【NAVAJO】ナバホか【PUEBLO】プエブロの職人による作品で、【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーと呼ばれる20世紀前半頃に観光客向けに生産されたスーベニアアイテムの一つ。ナローなトライアングル(竜骨型)ワイヤーをベースに力強いスタンプワークが施され、シンプルで洗練された印象のアンティーク/ビンテージバングルです。
※こちらは、画像にある
『JBF004111』と共に発見されたアンティークピースで、同一のスタンプ(鏨)が使用されています。※販売は2作品セットではなく、それぞれ単体での販売になっておりますのでご注意ください。
1930年代~1940年代頃に作られた作品と思われ、フレッド・ハービースタイルとも呼ばれるツーリストジュエリーながら、全ての工程がハンドメイドで制作されています。トラディショナルな造形の一つであるトライアングルワイヤーをバンド/地金にした作品で、センターとターミナル(両端)付近にのみ細かな文様を刻むスタンプワークが施されています。細い幅の作品ですが、文様を刻むスタンプ(鏨)は、アンティーク作品独特なクオリティーを持ち、古い作品特有の迫力とプリミティブな雰囲気を宿しています。また、シルバーの肌も長い経年により少し暗い色に変色し、ビンテージらしい風格を感じることが出来る作品となっています。
ビンテージインディアンジュエリーらしい素朴さとエッジーで洗練された印象を併せ持ち、普遍的な造形美と高い完成度を感じさせるアンティークバングル。こちらのような細いボリューム感のトライアングルワイヤーバングルは、他のバングルとの2連、3連等、重ね付けにも向いたピースですが、単体でも十分な存在感を発揮します。
さらに、ミニマルなデザイン/造形やターコイズの付かないシンプルな表情はとても馴染みやすく、スタイリングや性別を問わずフィットする印象を持った作品です。その為、とても使いやすく長くご愛用いただける作品と思われます。
トライアングルワイヤーをベースとした作品はナバホの定番として現代でも制作されていますが、こちらのような年代に原始的な技術によって生み出されたピースは現存数が少なく、とてもコレクタブルな作品の一つとなっています。
◆着用サンプル画像(8枚)はこちら◆
コンディションも良好です。シルバーのクスミやハンドメイド特有の制作上のムラが見られますが、ダメージやリペア跡はなく良い状態を保っています。