ナバホ織物サンプラー、【Dye Chart】 ダイチャート 染色標本です。ビンテージのもので、飾りやすいサイズの木製フレームに額装されています。
ナバホ族の織物の歴史は1600年代~の長い歴史があり、つい最近まで外にある原始的な折り機で織られていました。
今でも、縦型の折り機ですべて手作業、多少の分業化はされているようですが、ほとんどの工程を一人で行っているようです。
相当な時間と手間をかけて作られる織物で、アメリカにおいては財産、アートとしても大変人気があります。
これらの織物は大変素朴でありながら染めのムラや独自のカラーが評価されていました。
染料は植物などから独自で作り、一点一点手織りで織られております。
こちらのフレームはそんなナバホラグの染め標本になります。
そのような織物につかわれたナバホの染色技術は大変原始的ですが、数百年にわたって受け継がれ、現在でも全て草木染(木の実や皮、葉っぱなどを用いる染色)でそれらに必要な植物を標本として紹介しているのがこちらのフレームです。
中におさめられている植物などはすべて実物です。
コンディションは少し日焼けなどが見られますが、目立ったダメージはなく良好です。