ITEM CODE:
JBO003464

Antique Navajo 卍 Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet c.1925~

Antique Navajo 卍 Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet c.1925~
NORMAL PRICE: 38,500
30,800 円(税込)
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Antique Navajo 卍 Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1925~
  • Antique Navajo 卍 Stamped Ingot Silver Cuff Bracelet  c.1925~
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【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金に【逆卍】Whirling Log等の力強く細かなスタンプワークが施されたピースで、全てハンドメイドで制作されたアンティーク/ビンテージバングルです。

【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つと思われますが、そんなスーベニアアイテムの中でも初期のピースと思われ、全ての工程がハンドメイドで仕上げられています。制作工程に機械化や分業化が導入され、量産されたピースではなく、全ての工程を一人の職人が担当して制作された作品と思われます。

1920年代~1930年代製と思われる作品で、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金の全体にアンティーク作品らしい味わい深いスタンプワークが施されています。また、センターにはダイヤ型のデザインが刻まれており、その部分には、ハンマーワークによって叩き出す技術によって僅かな曲面がつけられており、さり気なくも奥行きを生み出す立体感が作られています。このようなディテールは、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込んで、そこにシルバーを叩き添わせることによって曲面を作っています。 ツーリストジュエリーらしい薄い地金をベースにした逆卍やアロー等のモチーフは少しキャッチーな印象も感じさせる作品ですが、プリミティブな印象のスタンプ(鏨)や、武骨で粗暴なシルバーワークによってハンドメイド特有の表情や量産されたツーリストジュエリーにはない威厳のある質感を作り出しているようです。

またこちらのようなアイテムは、1920年にコロラド州ガーデンオブザゴッズで始めた観光客向けのインディアンアートショップ【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストや、1915年に、もとは法律家だった【Julius Gans】ユリウス・ガンズによってニューメキシコ州サンタフェで創業し、その後当地でも最大級の店に成長した【Ganscraft】=【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社、その他の古くからの伝統を重視する各地のトレーディングポスト等で制作されていましたが、こちらにはショップマークやホールマークは入らず詳細は不明となっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


シルバーのみで構成され、渋いシルバーの質感は派手さは持っていませんが独特の味わいと深淵な奥行きを感じさせ、シルバーワークには粗暴な部分も見られますが、それもまたアンティークジュエリー独特の魅力を高めているようです。
また、そのような素朴なデザイン/造形とビンテージピースらしい落ち着いた質感は、ビンテージスタイルと素晴らしい相性ですが、その他の多くのスタイリングにもナチュラルに馴染みやすく、長年にわたってご愛用いただけると思います。

ツーリストジュエリー特有のキャッチーな印象と共にアンティーク独特の表情を持ち、ハンドクラフト/工芸品としてナバホジュエリーの歴史やシルバースミスの美意識・技術を宿した作品です。

◆着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーにクスミが見られる程度でほとんど使用感を感じないコンディションです。ハンドメイド特有の制作時のムラ、多少の歪みなどが見られますが、ダメージ等はありません。
【卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリー、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金に【逆卍】Whirling Log等の力強く細かなスタンプワークが施されたピースで、全てハンドメイドで制作されたアンティーク/ビンテージバングルです。

【Tourist Jewelry】ツーリストジュエリーや【Fred Harvey Style】フレッド・ハービースタイルと呼ばれる、20世紀前半のサウスウエスト観光産業の隆盛に合わせて作られた作品の一つと思われますが、そんなスーベニアアイテムの中でも初期のピースと思われ、全ての工程がハンドメイドで仕上げられています。制作工程に機械化や分業化が導入され、量産されたピースではなく、全ての工程を一人の職人が担当して制作された作品と思われます。

1920年代~1930年代製と思われる作品で、インゴットシルバー(銀塊)から成形されたバンド/地金の全体にアンティーク作品らしい味わい深いスタンプワークが施されています。また、センターにはダイヤ型のデザインが刻まれており、その部分には、ハンマーワークによって叩き出す技術によって僅かな曲面がつけられており、さり気なくも奥行きを生み出す立体感が作られています。このようなディテールは、硬い木の土台や鉛の塊にアール(曲面)の溝を彫り込んで、そこにシルバーを叩き添わせることによって曲面を作っています。 ツーリストジュエリーらしい薄い地金をベースにした逆卍やアロー等のモチーフは少しキャッチーな印象も感じさせる作品ですが、プリミティブな印象のスタンプ(鏨)や、武骨で粗暴なシルバーワークによってハンドメイド特有の表情や量産されたツーリストジュエリーにはない威厳のある質感を作り出しているようです。

またこちらのようなアイテムは、1920年にコロラド州ガーデンオブザゴッズで始めた観光客向けのインディアンアートショップ【GARDEN OF THE GODS TRADING POST】ガーデンオブザゴッズトレーディングポストや、1915年に、もとは法律家だった【Julius Gans】ユリウス・ガンズによってニューメキシコ州サンタフェで創業し、その後当地でも最大級の店に成長した【Ganscraft】=【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社、その他の古くからの伝統を重視する各地のトレーディングポスト等で制作されていましたが、こちらにはショップマークやホールマークは入らず詳細は不明となっています。


【Ingot Silver】インゴットシルバー(銀塊)からの成形は、アンティークインディアンジュエリーにおいて非常に重要なファクターですが、銀含有率/品位などの素材とは関係なく、ジュエリーの製法技術を表します。
現在制作されている作品の多くは、材料として市販されているシルバープレート(銀板/ゲージ)を加工することでジュエリーとして成形されていますが、インゴットから成形する製法では一度溶かしたシルバーを、鍛冶仕事に近い方法であるハンマーやローラーで圧力をかけて伸ばすことでジュエリーとして成形していきます。最終的にはどちらもプレートやワイヤーの形態になるため、大きな差は無いように思われますが、インゴットから成形されたシルバーの肌は、硬くなめらかで鈍い光を持っています。それにより生み出されるプリミティブで武骨な作品の表情は、やはりアンティークインディアンジュエリーの大きな魅力です。
また、1930年代にはシルバープレートが登場しますが、当時シルバープレートを用いて制作されたジュエリーは政府によりインディアンクラフトとして認定されず、グランドキャニオンなどの国立公園内で販売できなくなった記録も残っています。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。
こちらはそのような受難を乗り越えて現存しているものです。


シルバーのみで構成され、渋いシルバーの質感は派手さは持っていませんが独特の味わいと深淵な奥行きを感じさせ、シルバーワークには粗暴な部分も見られますが、それもまたアンティークジュエリー独特の魅力を高めているようです。
また、そのような素朴なデザイン/造形とビンテージピースらしい落ち着いた質感は、ビンテージスタイルと素晴らしい相性ですが、その他の多くのスタイリングにもナチュラルに馴染みやすく、長年にわたってご愛用いただけると思います。

ツーリストジュエリー特有のキャッチーな印象と共にアンティーク独特の表情を持ち、ハンドクラフト/工芸品としてナバホジュエリーの歴史やシルバースミスの美意識・技術を宿した作品です。

◆着用サンプル画像(6枚)はこちら◆


コンディションも良好です。シルバーにクスミが見られる程度でほとんど使用感を感じないコンディションです。ハンドメイド特有の制作時のムラ、多少の歪みなどが見られますが、ダメージ等はありません。
【卍】の入るピースは戦後もほとんど着用されずに保管されていることが多く、現存数は少ないですが、コンディションの良い個体が多いことも特徴の一つです。
Size

メンズサイズ ML - XL 程度。

内径最大幅 約60.4㎜    正面幅(高さ) 約12.9㎜
内周 約140㎜    開口部 約29㎜
Inside Measurement 5 1/2inch   opening 1 1/8inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。Mサイズ以上、XLサイズ以下の男性であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Ingot Silver
        約12.0g