【NAVAJO】ナバホのアンティークジュエリーで、『カラーコーナー』や『カラーオーナメント』、『カラータブ』と呼ばれるシャツやジャケットの襟に飾るためのピンブローチです。※こちらは左右片方ずつのご紹介になります。
1920年代~50年代頃に作られた作品と思われますが、ピンのパーツは後から交換されているようです。交換される前は糸で縫い付けるタイプの丸カンだったと推測されます。
こちらのようなエリ用のピンやボタン、カラーオーナメントは非常に古くから作られている伝統的なアイテムの一つで、襟のシェイプに添うような三角形のタイプと、こちらのようなバー形状のタイプが存在しており、どちらも現代に残っている古い写真等で多くのインディアン達が身に付けている姿が確認できます。
カラーオーナメントとしては、とてもオーセンティックな造形のピースで、板状に叩きのばされたシルバーにアイシェイプのリポウズが羅列されています。さらに細かなスタンプワークが施され、片方のエッジはカッティングによりジグザグのシェイプに造形されています。古い作品独特の荒さもありますが、全てハンドメイドにより仕上げられた味わい深いピンブローチです。
また、こちらの様なピンブローチは多くのスタイルにフィットし、プリミティブな印象とインディアンジュエリー独特の力強いイメージを演出してくれます。
また、カラーやラペル以外にもハット、バッグ等、多くのアイテムと合わせることができ、良いアクセントになってくれると思います。
着用画像はこちら↓
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コンディションも良い個体で、制作時の僅かな歪みやシルバーのクスミが見られますが、ダメージ無く良好なコンディションです。