ITEM CODE:
JBF001811

Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~

Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
36,900 円(税込)
36,900 円(税込)
Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
  • Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
  • Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
  • Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
  • Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
  • Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
  • Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
  • Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
  • Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
  • Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
  • Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
  • Antique 卍 & Thunderbird Stamped Silver Cuff Bracelet c.1925~
【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロの職人が多く所属した、【Ganscraft】/【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】製と思われる作品。【卍】Whirling Logの入る特徴あるワイルドなサンダーバードのスタンプ等、独自性の強いスタンプワークが特徴的で、おそらくインゴット(銀塊)から成形され全てハンドメイドによって製作されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1920年代後半~30年代頃に作られたと思われ、センターには立体的なシェルコンチョのリポウズ、その両サイドには卍の入るサンダーバードのスタンプが施されています。さらにターミナルにかけては、全体にナバホらしいアローモチーフなどの力強く武骨なスタンプワークが配された作品。 ツーリストジュエリーらしい薄い地金をベースに少しキャッチーな印象を持った作品ですが、【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】の個体ですので、インゴットから成形されていると思われ、量産化されたフレッド・ハービースタイルのピースとは違い完全ハンドメイドのピースです。

こちらに見られる特徴的なサンダーバードのスタンプは、『コマーシャルスタンプ』と呼ばれるツーリストジュエリーを生産していた工房がある程度量産したスタンプ(鏨)で、同じデザインで異なったサイズのスタンプが作られていたようです。また、当時から多くの工房やメーカーでコマーシャルスタンプが作られていましたが、こちらの独特なサンダーバードのスタンプに関しては、当店ではJulius Gans Southwestern Arts and Crafts社によって作られていたスタンプ(鏨)ではないかと推測しています。


【Ganscraft】=【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきました。有力なトレーディングポストの一つであり、当時とても評判の良いインディアンクラフトショップだったようです。
1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。
シルバーシート/シルバーゲージを初めて採用したのもSWACであり、それはジュエリーの生産性を高めましたが、そのためにアメリカ政府よりインディアンクラフトと認定されなくなり、国立公園内での販売が出来なくなりました。そこで、復権のために【Slug Silver】と言うそれまでのインゴットに比べると小さなシルバーの塊を採用しました。 また、工房において多くのシルバースミスがベンチに並んで作業するスタイルをとっていましたが、あくまでも分業はせずにそれぞれがすべての工程を担当し、仕上げることにこだわったようです。
また、パースと呼ばれるポーチを最初に制作した工房としても知られています。

現在、【Fred Harvey Style】は明確な定義がなく、Fred Harvey Companyもレストランやホテル等の観光施設経営でだけでなく、もともとはインディアンアートトレーダーとしての側面を持っていました。 そのため、こちらのSWACやSeligman's、GARDEN OF THE GODS TRADING POST等も旅行者に向けた「スーベニアビジネス」・「ツーリストジュエリー」と言う意味では量産化した工房のBELLやMaisel'sと同様です。
ただし、現代において多くのフレッド・ハービースタイルと呼ばれる作品の多くが、Arrow NoveltyやBELL、Maisel's、Silver Arrowの分業化や量産化を推し進めたメーカーのピースであることを踏まえると、こちらの様に全行程を一人の作家が担当し、ベンチメイドによりすべて手作業で仕上げられている作品はフレッド・ハービースタイルの作品群(マスプロ)とは一線を画しています。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。

【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


ツーリストジュエリー特有のキャッチーな印象と共にビンテージらしいシルバーの質感や、アイコニックで独特の毒気があるサンダーバードにより、チープな印象を作らず魅力的なピースに仕上がっています。
また、貴重なアンティークのオリジナルハンドメイド作品であり、キャッチーなモチーフながらその味わいや質感は、あくまでも大人向けのアイテムではないかと思います。

女性にも向いたサイズとデザインで、強さのある武骨で素朴な雰囲気は、長くご愛用いただけるバングルです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも良好。シルバーに多少のクスミが見られる程度で使用感なく、良い状態を保っています。センター付近の内側に小さな亀裂のようなものが見られますが、これはリペア跡や亀裂ではなく、制作上できたものと思われます。破損につながるようなことはありません。
【NAVAJO】ナバホ/【PUEBLO】プエブロの職人が多く所属した、【Ganscraft】/【SOUTHWEST ARTS&CRAFTS】製と思われる作品。【卍】Whirling Logの入る特徴あるワイルドなサンダーバードのスタンプ等、独自性の強いスタンプワークが特徴的で、おそらくインゴット(銀塊)から成形され全てハンドメイドによって製作されたアンティーク/ビンテージバングルです。

1920年代後半~30年代頃に作られたと思われ、センターには立体的なシェルコンチョのリポウズ、その両サイドには卍の入るサンダーバードのスタンプが施されています。さらにターミナルにかけては、全体にナバホらしいアローモチーフなどの力強く武骨なスタンプワークが配された作品。 ツーリストジュエリーらしい薄い地金をベースに少しキャッチーな印象を持った作品ですが、【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】の個体ですので、インゴットから成形されていると思われ、量産化されたフレッド・ハービースタイルのピースとは違い完全ハンドメイドのピースです。

こちらに見られる特徴的なサンダーバードのスタンプは、『コマーシャルスタンプ』と呼ばれるツーリストジュエリーを生産していた工房がある程度量産したスタンプ(鏨)で、同じデザインで異なったサイズのスタンプが作られていたようです。また、当時から多くの工房やメーカーでコマーシャルスタンプが作られていましたが、こちらの独特なサンダーバードのスタンプに関しては、当店ではJulius Gans Southwestern Arts and Crafts社によって作られていたスタンプ(鏨)ではないかと推測しています。


【Ganscraft】=【Julius Gans Southwestern Arts and Crafts】ガンズクラフト社(以下SWAC)は、もともとは法律家だった【JULIUS GANS 】ユリウス・ガンズによって1915年、サンタフェプラザに小さなインディアンアート/アンティークショップとして創業し、その後、サンタフェでも最大級の店に成長していきました。有力なトレーディングポストの一つであり、当時とても評判の良いインディアンクラフトショップだったようです。
1927年ごろからは独自にナバホ・プエブロのインディアンシルバースミスを雇い入れ、店頭にてその作業を見せるスタイルで運営されていました。 雇われていたアーティストは、非常に豪華で、その後有名作家として名を馳せる人物が多いのも特徴と言えます。 それは、【Ambrose Roanhorse】アンブローズ・ローアンホース、【David Taliman】デビッド・タリマン、【Mark Chee】マーク・チー、そして【Joe H. Quintana】ジョー・キンタナ等、非常に優秀で後世にも多大な影響を与えた作家たちが所属していました。
そのため、当時からSWACの作品は大変評価が高くトラディッショナルなスタイルを守りながらも独自性のある作品も多く作られました。 しかし、その歴史は平坦でなかったようです。
シルバーシート/シルバーゲージを初めて採用したのもSWACであり、それはジュエリーの生産性を高めましたが、そのためにアメリカ政府よりインディアンクラフトと認定されなくなり、国立公園内での販売が出来なくなりました。そこで、復権のために【Slug Silver】と言うそれまでのインゴットに比べると小さなシルバーの塊を採用しました。 また、工房において多くのシルバースミスがベンチに並んで作業するスタイルをとっていましたが、あくまでも分業はせずにそれぞれがすべての工程を担当し、仕上げることにこだわったようです。
また、パースと呼ばれるポーチを最初に制作した工房としても知られています。

現在、【Fred Harvey Style】は明確な定義がなく、Fred Harvey Companyもレストランやホテル等の観光施設経営でだけでなく、もともとはインディアンアートトレーダーとしての側面を持っていました。 そのため、こちらのSWACやSeligman's、GARDEN OF THE GODS TRADING POST等も旅行者に向けた「スーベニアビジネス」・「ツーリストジュエリー」と言う意味では量産化した工房のBELLやMaisel'sと同様です。
ただし、現代において多くのフレッド・ハービースタイルと呼ばれる作品の多くが、Arrow NoveltyやBELL、Maisel's、Silver Arrowの分業化や量産化を推し進めたメーカーのピースであることを踏まえると、こちらの様に全行程を一人の作家が担当し、ベンチメイドによりすべて手作業で仕上げられている作品はフレッド・ハービースタイルの作品群(マスプロ)とは一線を画しています。


卍 【スワスティカ】 Whirling Log 【ワーリングログ】について・・・
 4つの【L】 『LOVE・LIFE・LUCK・LIGHT』 からなる幸福のシンボル卍(Swastikaスワスティカ)はラッキーシンボルとして当時よく使われていたモチーフです。
しかしながら、1933年のナチスドイツ出現、1939年にWW2開戦によりアメリカにおいては敵国ドイツのハーケンクロイツと同一記号は不吉だとして使われなくなってしまいました。
当時の新聞記事にも残っていますが、インディアンたちにも卍が入った作品の廃棄が求められ、政府機関によって回収されたりしたようです。 その後、大戦中にも多くが廃棄されてしまった歴史があり、現存しているものは大変貴重となりました。

【Thunderbird】サンダーバード はインディアンジュエリーの伝統的なモチーフの一つで、伝説の怪鳥であり、雷や雲、ひいては雨とつながりが深く幸福を運んでくるラッキーシンボルでもあります。
ジュエリーでは、限界の無い幸福を表すシンボルであり、ネイティブアメリカンの守り神的存在です。


ツーリストジュエリー特有のキャッチーな印象と共にビンテージらしいシルバーの質感や、アイコニックで独特の毒気があるサンダーバードにより、チープな印象を作らず魅力的なピースに仕上がっています。
また、貴重なアンティークのオリジナルハンドメイド作品であり、キャッチーなモチーフながらその味わいや質感は、あくまでも大人向けのアイテムではないかと思います。

女性にも向いたサイズとデザインで、強さのある武骨で素朴な雰囲気は、長くご愛用いただけるバングルです。

着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
画像④
画像⑤
画像⑥


コンディションも良好。シルバーに多少のクスミが見られる程度で使用感なく、良い状態を保っています。センター付近の内側に小さな亀裂のようなものが見られますが、これはリペア跡や亀裂ではなく、制作上できたものと思われます。破損につながるようなことはありません。
Size

メンズサイズ S - ML 程度。
レディースサイズ M - XL 程度

内径最大幅 約57.0㎜    正面幅(高さ) 約9.9㎜
内周 約132㎜    開口部 約26㎜
Inside Measurement 5 3/16inch   opening 1 inch 

  ※バングルはサイズ調整可能です。XS以上、Lサイズ以下の男性、女性のSMサイズ以上の方であればほとんどの方にフィットすると思います。
ただし、サイズ調整の際は無理な力を加えますと破損の原因となることがありますのでご注意ください。

Material

Silver (probably Ingot Silver)