【ZUNI】ズ二族の作品で、チャンネルインレイと言うターコイズをシルバーのベースにピッタリとはめ込む技法で作られたリーフ(葉っぱ)と思われるモチーフのアンティーク/ビンテージネックレスです。
1950年代~70年代に作られたと思われる作品で、ズニ独特のインレイ技法を用いたジュエリーは1930年代以降、現在に至るまで伝統的に制作され、そのモチーフやスタイルは多くのバリエーションを持っていますが、こちらのようなリーフと思われるデザインのピースは非常に珍しい物です。
ハンドメイドならではの味わい深いシルバーワークにモレンシターコイズがインレイされています。 また、ベゼルにはツイステッドワイヤーではなく、細かなカットワークかスタンプワークで刻みが施され、下部にはシルバードロップが配されています。
付属のシルバーチェーンは新しいものですが、重厚な925シルバー製で、独自にアンティーク加工を施しており、ビンテージ作品によく馴染む表情になっております。長さも少し長い60㎝のチェーンですので、現代的な印象になっています。
また、 現在ではインレイ技法で作られた多くのジュエリーがキャストによる量産品(石をはめ込むだけ)となってしまいましたが、こちらはすべてがハンドメイドで成形されています。
日本ではほとんど紹介されていないアイテムながら、アメリカではコレクターが多く、個体が少ないのでとても希少なピースです。
セットされている【Morenci Turquoise】モレンシターコイズは、アリゾナ州の鉱山の一つで、古くから良質な石を多く産出した歴史ある鉱山の一つです。
こちらにセットされた石もモレンシの特徴的な色相やマトリックスを持つ石で、濃いブラウンウェブが入り、部分的にパイライトが見られます。独特の特徴的なマトリックスや色・景色を持っており、美しいターコイズです。
使いやすいサイズ感と、アーシーでこなれた印象があり、性別を問わず使いやすいピースです。
ビンテージインディアンジュエリーの素朴な雰囲気と、ズニの作品独特の繊細で少しキャッチーな雰囲気は多くのスタイルで良いアクセントになると思います。
着用画像はこちら↓
画像①
画像②
画像③
コンディションは少しシルバーに摩耗/クスミが見られますが、特にダメージはなく良好だと思われます。