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RFC003754

Antique Chimayo Hand Woven Blanket Black c.1940~ 133/216

Antique Chimayo Hand Woven Blanket Black c.1940~ 133/216
74,000 円(税込)
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Antique Chimayo Hand Woven Blanket Black  c.1940~ 133/216
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ニューメキシコ州チマヨの伝統的な織物である【Chimayo Blanket】チマヨブランケットで、1940年代~1950年代製と思われるブラックベースの一枚。大きいサイズで、グラフィカルなカラーリングの美しいアンティーク/ビンテージブランケットです。

比較的珍しいブラックをベースにしたピースで、フリンジ部分で確認可能な経糸には『グレーワープ』と呼ばれるグレーの糸が使用されており、白い糸が使用されている現代では見られないビンテージ独特のディテールとなっています。センターには大胆なダイヤモンドパターンの柄が描かれ、全5色ながら発色の強いレッドと渋いブルーによってワイドバンド部分を含めてとても強く、ビンテージらしい印象を持った作品です。


【Chimayo Blanket】チマヨブランケットは、ニューメキシコ州チマヨで現在も織られている伝統的な毛織物の一つです。コロラド州からニューメキシコ州を縦断し、メキシコ湾にそそぐ河川『Rio Grande River』の流域で発展した織物群『リオグランデ織』の一つであり、古くから大きく変わらない伝統を守って現在でも織り続けられています。
ナバホの伝統的な織物である【Navajo Rug】ナバホラグとも相互に影響を与え合っていますが、その発祥や歴史・背景は異なっています。また、ナバホラグもブランケットを起源としていますが、交易品としては『ラグ/敷物』です。それに対し、チマヨブランケットは『ブランケット/毛布』として生まれブランケットとして流通しました。現在ではどちらも多用途な織物と認知されていますが、元々の用途も異なっています。

その発祥は古く、17世紀ごろに入植したスペイン系の開拓者たちによって受け継がれた織物を起源としており、スペイン人入植者の持ち込んだ【Jerga】や、サンタフェと中心とした地域で古くから織られていた【Rio Grande】、ニューメキシコ州北部発祥で、8ポイントスターのパターンが特徴的な【Valero】、メキシコの都市サルティーヨで織られていたサラーペを起源に持つ【Saltillo】、そしてインディアンの織るブランケットやラグ等に影響を受けながら、上記の織物の特徴を複数持ち合わせた独自のスタイルとしてチマヨ織りが誕生し、ニューメキシコ州チマヨとその周辺の小さな村々で育まれました。
『チマヨ織り』としては、19世紀の後半頃がその創成期と思われ、1885年にチマヨから近い町であるエスパニョーラに鉄道が敷かれたことによって、インディアン工芸品や生活スタイルと共に全米に広く知られることになり、交易品としても制作されるようになります。また、鉄道の整備によって1910年代~1950年代には、サウスウエスト観光産業が隆盛し、多くの観光客や巡礼者も訪れるようになります。それに伴い、スーベニアアイテムとしても人気を博し、チマヨ織りはヒスパニック系の伝統的織物ですが、インディアンクラフトと結びついてジャケットやパースなどの二次的に製品化されたアイテムも開発されるようになりました。日本ではそれらの中でもベストが多く輸入され、ファッションアイテムとして定着しています。チマヨ織りは、前述のリオグランデ織物群の中では新しく生まれたスタイルですが、これらの二次的な製品化に成功したことで現代まで存続し、現在ではアート作品としても広く認知されるようになりました。
創成期には、チュロという品種の羊毛を原料として、ハンドスパン(手紡ぎ)・ナチュラルダイド(天然染料による染色)された糸が使用されていましたが、19世紀後半にはコマーシャルヤーンと呼ばれる既製の糸が普及し始め、20世紀に入るとランブイエ・メリノ種のウールを原料とし、化学染料によって染色された糸が使用されることになります。それでも織機そのものは小さな改良がなされただけで、大きな変化のないまま現代に至っているようです。

また、現在でもチマヨ村には【Ortega】をはじめ、【Trujillio's】や【Centinela】など数件の工房が小規模に運営されており、そのほとんどがスペインから入植した【Gabriel Ortega】ガブリエル・オルテガを祖とした子孫とされていますが、工房毎に原料・素材にこだわっており、似たスタイルながらそれぞれに違った味わいの織物を生み出しています。


こちらのブランケットもツーリスト/観光客向けに多くの作品が織られていた時期のブランケットであり、とても発色が良く化学染料によって染色された糸で織られていますが未脱脂のウールが使用され、アンティーク独特の風合いと迫力を持ったフルサイズのブランケット。作られた工房は不明ですが、もちろんHAND WOVEN(手織)によって大変な時間をかけて作られた作品です。

こちらのように大きなサイズのブランケットは、ソファーやベッドカバー、インテリアのラグマットやタペストリー等、色々な用途でお使いいただける作品です。

また、現在織られているチマヨブランケットでも同じ柄/パターンを見つけることは非常に困難ですが、こちらのようなアンティーク作品では、一枚毎それぞれの個性が強く、職人のセンスや独自性を持っているために似た柄/パターンを見つけることも難しくなります。


コンディションは、アンティーク作品のため小さな傷や部分的に薄い汚れが見られますが使用感の少ない一枚です。
画像のようにエッジの一か所にダメージがあり、小さな穴(0.5~1.0㎝)が一か所に見られます。その他、目立ったダメージなくビンテージブランケットとしては比較的良いコンディションの一枚です。
ニューメキシコ州チマヨの伝統的な織物である【Chimayo Blanket】チマヨブランケットで、1940年代~1950年代製と思われるブラックベースの一枚。大きいサイズで、グラフィカルなカラーリングの美しいアンティーク/ビンテージブランケットです。

比較的珍しいブラックをベースにしたピースで、フリンジ部分で確認可能な経糸には『グレーワープ』と呼ばれるグレーの糸が使用されており、白い糸が使用されている現代では見られないビンテージ独特のディテールとなっています。センターには大胆なダイヤモンドパターンの柄が描かれ、全5色ながら発色の強いレッドと渋いブルーによってワイドバンド部分を含めてとても強く、ビンテージらしい印象を持った作品です。


【Chimayo Blanket】チマヨブランケットは、ニューメキシコ州チマヨで現在も織られている伝統的な毛織物の一つです。コロラド州からニューメキシコ州を縦断し、メキシコ湾にそそぐ河川『Rio Grande River』の流域で発展した織物群『リオグランデ織』の一つであり、古くから大きく変わらない伝統を守って現在でも織り続けられています。
ナバホの伝統的な織物である【Navajo Rug】ナバホラグとも相互に影響を与え合っていますが、その発祥や歴史・背景は異なっています。また、ナバホラグもブランケットを起源としていますが、交易品としては『ラグ/敷物』です。それに対し、チマヨブランケットは『ブランケット/毛布』として生まれブランケットとして流通しました。現在ではどちらも多用途な織物と認知されていますが、元々の用途も異なっています。

その発祥は古く、17世紀ごろに入植したスペイン系の開拓者たちによって受け継がれた織物を起源としており、スペイン人入植者の持ち込んだ【Jerga】や、サンタフェと中心とした地域で古くから織られていた【Rio Grande】、ニューメキシコ州北部発祥で、8ポイントスターのパターンが特徴的な【Valero】、メキシコの都市サルティーヨで織られていたサラーペを起源に持つ【Saltillo】、そしてインディアンの織るブランケットやラグ等に影響を受けながら、上記の織物の特徴を複数持ち合わせた独自のスタイルとしてチマヨ織りが誕生し、ニューメキシコ州チマヨとその周辺の小さな村々で育まれました。
『チマヨ織り』としては、19世紀の後半頃がその創成期と思われ、1885年にチマヨから近い町であるエスパニョーラに鉄道が敷かれたことによって、インディアン工芸品や生活スタイルと共に全米に広く知られることになり、交易品としても制作されるようになります。また、鉄道の整備によって1910年代~1950年代には、サウスウエスト観光産業が隆盛し、多くの観光客や巡礼者も訪れるようになります。それに伴い、スーベニアアイテムとしても人気を博し、チマヨ織りはヒスパニック系の伝統的織物ですが、インディアンクラフトと結びついてジャケットやパースなどの二次的に製品化されたアイテムも開発されるようになりました。日本ではそれらの中でもベストが多く輸入され、ファッションアイテムとして定着しています。チマヨ織りは、前述のリオグランデ織物群の中では新しく生まれたスタイルですが、これらの二次的な製品化に成功したことで現代まで存続し、現在ではアート作品としても広く認知されるようになりました。
創成期には、チュロという品種の羊毛を原料として、ハンドスパン(手紡ぎ)・ナチュラルダイド(天然染料による染色)された糸が使用されていましたが、19世紀後半にはコマーシャルヤーンと呼ばれる既製の糸が普及し始め、20世紀に入るとランブイエ・メリノ種のウールを原料とし、化学染料によって染色された糸が使用されることになります。それでも織機そのものは小さな改良がなされただけで、大きな変化のないまま現代に至っているようです。

また、現在でもチマヨ村には【Ortega】をはじめ、【Trujillio's】や【Centinela】など数件の工房が小規模に運営されており、そのほとんどがスペインから入植した【Gabriel Ortega】ガブリエル・オルテガを祖とした子孫とされていますが、工房毎に原料・素材にこだわっており、似たスタイルながらそれぞれに違った味わいの織物を生み出しています。


こちらのブランケットもツーリスト/観光客向けに多くの作品が織られていた時期のブランケットであり、とても発色が良く化学染料によって染色された糸で織られていますが未脱脂のウールが使用され、アンティーク独特の風合いと迫力を持ったフルサイズのブランケット。作られた工房は不明ですが、もちろんHAND WOVEN(手織)によって大変な時間をかけて作られた作品です。

こちらのように大きなサイズのブランケットは、ソファーやベッドカバー、インテリアのラグマットやタペストリー等、色々な用途でお使いいただける作品です。

また、現在織られているチマヨブランケットでも同じ柄/パターンを見つけることは非常に困難ですが、こちらのようなアンティーク作品では、一枚毎それぞれの個性が強く、職人のセンスや独自性を持っているために似た柄/パターンを見つけることも難しくなります。


コンディションは、アンティーク作品のため小さな傷や部分的に薄い汚れが見られますが使用感の少ない一枚です。
画像のようにエッジの一か所にダメージがあり、小さな穴(0.5~1.0㎝)が一か所に見られます。その他、目立ったダメージなくビンテージブランケットとしては比較的良いコンディションの一枚です。
Size

縦 約133㎝    横幅 約216㎝ (+フリンジ一辺 約10㎝)

Material

Wool