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JPO014343

【David Taliman】Vtg Bow Shape Silver Pin w/Blue Gem TQ c.1950

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64,800 円(税込)
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【NAVAJO】ナバホの偉大なシルバースミス【David Taliman】デビッド・タリマン(1901or1902-1967)の作品。伝統的モチーフの一つであるリボンのシェイプを持つコンチョをベースに、美しいハイグレードブルージェムターコイズがマウントされたアンティーク/ビンテージのピンブローチです。

1940年代末頃~1950年代頃に作られた作品と思われ、1900年代以前に制作されたコンチョベルト等でも見られる非常に歴史あるリボンシェイプを受け継ぎながら、非常に洗練されたシルバーワークによってハイエンドな作品に仕上げられています。
おそらくインゴットから成形された硬く滑らかな質感のシルバーをベース/地金に、ハンマーワークによって全体に極僅かなアール(曲面)が施されており、少し立体的な造形になっています。また、ターコイズ左右には放射状に6ヶ所のバンプが施されており、こちらは『リポウズ/バンプアウト』と呼ばれる鋼で作られた凹と凸の金型に挟み込むことでシルバーを叩き出し凹凸(バンプ)を作るシルバーワークによって成形されています。さらに、作者の高い技術力を裏付けるクオリティを持ったスタンプ(鏨)により、全体にさり気なくも力強い文様が刻み込まれています。

センターにはワイルドで特別な色彩を持った【High Grade Blue Gem Turquoise】ハイグレードブルージェムターコイズがセットされ、ナバホの伝統的造形で構成されながらも、どこかモダンでエレガントな印象を漂わせる作品です。
素晴らしい透明感と澄んだ深みのある石であり、ブルージェムはもともと硬度の高いターコイズですが、こちらはそんなブルージェムの中でもハイグレードにグレーディングされる硬度と色、複雑な景色を持つ石です。深遠な青のグラデーションは古い作品でありながら現在も宝石としての煌きを失っていません。


【David Taliman】デビッド・タリマンは、1901年又は1902年にアリゾナ州ガナードに生まれ、ナバホ族の作家ですが夫人が【Santa Clara Pueblo】の女性だったことや、アメリカ中西部各地の色々なロケーションにある多くのトレーディングポストに所属していた形跡があるため、【Cochiti Pueblo】コチティ族や【ZUNI】ズニ族の出身と言われることがあります。 1900年代の初頭に生まれており、同世代の作家は【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)や【Ike Wilson】アイク・ウィルソン(1904-1942)で、【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)や【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)よりも一世代上の作家になります。
その経歴ははっきりしていない部分もありますが、カリフォルニア州で【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)と共にシルバースミスとして仕事をし、ニューメキシコ州サンタフェにあった【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】、同州アルバカーキの【Maisel's】、ロス・アラモス【Wooden Indian Trading Post】、さらにコロラド州の【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】にも作品を供給していたようです。 また、老舗【Gallup Mercantile Company】を運営したIlfeldファミリーの【Bill Ilfeld】がデザインしたジュエリーの制作を担当していた記録も残っています。シルバースミスとしての活動期間は、1920年代~60年代と言われ1967年にサンタフェで亡くなられています。

また航空会社に所属し、シルバーワークのデモンストレーションを全米の各都市で行っていたともされており、その作品はナバホの伝統的なスタイルをベースにしていたようですが、各地の工房でキャリアを積み、他部族のアーティストから受けた影響も感じられる独創性豊かな作品も多いことが特徴です。 書籍『HALLMARKS of NAVITVE SOUTHWEST JEWELRY』では、【Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)との共作と思われるボロタイ等も紹介されており、その多岐にわたる活動の一端を見ることが出来ます。


本作もデビッド・タリマンらしいナバホの伝統を踏襲しながら端正なシルバーワークやハイグレードなターコイズによって上質感や独自性が与えられた作品です。

程よいサイズ感やクラシックでオーセンティックなシェイプなどは使いやすく多くのアイテムに馴染みの良い造形のピンブローチです。アウターのアクセントとしてだけでなく、蝶ネクタイとして着用頂いても面白いと思われ、ハットやバッグ等のワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。

ビンテージインディアンジュエリー独特の味わい深い印象と、デビッド・タリマンと言う偉大な作家による質の高いシルバーワークと造形美を持つ作品であり、史料価値も高いアンティークピースです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも大変良好で、ビンテージの作品ですが使用感が少なく、シルバーに多少のクスミが見られる程度です。 ターコイズも天然石が持つ元々の凹凸等が見られますが、擦れやキズのないハイグロスのコンディションを保っています。
【NAVAJO】ナバホの偉大なシルバースミス【David Taliman】デビッド・タリマン(1901or1902-1967)の作品。伝統的モチーフの一つであるリボンのシェイプを持つコンチョをベースに、美しいハイグレードブルージェムターコイズがマウントされたアンティーク/ビンテージのピンブローチです。

1940年代末頃~1950年代頃に作られた作品と思われ、1900年代以前に制作されたコンチョベルト等でも見られる非常に歴史あるリボンシェイプを受け継ぎながら、非常に洗練されたシルバーワークによってハイエンドな作品に仕上げられています。
おそらくインゴットから成形された硬く滑らかな質感のシルバーをベース/地金に、ハンマーワークによって全体に極僅かなアール(曲面)が施されており、少し立体的な造形になっています。また、ターコイズ左右には放射状に6ヶ所のバンプが施されており、こちらは『リポウズ/バンプアウト』と呼ばれる鋼で作られた凹と凸の金型に挟み込むことでシルバーを叩き出し凹凸(バンプ)を作るシルバーワークによって成形されています。さらに、作者の高い技術力を裏付けるクオリティを持ったスタンプ(鏨)により、全体にさり気なくも力強い文様が刻み込まれています。

センターにはワイルドで特別な色彩を持った【High Grade Blue Gem Turquoise】ハイグレードブルージェムターコイズがセットされ、ナバホの伝統的造形で構成されながらも、どこかモダンでエレガントな印象を漂わせる作品です。
素晴らしい透明感と澄んだ深みのある石であり、ブルージェムはもともと硬度の高いターコイズですが、こちらはそんなブルージェムの中でもハイグレードにグレーディングされる硬度と色、複雑な景色を持つ石です。深遠な青のグラデーションは古い作品でありながら現在も宝石としての煌きを失っていません。


【David Taliman】デビッド・タリマンは、1901年又は1902年にアリゾナ州ガナードに生まれ、ナバホ族の作家ですが夫人が【Santa Clara Pueblo】の女性だったことや、アメリカ中西部各地の色々なロケーションにある多くのトレーディングポストに所属していた形跡があるため、【Cochiti Pueblo】コチティ族や【ZUNI】ズニ族の出身と言われることがあります。 1900年代の初頭に生まれており、同世代の作家は【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース(1904-1982)や【Ike Wilson】アイク・ウィルソン(1904-1942)で、【Kenneth Begay】ケネス・ビゲイ(1913?-1977)や【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ(1915-1991)、【Louis Lomay】ルイス・ロメイ(1914-1996)よりも一世代上の作家になります。
その経歴ははっきりしていない部分もありますが、カリフォルニア州で【Fred Peshlakai】 フレッド・ぺシュラカイ(1896-1974)と共にシルバースミスとして仕事をし、ニューメキシコ州サンタフェにあった【Julius Gan's Southwestern Arts and Crafts】、同州アルバカーキの【Maisel's】、ロス・アラモス【Wooden Indian Trading Post】、さらにコロラド州の【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】にも作品を供給していたようです。 また、老舗【Gallup Mercantile Company】を運営したIlfeldファミリーの【Bill Ilfeld】がデザインしたジュエリーの制作を担当していた記録も残っています。シルバースミスとしての活動期間は、1920年代~60年代と言われ1967年にサンタフェで亡くなられています。

また航空会社に所属し、シルバーワークのデモンストレーションを全米の各都市で行っていたともされており、その作品はナバホの伝統的なスタイルをベースにしていたようですが、各地の工房でキャリアを積み、他部族のアーティストから受けた影響も感じられる独創性豊かな作品も多いことが特徴です。 書籍『HALLMARKS of NAVITVE SOUTHWEST JEWELRY』では、【Mark Chee】マーク・チー(1914-1981)との共作と思われるボロタイ等も紹介されており、その多岐にわたる活動の一端を見ることが出来ます。


本作もデビッド・タリマンらしいナバホの伝統を踏襲しながら端正なシルバーワークやハイグレードなターコイズによって上質感や独自性が与えられた作品です。

程よいサイズ感やクラシックでオーセンティックなシェイプなどは使いやすく多くのアイテムに馴染みの良い造形のピンブローチです。アウターのアクセントとしてだけでなく、蝶ネクタイとして着用頂いても面白いと思われ、ハットやバッグ等のワンポイント等にも使い勝手の良いピースです。

ビンテージインディアンジュエリー独特の味わい深い印象と、デビッド・タリマンと言う偉大な作家による質の高いシルバーワークと造形美を持つ作品であり、史料価値も高いアンティークピースです。

◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆


コンディションも大変良好で、ビンテージの作品ですが使用感が少なく、シルバーに多少のクスミが見られる程度です。 ターコイズも天然石が持つ元々の凹凸等が見られますが、擦れやキズのないハイグロスのコンディションを保っています。
Size

縦 約2.8㎝   横 約5.6㎝ 

  ターコイズ 縦 約14.5㎜  横 約7.1㎜

Material

Silver, High Grade Blue Gem Turquoise