また、ガンズクラフト社やGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Fred Wilson's Indian Trading Post等の作品は上記の様な量産メーカーによって模倣され、デザインソースともなっています。

そして、もう一つのガンズクラフト社の特徴としては半数以上の職人が在宅で仕事をし、定期的に作品を収めるスタイルをとっていたことです。そのため、SWACが供給する独特のコマーシャルスタンプ(量産化された鏨)も使用しながら、上質なターコイズや安定した質のコインシルバー(Slug Silver)も供給されたことで、それぞれがハイクオリティーで個性的な作品を残すことになったようです。

さらに、現代においてもチマヨ織物を用いたジャケット等で知名度を持つ【Ganscraft】ガンズクラフト社と同じカンパニーであり、パースと呼ばれるチマヨ織のポーチを最初に制作・販売した工房としても有名です。現代では日本の老舗アパレルである東洋エンタープライズ社が実名復刻をされておられます。


【Awa Tsireh】アワ・シーディー/シェラは、【San Ildefonso Pueblo】サン・イルデフォンソ出身のアーティストとして非常に有名な人物で、画家やダンサーとしても知名度があります。どのようにしてシルバーワークを学んだのかはっきりとしていませんが、生まれた時には家族がアートの世界ですでに活躍していたようです。
1930年からは、GARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属し、多くの傑作を残しています。その作風は伝統的なスタンプやハンマーワーク等の技術を踏襲しながらキャッチーなアニマルモチーフ等を多く制作しています。コッパー製のトレイやシルバーカトラリー等も残されていますが、その多くはすでにミュージアムの収蔵品となっています。


とても使いやすいボリューム感とナチュラルで素朴な質感を持ち、性別やスタイルを問わずお使いいただけるネックレスです。また、レザーレースは長さの調整幅が大きく、レザーレースの長さを変えることでその印象も大きく変化させることが可能となっています。
また、ハンドメイドによるビンテージインディアンジュエリー独特の雰囲気やアーシーな印象も感じさせ、フェザーモチーフは長くお使い頂ける普遍性を有しています。

また、明確な背景を確認することができる、インディアンジュエリーの歴史においても重要なピースの一つであり、練り上げられた工芸品としての美しさや悠然とした佇まいを持ち、コレクションとしても十分にその価値を感じることのできる作品だと思われます。

◆着用サンプル画像(9枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーにクスミや等は見られますが特にダメージのない大変良好な状態となっています。
Size

縦 約8.9㎝  横 約1.7㎝ 
 レザーレースは最大で90.0㎝程度

Material

Sterling Silver, Leather Lace (Deer Skin)