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JRO010878

【UITA6】Atq Navajo Cast Silver Men's Large Ring w/TQ c.1940~

【UITA6】Atq Navajo Cast Silver Men's Large Ring w/TQ c.1940~
27,000 円(税込)
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【UITA6】Atq Navajo Cast Silver Men's Large Ring w/TQ  c.1940~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)の販売したピースであり末尾のナンバー『6』から、【Borrego Pass Trading Post】ボレゴ・パストレーディングポストが販売元であると判断できる作品です。
シンプルで重厚なシールリング/印台型をベースに、カボションカットターコイズがセットされ、迫力のあるボリューム感を持ったピースで、グローブ/手袋の上からでも着用可能な非常に大きいサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

1940年代~1950年代頃に作られたピースと思われ、キャスト(鋳物)で重厚に成形されたシャンクにベゼル部分のみが別で造形され、後からロウ付けされています。さらに、そのロウ付けは銀ロウ(少し銀の含有率が低く融点の低いロウ付け専用の材料)ではなく、土台を形成しているシルバーそのものを薄く叩き伸ばして使用しているようです。その為、石の周辺に見られるダメージのようにも見える凹凸や撚れた部分は、使用によるダメージではなく制作上のムラではないかと思われます。
さらに、サイド部分にはスタンプワークが施されており、全体に粗暴な部分も見られるシルバーワークとなっていますが、それらも味わいや古拙の美として捉えることが出来る伝統的な技術を守る職人仕事で仕上げられ、ビンテージインディアンジュエリーらしい表情を感じさせるリングとなっています。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・


【Borrego Pass Trading Post】ボレゴ・パストレーディングポストは、こちらの作品に刻印されたホールマーク【UITA6】の末尾の数字『6』から特定することができます。
Borrego Pass Trading Postは、1927年に歴史的に非常に重要な遺跡が置く残る土地、ニューメキシコ州チャコキャニオンで設立されました。1940年からは、【Donald & Fermn Smouse】の夫妻によって運営され、現在もニューメキシコ州クラウンポイントに近い場所で運営されている数少ないトレーディングポストとなっています。

『UITA6』の刻印されたBorrego Pass Trading Postで販売された作品群は、ピンブローチやカトラリー、ブレスレットやイヤリングまでいくつか発見されていますが、その数は決して多くありません。また、それらの作品に目立った共通点は見られませんが、どれもトラディショナルで手の込んだ作品となっています。さらに、ナバホの巨匠 【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)のパーソナルなホールマークと共にUITA6が刻印されたピースも見つかっており、中にはプエブロの作風を持ったピースもあるようです。
作者個人を特定することは出来ませんが、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


本作もクラシックでシンプルなデザイン/造形のリングですが、伝統的でプリミティブな技術によって形作られたベースに、ナチュラル無添加のターコイズがマウントされたハンドメイド独特の温もりを感じさせる作品となっています。

また、ボリューム感があり際立つアクセントとして存在感のあるリングですが、リングとしてのサイズも非常に大きいのでご注意ください。

UITAのホールマークを持つ希少価値も高い作品であり、トレジャーハントプライスなピースです。

◆着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクスミやベゼル(覆輪)部分にはハンドメイド特有の制作上のムラと思われる部分が見られますが、石の動きや目立ったダメージはなく、着用に不安のないコンディションとなっています。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、【United Indian Trader's Association】(UITA)に参加していたトレーダー(トレーディングポスト)の販売したピースであり末尾のナンバー『6』から、【Borrego Pass Trading Post】ボレゴ・パストレーディングポストが販売元であると判断できる作品です。
シンプルで重厚なシールリング/印台型をベースに、カボションカットターコイズがセットされ、迫力のあるボリューム感を持ったピースで、グローブ/手袋の上からでも着用可能な非常に大きいサイズのアンティーク/ビンテージリングです。

1940年代~1950年代頃に作られたピースと思われ、キャスト(鋳物)で重厚に成形されたシャンクにベゼル部分のみが別で造形され、後からロウ付けされています。さらに、そのロウ付けは銀ロウ(少し銀の含有率が低く融点の低いロウ付け専用の材料)ではなく、土台を形成しているシルバーそのものを薄く叩き伸ばして使用しているようです。その為、石の周辺に見られるダメージのようにも見える凹凸や撚れた部分は、使用によるダメージではなく制作上のムラではないかと思われます。
さらに、サイド部分にはスタンプワークが施されており、全体に粗暴な部分も見られるシルバーワークとなっていますが、それらも味わいや古拙の美として捉えることが出来る伝統的な技術を守る職人仕事で仕上げられ、ビンテージインディアンジュエリーらしい表情を感じさせるリングとなっています。


【the United Indian Trader's Association】(以下UITA)は1931年に組織され、C. G. WallaceやGARDEN OF THE GODS TRADING POST、Tobe Turpen等をはじめ、最終的には75のトレーディングポスト/インディアンアートトレーダーが加盟する組織となりました。
UITAが組織された目的は、BELL TRADING POSTやMaisel's等のManufacturersと呼ばれるインディアン工芸品の分業化や量産化を推し進めたメーカー(マスプロ)に対抗するためで、伝統的な製法や材料、一つの作品を一人のシルバースミスが全行程を通して制作するという体制等を守ることなどを規定し、上記のマスプロ品との差別化を計ることでした。
当時、サウスウエスト地方の観光の隆盛に伴ってスーベニア産業もその需要に応えるため、多くのショップやメーカーが生まれました。それらは元々トレーディングポストとして運営されていましたが、やがて多くのインディアンを雇い入れるMaisel'sやBell等のメーカーも創業されることになります。初期の1910年代~20年代までは、双方の作品には製法やデザインに大きな差がありませんでした。 しかし、後者のメーカーは1930年代に入ると工房で多くのインディアンに同時制作させることにより分業化や機械化をはじめ、少しずつ伝統的な製法や作品の味わいは失われていきました。
また、それらのメーカーの生産する作品の多くはクリエイティブな作家を要するトレーディングポストで生まれた作品の模倣も多く、NAVAJO GUILDの作品やGARDEN OF THE GODS TRADING POSTに所属したAwa Tsirehのデザイン、VAUGHN'S Indian Storeの作品等は多くの模倣品が作られています。
特にこれらの模倣作品はピンブローチが多く、UITAの作品はブレスレットやコンチョベルト等すべてのアイテムに見つけることが出来ますが、ピンブローチに比較的多く刻印されている傾向があるのは、模倣品との明確な区別を促すためだったのではないかと推測されます。

また、UITAではそれぞれのトレーダー(ショップ)ごとにナンバーを割り振っており、『UITA』の末尾にそれぞれのナンバーが刻印されています。それらの内、いくつかのナンバーはそのトレーダーが判明していますが、いまだ不明となっているナンバーも多く存在しています。
『1』 = 【Gallup Mercantile】 ギャラップ マーカンタイル
『2』 = 【C. G. Wallace INDIAN TRADER】C.G.ウォレスインディアントレーダー
『12』 = 【Packards Indian Trading】パッカーズインディアントレーディング
『21』 = 【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS/Ganscraft】サウスウエスト アーツアンドクラフト
等々・・・


【Borrego Pass Trading Post】ボレゴ・パストレーディングポストは、こちらの作品に刻印されたホールマーク【UITA6】の末尾の数字『6』から特定することができます。
Borrego Pass Trading Postは、1927年に歴史的に非常に重要な遺跡が置く残る土地、ニューメキシコ州チャコキャニオンで設立されました。1940年からは、【Donald & Fermn Smouse】の夫妻によって運営され、現在もニューメキシコ州クラウンポイントに近い場所で運営されている数少ないトレーディングポストとなっています。

『UITA6』の刻印されたBorrego Pass Trading Postで販売された作品群は、ピンブローチやカトラリー、ブレスレットやイヤリングまでいくつか発見されていますが、その数は決して多くありません。また、それらの作品に目立った共通点は見られませんが、どれもトラディショナルで手の込んだ作品となっています。さらに、ナバホの巨匠 【Fred Thompson】フレッド・トンプソン(1921or1922-2002)のパーソナルなホールマークと共にUITA6が刻印されたピースも見つかっており、中にはプエブロの作風を持ったピースもあるようです。
作者個人を特定することは出来ませんが、UITAの刻印が入ると云うことは、その製法や材料等について厳しい条件をクリアしていることを表しています。


本作もクラシックでシンプルなデザイン/造形のリングですが、伝統的でプリミティブな技術によって形作られたベースに、ナチュラル無添加のターコイズがマウントされたハンドメイド独特の温もりを感じさせる作品となっています。

また、ボリューム感があり際立つアクセントとして存在感のあるリングですが、リングとしてのサイズも非常に大きいのでご注意ください。

UITAのホールマークを持つ希少価値も高い作品であり、トレジャーハントプライスなピースです。

◆着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


コンディションは、シルバーのクスミやベゼル(覆輪)部分にはハンドメイド特有の制作上のムラと思われる部分が見られますが、石の動きや目立ったダメージはなく、着用に不安のないコンディションとなっています。
Size

日本規格 約 31~31.5号  円周 約 71.4㎜    us 13.5
正面幅 約 22.3㎜

Material

Silver, Turquoise