【ZUNI】ズ二のビンテージジュエリーで、ダイヤモンド/ランバスシェイプにカットされたソリッドなオニキスの羅列されたチャームが連結されることで構成されたアンティーク/ビンテージネックレスです。
1960年代後半以降の作品と思われ、裏側にはスターリングシルバー製であることを示す『STERLING』の刻印と共に『CM』のホールマーク(作者のサイン)が刻まれていますが、残念ながら作者は不明となっています。
それぞれのチャームは、ツイステッドワイヤーと長方形の断面を持つ細いシルバーワイヤーの2本をベースにして、立体的な高さのあるダイヤモンドシェイプにカットされたオニキスが羅列されています。センターのチャームのみ中心部分がV字に造形されており、細部まで丁寧で手の込んだシルバーワークによって形作られた作品です。ソリッドなオニキスと構築的な印象を作るデザイン/造形は、シックで洗練された表情を生み出していますが、ハンドメイド特有の味わい深い質感も感じられるネックレスに仕上がっています。
このようなチャームパーツを連結して構成したネックレスは、ズニジュエリーの伝統的な造形スタイルの一つとなっており、多くの美しい作品が残されていますが、それぞれに個性を持った作品群であり、同じものが見つかることはほとんどありません。また本作は、それらの中でも比較的珍しいオニキスとシルバーで構成された作品となっています。
伝統的な技術によって制作されたアンティーク作品であり、インディアンジュエリー独特のエスニシティな質感を持っていますが、ダイヤモンドシェイプにカットされたオニキスと緻密なシルバーワークは、シックで落ち着いた雰囲気を醸し出しているようです。また、控えめなカラーリングとボリューム感によって多くのスタイルにフィットしやすく、ナチュラルな装いにも少しフォーマルなスタイルにも良く馴染むネックレスとなっています。
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コンディションも良好です。シルバーは全体に黒くなっています(硫化)ので、磨いてシルバーの色味を取り戻すのも選択肢の一つかと思います。その他は、ハンドメイド特有の制作上のムラが見られる程度でダメージなどは無く、良好な状態を保っています。